【リヴァンプ インタビュー】経営人材のプラットフォーム、リヴァンプ。「ノースコープで全てを支援する」企業経営支援の舞台裏

【リヴァンプ インタビュー】経営人材のプラットフォーム、リヴァンプ。「ノースコープで全てを支援する」企業経営支援の舞台裏

自らをコンサルティング会社ではなく、「経営に突入する会社」「プロ経営者のプラットフォーム」と表現する、株式会社リヴァンプ。支援企業へ深く入り込み、企業価値を高めていくスタイルを取る日本でも稀有な経営支援会社です。実践している経営支援の根幹には、企業を芯から元気にするという一貫した理念があります。
「どこに行っても通用する経営人材の輩出」を謳っているリヴァンプで働く醍醐味や、その先に見えてくるキャリアはどのようなものなのでしょうか。
取締役の千田氏、経営支援チームマネジャーの小川氏、大手の外資系コンサルティングファームから転職し、リヴァンプ歴2年目の中山氏に話を伺いました。

※写真撮影時以外でのマスク着用を含め、十分な感染対策の上でインタビューを実施しております。

#1 提案・企画では終わらない「経営会議に参加する仲間」としての立ち位置

CEG 朏昨今、コロナ禍の影響もあり、多くの企業ではDXをはじめとする事業変革の必要性が高まっています。経営課題がより複雑化する中で、御社のニーズも高まっていると思います。
今日はリヴァンプならではの特徴や強みについて伺う中で、リヴァンプの原点や実働の中で感じることなど教えていただければと思います。
まずは、皆さんの自己紹介をお願いいたします。

リヴァンプ 千田勇一さま(以下千田)私は新卒でゴールドマン・サックス証券に入社し、投資銀行部門にて資金調達やM&Aアドバイザリー業務に従事していました。
企業の事業運営にもっと深く関わりたいという想いを持ち、09年にリヴァンプに入社して、今年で13年目です。
今はリヴァンプの取締役執行役員で、経営支援チームを率いています。また、支援先のクライアント企業でCMO(チーフマーケティングオフィサー)を担当しています。

リヴァンプ 取締役 千田 勇一氏

リヴァンプ 取締役 千田 勇一氏

CEG 朏金融のご出身でCMOという、あまり見ないご経歴ですよね。
企業経営に深く関わりたいとの想いでリヴァンプに入社されたのは、小川様も同じだと伺っています。自己紹介をお願いします。

リヴァンプ 小川知哉さま(以下小川)経営支援チームのマネジャーをしている小川です。私は新卒で信託銀行に入社し、子会社の業務管理や金融商品開発などに携わっていました。
以前から「社会にインパクトを与える仕事がしたい」という気持ちが強くありましたので、経営者になればそれができるのではないかと考え、そこに一番近づける転職先を探していて、リヴァンプと出会いました。
リヴァンプには入社してから今年で7年目になります。

リヴァンプ シニア・マネージャー 小川 知哉氏

リヴァンプ シニア・マネージャー 小川 知哉氏

CEG 朏ありがとうございます。中山さんは昨年、我々のご紹介でリヴァンプにご入社されました。

リヴァンプ 中山陽太さま(以下中山)はい、その節はありがとうございました(笑)
私はリヴァンプが3社目になります。新卒で入社した楽天株式会社では、楽天市場に出店している企業の売上拡大支援に従事していました。ただこれは楽天市場内という非常に限られた領域でのご支援でした。それで、もっと企業経営全体を俯瞰して企業の支援をしたいと考え、2社目のデロイトトーマツコンサルティングへ入社しました。
デロイトでは、M&Aや地方創生、システム開発のPMなど多岐にわたるプロジェクトを経験しました。しかし、クライアントのビジネスが改善されても「自分が介在したからだ」という実感を持てないことに気付いたんです。いわゆる「手触り感」がなくて、クライアントとの距離を感じていました。
経営の意思決定まで踏み込んで、企画から実行まで一気通貫で携わりたい、そんな想いをもって次のキャリアを探していた時に、リヴァンプに出会い、入社を決めました。
現在は、クライアント企業で企業のバリューアップのためにCMO補佐をしています。転職時の希望通り、マーケティング領域の戦略作りからから、実際に施策を実行するところまで幅広い支援業務に関わっています。

