三菱UFJリサーチ&コンサルティング(MURC) 官民の知見で課題を解決する総合シンクタンク

三菱UFJリサーチ&コンサルティングは、国内最大級の金融グループが有する広範なネットワークと、シンクタンクとしての高度な専門性を基盤に、民間企業や官公庁の意思決定を多角的に推進してきた。本記事では、企業の特徴や理念、沿革、主要なサービス内容、求める人物像、入社後のキャリアパスやトレーニング内容、社員の声、社会貢献・ESG、関連書籍について整理する。

三菱UFJリサーチ&コンサルティングについて

三菱UFJリサーチ&コンサルティング(MURC)とは

三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社(Mitsubishi UFJ Research and Consulting、以下:MURC)は、1985年に設立された総合シンクタンク・コンサルティングファームである。戦略立案や業務改革、政策研究などを中心に、民間企業から官公庁まで幅広い組織に対して調査・提言・実行支援を行っている。三菱UFJフィナンシャル・グループの一員として、同グループの広範なネットワークを活用した支援体制も有する。

コンサル業界地図(領域別)

外資系戦略
日系戦略
総合系
シンクタンク
財務系(FAS)
DX・IT系
組織人事系
先端・専門領域系

同社のルーツは、1985年に設立された株式会社三和総合研究所に遡る。その後、2002年に三和総合研究所と株式会社東海総合研究所が合併して株式会社UFJ総合研究所が誕生した。さらに2006年、ダイヤモンドビジネスコンサルティング株式会社、株式会社東京リサーチインターナショナル、UFJ総合研究所の3社が合併し、現在のMURCが発足した。
主な事業内容は、各種コンサルティング、マクロ経済調査、政策研究・提言、人材開発など多岐にわたる。民間向けには大企業から中小企業までの幅広い戦略立案や業務改革を支援し、官公庁向けには中央官庁の政策研究や地方公共団体向けの調査業務を受託している。純粋なシンクタンク・コンサルティングファームとして、クライアントや活動領域が広範囲にわたる点が特徴である。
三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)の広範なネットワークとの連携も、同社の大きな強みとなっている。金融グループの総合力を生かした提案だけでなく、アジア地域を中心とするグローバルなコンサルティングや海外進出支援なども積極的に展開している。金融系シンクタンク・コンサルティングファームとしては、国内最大レベルの陣容を誇っている。
近年では、社会課題の複雑化やテクノロジーの進展に伴い、AIの社会実装やデジタルインフラ戦略、医療DX、循環経済など最新のテーマに対する調査や提言も強化している。また、機関誌や出版物の刊行、ビジネスセミナーの開催を通じた情報発信を積極的に行っている。研究者やエコノミストなど各界へ多様な人材を輩出していることでも知られている。

『コンサル業界大研究』より

 三菱UFJリサーチ&コンサルティング(MURC)の特徴と戦略

日本最大の金融グループの一員として日本企業・社会を支えぬく

MUFGのシンクタンク・コンサルティング機能として進化を続けるファーム

三菱UFJリサーチ&コンサルティング(以下、MURC)は、三菱UFJフィナンシャル・グループ(以下、MUFG)の総合シンクタンク・コンサルティングファームだ。合併を経て40年以上の歴史をもち、三菱総合研究所・野村総合研究所などとともに日本を代表するシンクタンク・コンサルティングファームの1つである。大企業から中堅・中小企業、国内外の政府関係機関、金融機関に至るまで、幅広いクライアントに対し、経営戦略・組織人事戦略・デジタル化戦略・サステナビリティ経営支援・海外ビジネス展開支援など、多彩な経営コンサルティングサービスを提供している。歴史に裏打ちされた専門性に加え、近年では未来社会予測やESG・デジタル・新産業創造への取り組みなど、社会の課題に直結する分野への取り組みを強化している。

MURCは、日本最大の金融グループであるMUFGにおいて、民間企業に対するマネジメントコンサルティング機能を専門的に担う存在として位置付けられている。MUFGは、全世界で約300社のグループ会社、約15万人の従業員が働く日本最大、そして世界有数の総合金融グループである。国内では100万社を超える法人の取引先をもつ。

