WM(Warehouse Management)

WM(Warehouse Management、ウェアハウスマネジメント)とは倉庫管理のことで、倉庫スペースを効率的に活用することや、モノの流通をスムーズにするための管理を行う。

社会のニーズの複雑化、高度化、多様化は広がっていることや、近年のEC市場の急成長が、製造業や販売業における倉庫機能、もしくは、倉庫事業を行う企業の在り方に変革をもたらしている。

従来からの主要な機能である、荷役、在庫の保管や管理だけでなく、流通分野や、流通加工分野などに関連する業務もカバーする必要性が高まっており、品質管理、適切なロケーション、仕分け作業、情報処理、輸送計画などを行う必要が出てきている。しかしながら、倉庫という単体では、抱えるコストの大きさから困難と考えられるケースが多く、市場のニーズに柔軟に応えていくことが難しい。このことから、原材料提供者、製造業者、販売業者、倉庫業者、運送業者、それぞれの競合他社も共同体となり、一連のサプライチェーンとしてネットワークでつなぐ動きが盛んになっている。

これらを包括的に一元管理することで、それぞれの間に存在する業務や作業を自動化するシステムが各社で活用され始めているのである。このための専用システムをWMS(Warehouse Management system)といい、デジタルやAI、IoTなどの先進技術を活用したシステムの導入が進んでいる。関連したシステム開発の市場は、世界的に発展・拡大している。

人手を必要としない業務が増えたことで、「倉庫」が担う業務にも、変化が起きている。組立、包装、梱包、補修などの加工作業を行うようになったり、消費者対応をするカスタマーサービスセンターを設置したり、出荷した後にも配達状況の追跡ができたりと多機能センターとして存在している。スピーディーで効率的になる分、請け負う商品の数も増えるため、ますます機械化、自動化に対する技術の進化へのニーズも高まると考えられる。

WMは、サプライチェーンマネジメントに長けたコンサルティングファームの中で使用頻度の高い単語である。総合系ファームの中にはサプライチェーンに特化したコンサルティングチームが存在する。そのようなチームを受ける際には必ずマスターしておきたい用語と言える。

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