リヴァンプ シニア・アソシエイト 中山 陽太氏

リヴァンプ シニア・アソシエイト 中山 陽太氏

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#2 どこでも通用する経営者を輩出することがリヴァンプのミッション

CEG 朏ありがとうございました。本日は役員、マネジャー、入社2年目というそれぞれの立場からの視点をお聞きすることで、リヴァンプのことを立体的に把握できるのではないかと思っています。
「リヴァンプ」はコンサルティングファームではなく「経営支援会社」と名乗られていると思います。リヴァンプならではの特徴や御社の強みについて教えてください。

リヴァンプ 千田リヴァンプは2022年で創業17年になります。創業時から一貫して、企業の成長を支援するために、企業の中に入って経営のど真ん中を支援することを追求してきました。社内ではそのことを「突入する」と言ったりしています。
事業戦略や新規事業開発など経営の一領域を専門的に支援しているコンサルティングファームが一般的ですが、私たちのように経営そのものを包括的に支援している会社は珍しいと思います。経営者と同じ視点に立ち、ファイナンスもマーケティングもITも、企業経営に関わる全てを包括的にとらえ、すべて網羅したサポートをしたいと思っています。
同時に、世の中にたくさんの経営者を輩出することもめざしています。将来的にリヴァンプ内で出資先の経営者になるという道もあるでしょうし、自身で起業する道もあると思います。リヴァンプ出身者が経営者としてどんどん活躍してほしいと考えています。

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#3 クライアント企業へより深く入り込み、経営の当事者になる

CEG 朏具体的に御社の組織体制を教えていただけますか。

リヴァンプ 千田リヴァンプは現在(2022年2月)、250人ほど社員がおり、3つの事業に分かれています。1つ目は、経営・マーケティング事業です。
2つ目は 業務・デジタル&IT事業。いわゆるDX、ITも活用した業務改革を遂行しており、基幹システムの開発・刷新などをしています。人数規模的にはこの事業が一番大きいです。
3つ目が今後注力していく投資事業です。スタートアップから成長、再成長と様々なフェーズの企業投資を手掛けています。

CEG 朏3事業が連携しながら、企業の経営支援を実行されているということですね。
その中でも実際に企業に“突入”していくのが「経営支援チーム」ですよね。皆さんのいらっしゃる「経営支援チーム」の特徴についてお聞きしていきたいと思います。

リヴァンプ 千田経営支援はその名のごとく「企業の経営を支援する」ことをミッションとして、約50名の社員が活躍しています。なかでも経営支援チームの特徴は主に3つあります。
1つ目は経営の意思決定の場に携わることができる立場ということです。事業会社の経営層と同じ場で仕事をしてもらいます。しかも当社の場合はその経験を複数社、様々な会社で経験することができます。
2つ目は、その経営の知見が社内で共有されているということです。弊社設立から十数年間の実績がありますので、さまざまな業種にわたった経営ノウハウが蓄積されています。特に「あのときこうしておけば」という後悔や反省の経験は、とても大きなノウハウになっています。
そして3つ目は、パートナー企業との強い繋がりがあることです。例えば、クライアントの店舗展開が必要になった時には、大手ディベロッパーやサプライチェーンなどとのリレーションが活きてきます。これにより、実行のスピードも成功率も上がります。

CEG 朏タピオカブームの火付け役ともなった「ゴンチャ」のご担当をされていましたよね。

リヴァンプ 千田「ゴンチャ」は短期間で多店舗展開を実施でき、企業の成長に直結しました。成長の要因の一つは、過去に同じように多店舗展開をするフードビジネスを自らしていたためで、ノウハウもパートナー会社のネットワークも整っていたことは大きいと感じています。