巨大金融グループであるMUFGは、金融以外の分野でも提供ソリューションを充実させている。その代表がMURCだ。「MUFGの充実した顧客・経営リソース」「シンクタンクの基盤」「先端領域を含む、経営コンサルティング力」この3つを併せもつMURCのコンサルティングサービスは、成長を続けている。特定のツールやプロダクトを押し付けることなく、顧客企業の「経営課題」への取り組みを、専門家として支援している。

さまざまな領域で専門家がコラボレーション「知のハイブリッド」でクライアントに貢献

MURCの強みの1つは、コンサルティング部門とシンクタンク部門が連携して、クライアントの経営課題を解決できる点だ。両部門はそれぞれ独立した組織だが、社内に経営・機能の視点と、政策・産業の視点の2つをもつことで知見の深まりや、アプローチの多様性が生まれている。例えば、シンクタンク部門が受託した調査事業であっても、その調査対象が民間企業の先進事例に及ぶ際は、民間へのアプローチを得意とするコンサルティング部門が担当する。また、コンサルティング部門とシンクタンク部門が協働でR&D活動を行い、ソリューション化・ビジネス化に繋げる取り組みも実施している。こうした動きは同社ならではの独自性といえる。

近年拡大中のデジタル分野のコンサルティングでもコラボレーションの事例は多い。さらに、IT改革の専門家に加えて社内の人事・経営管理などの専門家、セクターの専門家とチームアップを行い、企業のデジタル化に貢献するといった例も増えている。

同社の基盤である専門性の高いコンサルティングサービスに、同社内外の専門力を組み合わせてハイブリッドに提供する、新しいシンクタンク・コンサルティングファーム像を目指している。

柔軟で自由度の高い働き方、成長できる環境

日本最大の金融グループの一員であるMURCのクライアントの業種や規模は多岐にわたっている。日本を代表するような超大手企業の案件からスタートアップ企業への支援までさまざまだ。中堅企業を相手に経営者の悩みに直接応じるような案件も若手コンサルタントのやりがいになっている。多様なファイナンスソリューションを提供するMUFG各社の営業や企画、調査、開発メンバーとの協働案件も非常にユニークで刺激的である。例えば、北海道日本ハムファイターズの新本拠地である「ES CON FIELD HOKKAIDO」を中心とする「北海道ボールパークF VILLAGE」が生み出す経済的・社会的価値を併せた“統合的価値”を可視化するプロジェクトは、MUFG連携の好事例である。このプロジェクトは、金融とスポーツの掛け合わせによる新たな事業共創と地域課題の解決を目指して締結された三菱UFJ銀行と株式会社ファイターズスポーツ&エンターテイメントとのパートナーシップ契約を契機としてスタートしたものである。

MURCでは、1つのプロジェクトに3~4名のコンサルタントがアサインされ、3カ月~1年間程度での遂行が多い。現時点では、クライアント先への常駐は少なく、多くのコンサルタントはいくつかの案件を並行して担当する。複数の業界の知見を同時に得ながら、自身の専門性を高められる同社では、新卒採用、キャリア採用の双方を行い、毎年数十名程度のコンサルタントが入社している。コンサルタントが生産性高く活躍できるよう、リモートワーク環境の整備や各種のオンラインリソース、ナレッジシェアの仕組みが整備されている。金融機関系としては少し意外に思われるが、フリーアドレス、服装原則自由などの働き方を従来から採用している。

「しっかりとした実力を身につけ、長く活躍してほしい」というスタンスをもつ同社。コンサルタントとして経験を積んだのち、企業の経営幹部職、スタートアップ企業やベンチャーキャピタル、大学教員、起業、NPOなどで活躍する人材も多い。

社会全体を考える高い視座から日本経済に貢献する

日本をマザーマーケット(基盤市場)とする総合金融グループの一員として、MURCは日本企業の繁栄と社会の発展に強い責任感とプライドをもつ。同社では経営幹部から若手まで「日本企業の強みや良さを真に活かすために何が必要か」を常に問い続け、それを実行に移している。これは、プロジェクト単位の短期的な成果にとどまらず、クライアントとの強固で永続的な信頼関係を構築していく総合金融グループとしてのDNAであり、使命であると言える。日本企業の成長が、日本社会の発展につながる。MURCは、大きな責任と、それを実現していく高い志をもつ有力ファームだ。