CEG 朏なるほど。 ある意味では御社は総合商社のような面も持ち合わせているのですね。経営者の視点から企業を成長させることを愚直に進められてきた結果が、現在の経営支援チームの特徴になっているように感じます。この業務の魅力についても教えていただけますか。

コンコードエグゼクティブグループ ディレクター朏 徹

コンコード ディレクター 朏

リヴァンプ 中山一番の魅力は、やはり「経営の実務をやっている」と実感できることですね。マーケティングや ITなど経営における各アジェンダのプロフェッショナルの方々と共に事業を進められるのも刺激的で日々学ぶことがあります。

CEG 小平実際に経営に携わっている、と実感される場面は例えばどのような時でしょう。

リヴァンプ 中山レポートを作成しても、それがクライアントの社内会議でどのように使われ、決裁を経て事業に如何なるインパクトを与えたか分からない、という話は“コンサルあるある”だと思いますが、弊社のプロジェクトにおいては、そういうことがありません。策定支援した予算の実行支援まで行うなど、関与領域の幅をかなり広く持たせてもらっています。計画を立てて終わりではなく、あくまで結果が出ることを追求します。もしも結果が出なければ、次はどのような手を打つか。PDCA を回してさらに推進していくことが日々の仕事です。日常業務すべてが「実際に経営に携わっている」感覚ですね。

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#4 経営の「一部」ではなく「全部」を網羅することが求められる環境

CEG 小平経営課題の一部を解決するのではなく、長期的に深く入り込み、企業が直面している課題に臨機応変に対応していらっしゃるのですね。

リヴァンプ 千田我々がコンサルティングファームではなく、「経営支援会社」と名乗っている理由のひとつとして“ノースコープ”であることが挙げられます。
一般的にコンサルティングファームのプロジェクトでは、スコープをしっかりと定めてから開始することがとても大切ですよね。しかし、我々はあくまでも経営全体を支援しているので、あえてスコープは定めていないのです。
企業は生き物です。取り組まなければならない課題や優先順位は日々変化していきます。スコープに囚われていては、それらに柔軟に対応し、企業全体の経営課題を効果的に解決することは出来ません。そのため私たちは “ノースコープ”での経営支援を重視しているのです。

CEG 小平クライアント企業に対し、かなり深く入り込むことができるのは、強固な信頼関係あってのことだと感じます。

リヴァンプ 中山そうですね、「社内の人間のような立場で一緒に経営を推進している」という表現が近いと思います。
外部の人間なのに、内部の人間のように働く。つまり、コンサルティングファームとしての価値を求められる一方で、仲間として推進していくことも求められている。この両立がこの業務の難しいところでもあり、面白さでもあります。

CEG 小平実際にどのようなプロジェクトを行っているのでしょうか。差支えない範囲で教えていただけますか。

リヴァンプ 小川例えば、マーケティングの改善をする場合、本来であればTVCMの改善、webマーケティングの強化、クリエイティブの強化など様々な手法が考えられますし、商品開発や店舗等の現場オペレーションへの影響等、売上向上のためには必要要素が多くあります。
しかし、デザインに強いコンサルティングファームの場合「広告のデザインを変えてみましょう」という提案になりがちですし、webマーケティングに強い会社だった場合は「webマーケティングの予算をもっと増やしてみては」などといった自分の得意領域を中心とした提案に留まってしまうことが多いと思います。しかし私達は、すべての可能性を選択肢として検討し、流行りや専門性などに流されずに判断します。
CMの改善、Webマーケの改善といったよくある手法に限らずに、例えば「チラシのその配り方をより極めていくことが、インパクトが一番大きいのでは」という仮説をもとに、チラシデザインだけでなく、配り方まで踏み込んで施策を実行支援したりしています。これは実際にあった事例で、Webマーケからチラシの配布方法、商品開発やオペレーション改善を組み合わせて、結果的にマーケティングの効率性は倍以上になり、企業的インパクトも過去最高になりました。このように打ち手の幅の広さや、視野の広さが我々の強みだと思っています。

CEG 朏面白いですね、特に「チラシの配り方」が改善点だと気付く方は少ないのではないでしょうか。
小川さんは現在マネジャーを務めていらっしゃいます。マネジャーとしての仕事の醍醐味や面白さはどのようなところにありますか。

リヴァンプ 小川マネジャーになり、複数のプロジェクトのマネージを同時進行で任せていただく経験から、より多角的に物事を判断する必要があり、それこそがマネジャーの醍醐味だと感じています。
また、PEファンドのパートナーの方や、クライアントの経営者などと直接コミュニケーションする機会も圧倒的に増え、必然的に短期間で自分の知見の幅が広がっていっていると感じています。

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#5 売上のノルマは一切なし!迷ったときは「クライアント企業の価値向上につながるかどうか」で判断する

CEG 朏経営者と対等に意見を交わすことが日常というのは、リヴァンプだからこそだと感じます。

リヴァンプ 小川そうですね。内部の人間と同じような感覚でクライアントが認識してくれているので、経営に触れている感覚は役職が上がるごとにより濃く感じるかもしれません。
他のコンサルティングファームではマネジャーになると、売上達成のための営業に時間や労力を割いていかなければならない、ということも耳にします。ところがリヴァンプでは、チームを率いてどれだけお客様の企業価値を高めることができたか、という一点に注力できる環境があります。経営の本質である、「企業価値を高める」というところに純粋に向き合えることが非常に良かったと思っています。

CEG 朏売上のノルマがない、営業はしない、というのはリヴァンプらしさが表れていますね。

リヴァンプ 千田はい、営業ノルマを持たないというのは我が社の特徴の一つです。案件の良い結果が、次の仕事に繋がると考えております。基本的には紹介を中心に案件が成り立っていくことが望ましいという考え方です。

CEG 朏紹介やリピートでクライアントが来てくれるから、営業に時間を割かずに本質を極められる。結果的に高い評価を得られるので、評判になる……良い循環ができていますよね。これは実は私たちコンコードも似た価値観です。

リヴァンプ 千田提案をするだけでなく、実行支援を通じて成果にこだわる、ということを非常に大事にしています。

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#6 他のコンサルティングファームから転職してみて感じた「経営に手が届く感覚」

CEG 小平中山さんは大手コンサルティングファームからリヴァンプに転職後、実際に1年ほど働いてみていかがですか。入社前に想像していたイメージとの乖離などはあったのでしょうか。

コンコード エグゼクティブコンサルタント 小平

コンコード エグゼクティブコンサルタント 小平

リヴァンプ 中山自己紹介でも少しお話しましたが、経営により近い立場で意思決定に関わりたい、そして承認された企画の実行を支援するまで一気通貫して関わりたい、そんな希望をもって入社致しました。
今は経営の意思決定にも関われ、マーケティング領域の戦略を作るところから実際に施策の実行まで関わり、PDCAを回すところまで、自分も現場に入って支援しています。まさに期待通りの環境に身を置けている実感があります。

CEG 小平企画から実行まで一気通貫で関わってみると、企画だけ出していた時代とは見えるものが違いそうですね。

リヴァンプ 中山リヴァンプでは企画から実行までの支援がセットになっています。企画を上げた時点で、結果をレポートするところまで含まれています。提案だけで終わらない、実行まで責任を持つことの醍醐味は、現場での対応だと感じています。
経営会議や取締役会で決まったことが現場に共有されると、現場の方々に「できない」と言われることがあります。その時に、どうやったらできると思ってもらえるように説明し、コミュニケーションを取るかで、社員の意識も変わってくると実感しています。
できないと思う理由を聞いたうえで、ネックをどうとらえるのか、どう解決するのかなど、思考の順番を意識して伝えるようにしています。こうすることで、現場の問題解決能力が全体的に底上げされます。この現場を強くしているという実感は、提案だけで終わっていたころは感じることはできませんでした。