三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社
Mitsubishi UFJ Research and Consulting
  • 代表者
    代表取締役社長:池田 雅一
  • 設立
    1985年(2006年に現在の三菱UFJリサーチ&コンサルティングが発足)
  • 従業員数
    約1,400名(2026年4月時点)
  • 所在地
    東京都港区虎ノ門5-11-2
    オランダヒルズ森タワー
  • 拠点数
    3カ所(2026年4月時点の公開情報)

三菱UFJリサーチ&コンサルティング(MURC)の理念

以下にMURCの企業理念を引く。

企業理念( Philosophy )

“Humanismに立脚し、RomanticismとRealismの両立を目指す。”

私たちは、明るい未来を拓くため、 人と社会に対する信頼を基盤として、理想と実現性を踏まえた先駆的な知的価値を創造します。

企業使命( Mission )

  • プロフェッショナルチームが常にベストを提供し、お客さまの成功に貢献します。
  • 社会が有する知的資源の融合を主導し、社会のさらなる可能性を追求します。
  • そのために、お客さまの繁栄と社会の発展に貢献する、インフルエンシャル・フォースを目指します。

経営方針( Policies )

  • 複合的な事業分野と内外ネットワークの有機的活用により、総合シンクタンク機能を発揮します。
  • 多様な人材が集い、仕事を通じて切磋琢磨し自己実現を図る、魅力ある知的集団を形成します。
  • 現場の活力と情報を生かしながら、戦略的かつ整合性のとれた展開ができる組織運営を行います。
  • グループ各社との連携を深め、グループ全体のプレゼンス向上に貢献します。
  • 公正中立で、透明性が高い経営を行い、持続的かつ自立的に発展できる収益基盤を確立します。

行動指針( Principles )

- 3つの挑戦(情熱・最善・研鑚)と2つの約束(協働・倫理) -

真のプロフェッショナル集団として、

  • 【情熱】 高い志と情熱をもって、未来を先取る価値創造に果敢に挑戦します。
  • 【最善】 常にお客さまのために最善を尽くし、期待を超える付加価値を提供します。
  • 【研鑚】 一流の気概をもって自ら研鑚に努め、知見を共有して仲間の成長に貢献します。
  • 【協働】 互いの信頼と尊重に基づき協働し、組織として相乗効果を発揮します。
  • 【倫理】 公正中立の立場で高い倫理観を持ち、社会的規範に則った行動をします。

当社は三菱UFJフィナンシャル・グループの一員として「MUFG行動規範」に基づき活動しています。

三菱UFJリサーチ&コンサルティング(MURC)の沿革

以下にMURCの主な沿革を記載する。

1979年
  • 株式会社東銀リサーチインターナショナルを設立。

  • 株式会社セントラル経営センターを設立。
1980年
ダイヤモンドセミナー株式会社を設立。
1985年
  • 株式会社三和総合研究所を設立。

  • ダイヤモンドセミナーが、ダイヤモンドビジネスコンサルティング株式会社に社名変更。
1988年
セントラル経営センターが、株式会社東海総合研究所に社名変更。
2000年
東銀リサーチインターナショナルが、株式会社東京リサーチインターナショナルに社名変更。
2002年
三和銀行と東海銀行の合併(株式会社UFJ銀行発足)に伴い、三和総合研究所と東海総合研究所が合併し、株式会社UFJ総合研究所に社名変更。
2006年
  • UFJ銀行と東京三菱銀行の合併により、三菱東京UFJ銀行(現・三菱UFJ銀行)が発足。

  • UFJ総合研究所、ダイヤモンドビジネスコンサルティング、東京リサーチインターナショナルの3社が合併し、三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社を設立。
2007年
  • 投資調査部を三菱UFJ証券(現・三菱UFJ証券ホールディングス)に移管。