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#7 経営者としての場数を何度も経験できるのはリヴァンプならでは

CEG 朏クライアントである企業の経営課題に対して直接的なアプローチだけでなく、文化や意識のレベルまで深く関わることができることはリヴァンプならではですね。リヴァンプに入社したいという思考を持っている方はハンズオン型のPEファンドやVCなども気になると思います。

リヴァンプ 千田PEファンドは投資業ですから、企業をファイナンスの視点から見ています。一方、私たちは事業運営そのものを中心に見ています。PEファンドやVCとの違いは企業価値をファイナンスの視点で見るのか、オペレーションの視点で見るのかというところが大きく違っていると言えます。

CEG 朏ファイナンス視点だけでなく総合的に企業経営に関わるというと、スタートアップの幹部のような仕事とも言えますか。

リヴァンプ 千田経営を深く考えるという意味では同じかもしれませんが、どこに価値を置くか、という点では少しスタンスが違うと考えています。スタートアップのほとんどは既存の事業にはない商品・サービスを新たに展開することが多いですよね。私たちはそうではなく、既存の事業やマーケットが前提で、それをよりよくするために改革することに重点をおくことが多いです。
どちらも社会的意義があると思いますが、既存の事業の改革にも我々は価値を置いています。

CEG 小平経営に深く関わりたいという希望があって、コンサルティングファーム出身者の方のネクストキャリアとして、スタートアップの経営幹部という道は人気ですが、御社に入社することでそれが叶いそうですね。

リヴァンプ 千田そうですね、経営をしたいという意味では、起業して経営者になる方法もありますが、0から1を作ることは1から10にするのとはまた別の特殊な難易度があると思います。私たちの業務はすでに10あるものをオペレーションの視点で改善し、20にも30にもしていくという取組みです。既存のビジネスの場合、既に存在する組織や、ノウハウも活用できるので、成功確率は比較的高いです。言い換えると、経営者としての訓練の場を再現できるということだと思います。

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#8 厳しくも優しく手厚い社内のフォローアップ体制

CEG 朏御社の業務は経営者やファンドとの対峙など非常にタフな局面もあり、同時に現場にも入り込んで問題を解決していかなくてはならない、非常に難易度が高い仕事だと感じます。実際、入社してからどのように経営実務を覚えていくのでしょうか。

リヴァンプ 小川座学ではなく、やりながら身につけてもらうという考えがあります。上司やチームリーダーは後ろにつきますが、基本的には本人に任せています。そして、実務の中でその都度、細かく丁寧に教えることをモットーにしています。
これは、私たちが他と比べても特殊なことをしているという自負があるからです。現場で身をもって学んでほしいと思っています。

リヴァンプ 千田よくスポーツに例えるのですが、素振りをしている選手がいるとします。すると、その場で「ひじの角度をここまで曲げた方がいい」などと教えますよね。それと同じで、ミーティングの発言も「今の言い方より、こちらの表現の方がいい」と、その場ですぐに正すことが有効だと思っています。

リヴァンプ 小川人に動いてもらわなければならないので、コミュニケーションの取り方はかなり重要です。話し方、メールの書き方なども、こまめにフィードバックしていますね。

リヴァンプ シニア・マネージャー 小川 知哉氏/シニア・アソシエイト 中山 陽太氏

CEG 小平中山さんはリヴァンプに入社してからまだ1年ですよね、すぐにクライアントの企業に深く入り込めるようになるものでしょうか。

リヴァンプ 中山私の場合は、事業会社とコンサルティング会社の両方を経験していたことが良かったのかもしれません。楽天にいた時は、広告枠をお客様に買ってもらい、さらにはそのサービスを使って売上を拡大することが求められた。そういった環境下で、人を動かすコミュニケーションについて経験してきました。
一方で、デロイトではロジカルシンキングのためのフレームワークを身につけることができました。この2つが、リヴァンプに転職してから活きているように感じます。
ただ、リヴァンプに入れば誰でも必要に迫られるので、自ずとできるようになると思います(一同笑)。

CEG 小平前職のコンサルティングファームとは明らかに違ったことなどありますか。

リヴァンプ 中山経営の実務では、経営者と対峙する場面も出てきます。私は大手ファームを経験しているので、アウトプット能力については素地があるつもりでしたが、意思決定に必要なアウトプットと、納品物としてのアウトプットでは大きな差があることにリヴァンプに入社してから気付きました。
重要な意思決定の局面において必要なアウトプットは、客観的に引いた目を持ちつつ、熱意も込めて経営者と向きあうことです。綺麗でまとまった資料や理路整然とした企画提案ではないのだということを実感しました。このようなことは自ら場数を踏みつつ、すでに経験をされている先輩方からのアドバイスがあったからこそ、気付くことができ、実践できるようになってきたと感じています。

CEG 小平厳しい局面に遭遇したり、行き詰っているようなメンバーがいたりした場合は、どのようにフォローされているのでしょうか。

リヴァンプ 千田年に2回フィードバック面談があります。それ以外にも、月次、週次、必要な場合は日次でフィードバックミーティングも設けています。

リヴァンプ 小川メンター制度もあり、直属上司以外のマネジャーが2週間に一度話をする機会があります。それを定例のマネジャー会議で共有し、成長具合、メンタルの状況も話し合い、適切なタイミングで声がけできるように心を配っています。

リヴァンプ 千田実は、我々の今までの経験から、どの場面で仕事が行き詰るかということは、ある程度は類型化できているので予測がついています。とはいえ、最初からそれを回避するようなことはしません。実際に経験してもらわないと成長はないと思っているので、過去の経験と、本人の耐性とを見極めながら、適度なテンションの中で経験を積んでもらいます。

リヴァンプ 中山自分も窮地は経験しましたね。それを乗り越えたからこそ、多くのことを学べたと今は思っています。

CEG 朏皆さんのざっくばらんなご関係から、社内の雰囲気がとても良いことが伝わってきます。弊社から紹介させて頂いた中山さん以外の方からも、社内の雰囲気がすごく良いと伺っています。社員の成長には、御社の風土や文化も大きく影響しているのではないでしょうか。

コンコード朏

リヴァンプ 小川雰囲気は千田さんのお陰で、すごく良いですね(一同笑)。

リヴァンプ 千田誰か一人のおかげとか、影響力が強い人がいるというわけでもないと思うけれどね。これは文化と呼ぶのかわからないのですが、全体的に「若い」というのはリヴァンプの社風形成に大きな影響を与えていますね。

リヴァンプ 小川年齢のボリュームゾーンは20代後半~30代前半ですね。私は若いのはいいことだと思っています。大ベテランがいて、崇拝すべき人がいるというわけでもなく、皆が一緒に組織を作ってきた仲間という認識ですね。

リヴァンプ 千田全員がプレーヤーなんです。技を磨き合っている状態です。スポーツに例えると「お前、昨日の試合どうだった?」みたいな雰囲気ですね。試合で結果を出して成長した人の周りにみんなが集まる。そこで失敗も成功も含め、全ての情報を共有しあって、また試合に行くというか。

リヴァンプ 小川そうですね。先ほど営業がないという話をしましたが、いい仕事をしたら、次の仕事が来る。だから、いい仕事をすること自体が文化になっています。

CEG 小平働き方についてはどうでしょうか。やりがいがあるお仕事だと思いますが、一方でハードワークになりがちかもしれないと懸念する方もいらっしゃるかもしれません。
ご自身の体調や、ご家族の事情など、想定外のことが起こり得るのが人生なので、そのあたりは気になるところだと思うのですが。