  • 東京都港区港南に本社を移転。
2011年
東京都港区虎ノ門に本社を移転。

三菱UFJリサーチ&コンサルティング(MURC)のサービス

テーマ別

  • 経営戦略
  • 組織・人事戦略
  • デジタルイノベーション
  • 国際(グローバルビジネス・開発支援・国際戦略・グローバルヘルス)
  • サステナビリティ(環境・資源・エネルギー・ESG・人権)
  • 共生・ダイバーシティ
  • GRC(ガバナンス・リスク・コンプライアンス)・防災(政策)
  • 経済・産業・雇用・労働
  • 医療・介護・福祉・教育・子ども
  • 自治体経営・官民協働
  • まちづくり・観光・交通・スポーツ・スマートシティ
  • 自然資源・農林水産業・食料システム

三菱UFJリサーチ&コンサルティング(MURC)の求める人物像

MURCでは、コンサルタントと研究員それぞれに求められる素養を明示しており、職種によって重視される特性が異なる。

コンサルタントに求められる素養

コンサルタントには、多岐にわたる業界や課題に向き合うための知的な姿勢が根底にある。未知の領域に対して自ら学ぼうとする探究心・好奇心を持つことが前提とされ、そのうえで、複雑な情報を整理・分析し本質を見抜く論理性が求められる。クライアントへの提言を理解・納得させるコミュニケーション力も不可欠であり、常にクライアント・ファーストの姿勢でニーズを察知する対人感受性・顧客志向性も重視される。さらに、周囲を巻き込みながら粘り強くゴールに向かう主体性も、コンサルタントとしての基本的な資質として位置づけられている。

研究員に求められる素養

研究員には、公共政策や社会課題の解決という使命に向き合う、異なる軸での素養が求められる。夢や志を持って自立的に課題に取り組む情熱を持つことが出発点とされ、自らの職責を理解して責任を持ってやり遂げる姿勢(最善)が不可欠とされる。幅広い分野への関心を持ち、継続的に自己研鑽に励む姿勢(研鑽)も重視される。また、多様な考え方を受け入れつつチームの一員として力を発揮する協働の姿勢、そして社会人・シンクタンク研究員・同社の一員としての責任を自覚した行動(倫理)が求められる。
両職種に共通するのは、多様なバックグラウンドを持つプロフェッショナルたちが互いに高め合いながら新たな知的価値を生み出すというMURCの組織文化への共鳴であり、専門性を磨き続ける意志を持つ人材が同社では重視されている。

三菱UFJリサーチ&コンサルティング(MURC)でのキャリアパス

MURCでは、コンサルタントと研究員それぞれに明確なキャリアステージが設けられており、職位ごとに期待される役割が定められている。

コンサルタントのキャリアステージ

コンサルタントのキャリアは、ビジネスアナリスト、アソシエイト/コンサルタント、マネージャー、シニアマネージャー、プリンシパルの5段階で構成される。

ビジネスアナリスト

プロジェクトのメンバーとして先輩の指示やサポートを受けながら、情報収集・データ分析・資料作成といった基礎業務を担う。さまざまなプロジェクトを経験しながら、コンサルタントとしての基礎能力と素養を身につける時期にあたる。

アソシエイト/コンサルタント

引き続きプロジェクトメンバーとして活動しながら、自律的に仕事を進めることが求められるステージ。自らの担当分野について仮説や作業計画を立て、主体的に業務を推進する。プロジェクトのサブリーダーを任されたり、営業活動に参画する例も出てくる段階である。

マネージャー

プロジェクト全体を自律的に運営する立場となり、受注から完了後の顧客フォローまでを自ら推進することが求められる。プロジェクト遂行にとどまらず、執筆や講演といった対外的な情報発信も期待されるポジションである。

シニアマネージャー

自他ともに認める専門分野を確立し、プロジェクトのマネジメントに加えて新規案件の獲得能力も求められる。専門分野の第一人者として、講演や出版、メディア出演などを通じ同社のブランディングに貢献することも期待される。

プリンシパル

会社を代表するコンサルタントとして、一定規模以上の受注を獲得する実力が求められる。チームのマネジメントを担いながら、メンバーの育成機会を提供し、組織全体の受注力・生産性向上に向けた施策の立案・遂行も期待される。

研究員のキャリアステージ

研究員のキャリアは、準研究員、研究員、副主任研究員、主任研究員/上席主任研究員、主席研究員の5段階で構成される。

準研究員

プロジェクトリーダーや先輩研究員の指示のもと、事例収集やヒアリングのまとめ、資料作成といったプロジェクトの土台づくりを担う。情報収集や報告書作成など、研究員として必要な基礎スキルを習得する段階にあたる。

研究員

プロジェクトチームの一員として与えられたテーマを遂行しながら、具体的な専門性を身につけることが期待される。経験を積み重ねながら専門領域を深め、自身の案件獲得も視野に入れて業務を推進する。

副主任研究員

自身の裁量でチームを編成し、プロジェクトリーダーとしてプロジェクト全体を運営する立場となる。営業から納品までを完結させる能力が求められるとともに、新規案件の獲得も期待される。

主任研究員/上席主任研究員

プロジェクトの運営・管理に加え、営業活動や後進の指導・育成を担う。競合他社と比較しても優れた企画力が求められるほか、専門分野における執筆や講演など、第一線級の対外的な活動も期待される。

主席研究員

特定分野の専門家として社会的に認知される存在であり、執筆・講演・メディア出演・大学講師就任などを通じて同社のプレステージ向上に貢献する。社内では研究マネジメントの分野で指導的役割を果たし、全社的視野で組織運営の一翼を担う。

三菱UFJリサーチ&コンサルティング(MURC)のトレーニング

MURCでは、入社後から段階的に専門性を高められるよう、研修体系と自律的な学びを支援する複数の制度が整備されている。

研修体系

入社当初は、プロフェッショナルとしての土台となるビジネス基礎を身につけることからスタートし、その後、情報収集・調査設計、ロジカルシンキング、データサイエンス、プレゼン技法などコンサル・リサーチの実務に直結するスキルを段階的に習得していく。講師には社内外の第一線で活躍するコンサルタントや研究員・エコノミスト、有識者が当たり、最先端の内容が盛り込まれている。基礎研修を終えた後は、部門・部署ごとのカリキュラムやOJTを通じて継続的に成長を支援する体制が敷かれている。

自律的キャリア形成を支援する取り組み

研修制度に加え、社員が主体的に学び続けるための支援制度も充実している。

自己投資支援制度では、通信教育・外部研修・セミナー受講・資格取得などに要する費用を、会社の承認のもとで年間最大10万円まで支給される。語学研修や専門スキルの習得に活用されるケースが多い。

リベラルアーツ投資支援制度は、業務との直接的な関連にかかわらず、自己研鑽につながると本人が判断した書籍を年間3万円を上限に購入できる仕組みだ。専門知識にとどまらない幅広い教養の醸成を後押しする。

社内学習・ナレッジマネジメント

同社では、個人の学びにとどまらず、組織全体での知の共有・創造にも力を入れている。「環境」「マクロ経済」「DX」など社会情勢を踏まえたテーマのもと、専門分野の第一線で活躍する社内の研究員・コンサルタントが講師を務める全社向けセミナーMURCカレッジが定期的に開催されている。また、普段関わりの少ない他部門との交流や知見の共有を目的とした「知見交流イベント」、専門性の相互研鑽を促す組織横断型の活動「社内学会」など、ナレッジシェアの取り組みも積極的に展開されている。

三菱UFJリサーチ&コンサルティング(MURC)の社員の声

MURCでは、コンサルタントと研究員が各専門分野を持ちながら部署を超えて連携し、クライアントの課題に向き合う。育成体制や働き方の面でも社員の自律性が尊重されており、個人の成長を支える環境が整えられている。

三菱UFJリサーチ&コンサルティング(MURC)には私のような経営戦略のコンサルタントだけでなく、人事、IT、環境等、各専門分野で活躍するコンサルタントが揃っています。「吉野に相談すれば、適切に課題解決を推進してくれる」という信頼を寄せていただけるよう、オールMURCでのコンサルティングとして提供できる価値をどのように高めるかを意識して取り組んでいます。