リヴァンプ 小川その意味では、ご心配しているような時間的・量的にはハードワークではありません。コロナ禍でリモートワークも進み、時間の融通も以前よりもだいぶ効くようになりました。ただし、質の面では高いレベルが必要ですので、その意味ではハードワークかもしれませんね。先ほどもお伝えした通り、お客様に価値を提供できたかということを私達は一番に追い求めています。労働基準法遵守した働き方をしつつ、クオリティは絶対に落とさないために、作業量をできるだけ減らし、よりアウトプットにフォーカスしている状況です。

リヴァンプ 千田社内でノウハウが蓄積され、体系化できてきたことにより、お客様からのご要望に応える場合に、完全にゼロから創造する必要はなくなってきました。それにより、効率性、生産性はかなりアップしています。また、ほとんどのお客様がリピーターです。信頼関係が高いからこそ、無理な仕事が生じにくくもなっています。

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#9 採用の決め手は「素直で良い人」!

CEG 朏経営に携わりたい、経営者になりたいという方や、起業を視野に入れている方には最高の環境があることがわかりました。
リヴァンプで活躍するために必要な素地、スキルなどについてお聞かせいただけますか。

リヴァンプ 小川私はコンサル経験やスキルはそれほど重視していません。なぜなら、繰り返しになりますが、私達がしているのは他の会社ではやっていないことだからです。面接でもこれまでの経験というより、今後どれだけ対応できるかを見ています。抽象的な表現になってしまうのですが、「素直で良い人」かどうかがすべてだと思っています。
「素直」というのは、困難があった時や上手くいかなかった時に、自分の間違いを認めて何をすべきかを考えられること。私達は、「全ての矢印を自分に向ける」と表現しています。この姿勢があるかどうかを見ています。

CEG 朏「全ての矢印を自分に向ける」とは、どういったことでしょう。

リヴァンプ 小川「これがないからできない」などと、できない原因を他者に求めないというスタンスのことです。この文化を受け入れることができるかどうかがカギになってくると思いますね。

CEG 朏なるほど。他責にせず、困難なことに直面した際に自身について顧みる素直さが必要なのですね。
「良い人」ということについては具体的に教えていただけますか。

リヴァンプ 小川「良い人」というのは、話している時に嘘がない、形式的でないと言ったことです。面接も最初は緊張するかもしれませんが、1時間後にはざっくばらんなコミュニケーションができているかどうかということです。「素直で良い人」でないと、クライアントである企業の中で関係を築きにくいでしょうし、この仕事で成長することも難しいのではないかと思っています。

CEG 朏経営に携わるうえで、最も大事な部分かもしれませんね。その他にもありますか。

リヴァンプ 千田僕がよく言うのは、「我々のビジネスを理解した上で、興味を持ってくれる人」です。
経営のプロになるためには、幅広い分野について興味を持ってやっていく必要があります。きわめて幅の広いジェネラリストです。僕たちの仕事は、コンサルティングの面もあれば、ITやマーケティングの側面もありますし、ファイナンスの側面もあります。
経営会議で今後の資金繰りについてファイナンスの視点で話し合った後に、社員の働き方について人事部とMtgし、一番効果のあるマーケティング戦略をデジタルチームと話し合う、そんな毎日です。経営に関わる業務すべてをできるだけ一人でできるようになってほしい。ですので、何かの専門家というよりかは、複数の専門性をハイブリッドで持ちたい、真の経営者になりたいと本気で思っている人を求めています。

リヴァンプ 取締役 千田 勇一氏

CEG 朏経営支援チームの今後のめざす将来像について教えてください。

リヴァンプ 千田2つあります。1つは業務の質を向上すること。規模を大きくするというより、より難易度や精度の高い改革を遂行できるチーム作りをめざしていきます。
もう1つはIT部門と投資を絡めて企業価値を高めるという三位一体の改革を増やしていきたいと思っています。