人材育成への意識が高いと思います。コンサルティング事業本部では、入社1年目は3ヵ月の集合研修を経て、4ヵ月ずつ2部署へOJTローテーションされるため、自身のキャリアを考えながら経験を積むことが可能です。また、働き方の自由度が高く、もちろん与えられた役割を果たすことは大前提ですが、裁量労働制やフルリモートでの勤務ができます。

シンクタンクとコンサルティングの両機能を持つ同社では、研究員が多様な分野を横断的に扱いながら、地域や行政の現場と直接向き合う機会もある。以下に、現場との対話を重ねながら政策支援に取り組む研究員の声を引く。

そうした多様な分野を横断的に調査・分析し、事例をもとに提案できるのは、シンクタンクならではの強みです。しかし、分野も立場も異なる人々は、それぞれ異なる「言葉」で語っています。俯瞰的な視点から一方的に伝えるだけでは、真の意味でのコミュニケーションにはなりません。それぞれの背景を理解し、相手の言葉を受け止めながら、伝えるべきことを丁寧に把握し、他者が理解しやすいよう資料化する等「翻訳」すること。これこそが、シンクタンクの研究員として本当に大切な役割なのだと、宮古島市での2年半の経験を通じて実感しました。

三菱UFJリサーチ&コンサルティング(MURC)の社会貢献・ESG

MURCは、「社会が直面する困難な課題にブレイクスルーを提供することで、日本、社会、そして世界に貢献する」というパーパス(存在意義)を掲げ、事業活動を通じた社会課題の解決を中核に位置づけている。

ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)の推進

同社は長年にわたりD&I推進に取り組んでおり、2025年1月にはその強化に向けて、チーフ・ダイバーシティ&インクルージョン・オフィサー(CDIO)を設置した。性別・年齢・職種・雇用形態といった属性にかかわらず一人ひとりの個性と可能性を尊重し、全社員がワーク・ライフ・バランスを確保しながら能力を最大限に発揮できる職場環境の整備を進めている。
具体的な施策として、性別を問わず婚姻と同様の関係にある社員の「パートナー」を配偶者に準ずる取り扱いとする「パートナーシップ認定制度」を新設したほか、在宅勤務を就業規則に明記するなど柔軟な働き方を制度として定着させている。また、就労支援施設と連携した障がい者雇用の取り組みを長年継続しており、完全在宅での勤務を可能にする環境も整備されている。
ダイバーシティ推進に取り組む企業へのコンサルティング等、同分野での外部支援活動も評価されており、ダイバーシティ経営のすそ野を広げる活動を行う企業として経済産業大臣表彰も受賞している。

※三菱UFJリサーチ&コンサルティングの「サステナビリティビジネスユニット」はこちらをご覧ください。

三菱UFJリサーチ&コンサルティング(MURC)についてのFAQ

Q1. 

MURCはどのような組織を支援していますか?


A1. 

MURCは、民間企業から中央官庁、地方公共団体まで、非常に幅広い組織を支援対象としています。民間向けには、大手企業の経営戦略策定や海外進出支援に加え、中堅・中小企業の経営改善や人材育成も手がけています。官公庁向けには、経済産業省や厚生労働省をはじめとする中央官庁の政策立案を支える調査研究や、地方自治体の地域振興策の策定などに深く関与しています。このように、営利組織と公的組織の両面から社会課題にアプローチできる点が、同社の大きな特徴です。

Q2. 

MURCの強みは何ですか?


A2. 

MURCの最大の強みは、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)の広範なネットワークと、シンクタンクとしての専門性を融合させた総合力にあります。MUFGの顧客基盤を活用した高度なコンサルティング提供が可能なほか、金融グループならではの経済・金融動向に対する深い洞察力を有しています。また、アジアを中心としたグローバル拠点を活用し、企業の海外進出や現地での事業運営支援にも強みを発揮しています。シンクタンク・コンサル・人材開発の3機能を一体で提供できる体制も、競合他社にはない優位性となっています。

Q3. 

近年、MURCが注力しているテーマは何ですか?