CEG 朏経営改革とセットで投資していくということですね。

リヴァンプ 千田プリンシパル投資をベースに、スタートアップや一般的な企業に投資していくことを考えています。一定期間でファイナンスのリターンを出すという側面だけでなく、中長期的な企業価値向上を目的にしています。

CEG 小平最後に御社への入社を検討されている方々にメッセージをお願いします。

リヴァンプ 小川私達はコンサルではなく経営支援ファームという唯一無二の存在です。そういう自負を持っています。千田も言っていたように、私達がやっていることに興味を持っていただけたなら、仕事の面白さや独自性は保証いたします!(笑)

リヴァンプ 中山お客様に価値を感じて頂き、それがリピートにつながる。クライアント企業の価値向上だけを突き詰められる環境があり、企業経営の王道を行く仕事だと思っています。その中には辛さや困難もあるかもしれません。しかし、自分自身が成長し、経営のプロフェッショナルになりたいのであれば、こんなに良い環境はありません。

リヴァンプ 千田私は一言だけ。文字だけでは伝わらないことが多々あると思います。「まずはぜひ一度お会いしましょう!」

CEG 朏御社の内部に“突入”したような、貴重なお話を伺うことができました。ありがとうございました!

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編集後記

外苑前というおしゃれで都会的なオフィス。すれ違う社員の方々は気持ちよく挨拶をしてくださり、若々しく活気ある空気を感じました。
過去の失敗談や武勇伝を笑い話として披露してくださり、大きな笑いを誘ったかと思うと、次の瞬間には経営支援に対する真摯な想いを聞かせてくださるなど、リヴァンプ社内に溢れる本気をひしひしと感じるインタビュー時間となりました。
特に支援にまつわるエピソードは、この記事ではすべてご紹介できないほどたくさんあり、リヴァンプの皆さんが支援先企業に入り込み、自分事として課題解決に取り組まれていることが伝わってきました。
プロ経営者や社会起業家を目指す方、より手触り感のある支援をしたい方に強くおすすめしたいファームです。リヴァンプにご興味のある方はお気軽にご相談ください。

千田 勇一 | Yuichi Chida 【リヴァンプ取締役】千田 勇一 | Yuichi Chida 【リヴァンプ取締役】

2006年にゴールドマン・サックス証券入社。投資銀行部門にて資金調達、M&Aアドバイザリー、自己勘定投資案件に従事。2009年リヴァンプ入社後は主に小売り、飲食、サービス、インターネット、消費財業界を担当。経営戦略立案、全社企業価値向上支援、マーケティング改革、ブランディングなどのプロジェクトをリード。その過程で支援先企業のCxO職を歴任。一橋大学卒。

小川 知哉 | Tomoya Ogawa【シニア・マネージャー】小川 知哉 | Tomoya Ogawa【シニア・マネージャー】

金融機関を経て、2015年にリヴァンプ入社。 新規事業開発支援、マーケティング改革、外資系企業の日本法人の事業再生計画策定、投資ファンド向けのビジネスDDやポートフォリオ企業に対する業務改革等に携わる。早稲田大学卒。

中山 陽太 | Yota Nakayama【シニア・アソシエイト】中山 陽太 | Yota Nakayama【シニア・アソシエイト】

新卒で楽天(株)入社後、ECコンサルタントとして楽天市場出店事業者向けに商品開発、マーケティング施策立案、および広告営業に従事。2017年にデロイトトーマツコンサルティング合同会社へ転籍し、システム開発のPMOや地方創生、クロスボーダーM&Aなど多岐に渡る領域での支援を経験。2020年にリヴァンプへ参画。国際基督教大学卒。

※プロフィールは、インタビュー実施当時の物です。

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