A3. 

MURCは、急速な社会変化に対応するため、デジタル変革(DX)やサステナビリティ領域の強化に注力しています。具体的には、AIやデータの利活用による業務変革の推進、スマートシティの構築、医療・介護分野のDX支援などが挙げられます。また、カーボンニュートラルの実現に向けたGX(グリーントランスフォーメーション)や、循環型経済(サーキュラーエコノミー)の構築に関する調査・提言も積極的に行っています。テクノロジーの知見と社会制度の理解を組み合わせ、複雑な社会課題に対する実効性の高いソリューションを提供しています。

Q4. 

MURCのシンクタンクとコンサルティングファームの役割に違いはありますか?


A4. 

MURCにおいて、シンクタンク部門は主に官公庁をクライアントとし、社会制度の設計や政策立案のための調査研究を担います。一方、コンサルティング部門は民間企業を主な対象とし、個別の経営課題解決や競争力強化に向けた実行支援を行います。同社の特徴は、この両部門が密接に連携している点にあります。例えば、シンクタンクが捉えた未来の社会動向を民間の戦略策定に活かしたり、民間の実務的な課題を政策提言に反映させたりするなど、官民の知見を往復させることで、一企業にとどまらないマクロな視点を持った支援が可能となっています。

Q5. 

MURCはグローバル展開においてどのような支援が可能ですか?


A5. 

MURCは、MUFGのグローバルネットワークを基盤としつつ、アジア地域を中心とした独自のネットワークも構築しています。タイやインドネシア、ベトナムなどの東南アジア諸国における市場調査、現地参入戦略の立案、現地法人設立のコンサルティングなどを数多く支援しています。また、現地の政府機関や経済団体とのパイプも有しており、法規制の動向調査やロビイング支援など、現地の商慣習や制度に精通したコンサルタントによるきめ細やかなサポートを提供できる点が、日系企業にとって大きな安心材料となっています。

三菱UFJリサーチ&コンサルティング(MURC)の関連書籍

MURCへの転職を志す方へ、同社および業界への理解を深めるうえで参考となる書籍をご紹介します。

  • 人材を活かす 評価制度の基本書
    水江 無逸(著)
  • 2026年日本はこうなる
    三菱UFJリサーチ&コンサルティング(編)
  • 人材を活かす 賃金制度の基本書
    澤村 啓介(著)
  • PMIの実務プロセス
    木俣 貴光(編著)、三菱UFJリサーチ&コンサルティング(著)
  • EBPM エビデンスに基づく政策形成の導入と実践
    大竹 文雄、内山 融、林 庸平(編著)
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2026.10.29

製造業の「稼ぐ力」を経営視点で変える。原価管理の構想から実行まで牽引するコンサルタント[040921]
会社概要
戦略立案から業務改革、システム導入まで、企業のさまざまな経営課題に対応する大手総合コンサルティングファームです。 ・業界や業務領域に関する専門知識を組み合わせ、企業の変革を支援 ・国内外のネットワークを活かし、日系企業のグローバル展開を支援 ・SAPをはじめとする基幹システムの導入や、デジタル技術を活用した業務改革に強み ・クライアントとの継続的な関係構築を重視し、中長期的な企業変革を支援 本ポジションは、サプライチェーンやバリューチェーン領域の業務改革を支援する組織に所属します。原価管理・経営管理をはじめとする専門知識を活かし、企業の業務高度化やデジタル変革を推進しています。
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2026.10.28

CxOの経営変革を構想から実行までリード。新事業と組織づくりを牽引するコンサルティングリーダー[040956]
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戦略・業務改革・IT領域を横断し、企業の経営課題の解決を支援するコンサルティングファームです。構想策定から実行支援、現場への定着まで一貫して関与するハンズオン型のコンサルティングを強みとしています。幅広い業界のクライアントに対し、実効性の高い変革支援を提供しています。 主な支援領域・プロジェクト例 ・小売・消費財領域における経営戦略策定、業務改革・BPR ・物流・オペレーション領域における業務設計、拠点整備・自動化支援 ・事業会社の経営改善・収益性向上支援 ・新規事業の立ち上げ、M&A後のPMI支援 構想から実行・定着まで伴走するコンサルティング 業務改革のプロジェクトでは、課題整理や構想策定に加え、必要なツールの選定・導入、現場への定着まで一貫して支援します。戦略や計画の策定だけで終わらず、実際の業務や組織の変革を実現することを重視しています。
年収
2,100万円〜2,900万円程度(別途業績賞与あり)
ポストコンサル 起業に役立つ 注目

2026.10.27

経営層の成長アジェンダに向き合い、M&A・企業変革を実行まで導く戦略コンサルタント[040824]
会社概要
戦略立案から業務変革、テクノロジー活用、実行支援まで幅広く手がける大手プロフェッショナルファームです。 国内外のクライアントに対して、経営課題の整理から変革の実行までを支援しています。 構想にとどまらず、実行フェーズまで伴走できる支援体制を持つ点が特徴です ・経営戦略、業務改革、テクノロジー活用を組み合わせた変革支援を展開 ・AIを含むデジタル技術の活用にも注力し、クライアントの成長や業務高度化を支援 ・多様な働き方やキャリア形成を支える制度を整備 ・専門性を高めながら、領域をまたいだキャリア形成にも挑戦しやすい環境
年収
500万円〜2,500万円程度(クラスに応じる)
ポストコンサル 未経験可 起業に役立つ

2026.10.24

グローバル案件を主導|SAP×DXで産業変革に挑むコンサルタント募集[040845]
会社概要
グローバルネットワークを有し、コンサルティングとテクノロジーを強みに企業変革を支援するファームです。 構想策定からソリューション導入・実装まで一貫して支援できる体制を持ち、デジタル技術と業務変革の知見を活かしてクライアントの課題解決を支援しています。 ・国内外の専門人材と連携したデリバリー体制 ・クロスボーダー案件や多様なチームでの協働機会 ・英語力を活かしやすいプロジェクト環境
年収
750万円〜1,500万円程度(クラスに応じる)
ポストコンサル グローバルに活躍 注目

2026.10.22

経営層と向き合い、金融業界を含む変革案件を構想から実行まで支援する戦略コンサルタント[041008]
会社概要
世界各国に拠点を持つグローバルコンサルティングファームです。経営戦略の策定から事業変革、実行支援までを一貫して手がけ、幅広い業界の企業・組織に対して、業界知見と専門性を組み合わせた支援を展開しています。 事業領域 ・経営戦略・事業変革:全社成長戦略、中期経営計画、新規事業開発、収益改善など ・金融を含む業界向け支援:成長戦略、デジタル活用、リスク管理高度化など ・デジタル・AI・テクノロジー:AI活用、データ分析、デジタル戦略など ・M&A関連:M&A戦略、デューデリジェンス、投資先企業の価値向上支援など ・オペレーション・組織変革:業務改革、組織・人材戦略、ガバナンス構築、チェンジマネジメントなど 同社の特長 ・金融業界を含む複数業界で経営課題に対応 ・戦略構想から実行支援まで、一貫して伴走できる体制 ・海外拠点や専門家と連携したプロジェクト推進 ・多様なバックグラウンドを持つリーダー陣が参画
年収
700万円〜3,000万円程度
ポストコンサル 起業に役立つ 注目

2026.10.22

戦略から実装まで一気通貫|大手ファームで製造業の経営変革をリードするERPコンサルタント[040920]
会社概要
同社は、戦略・業務改革・IT/DX支援を中心に、ガバナンスやリスク対応、新規事業・先端テーマまで幅広く手がける総合系コンサルティングファームです。 提供サービス ・戦略/業務/IT変革支援 ・ガバナンス、リスク、コンプライアンス支援 ・新規事業開発、事業共創、先端テクノロジー活用支援 組織・カルチャー ・成長を続ける総合系ファーム ・多様なバックグラウンドのメンバーが協働する組織 ・柔軟な働き方や両立支援制度あり ・グローバル連携案件に携わる機会あり
年収
600万円〜1,800万円程度(クラスに応じる)
ポストコンサル ワークライフバランス良好 起業に役立つ
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