事業戦略

事業戦略とは、企業の個々の事業にフォーカスして、その分野の市場において勝ち残っていく優位性を確立するための方針のこと。
誰に何を売るのか(サービス提供するのか)を決め、競争に負けないために、どのようにアクションを進めていくかを策定すること。新規事業でも既存事業でも行われる。
開発、製造、営業、マーケティングなどの機能分野別のものもあれば、地域別のものなど多種多様な事業戦略が存在する。

全社的な経営戦略を分解した位置づけになるが、経営戦略が事業戦略に影響を与えるだけでなく、事業戦略が経営戦略に影響を与えることもある。
事業戦略、経営戦略の双方向から相乗効果を得るのが理想である。
最終的に全体的な経営戦略と事業戦略の整合性が取れていることも重要なポイントとなる。

事業戦略では、自社の持つ強みを活かすことと、その事業の市場におけるタイミング(市場の波に乗ること)が重視される。
その上で、できるかぎり詳細の競合他社の事業戦略や状況などの情報を探り、分析材料としながら自社の事業戦略を策定していく。

事業戦略の立案や策定は、コンサルティングで関わることの多い業務のひとつである。
すべての要素に最高の条件を適用できる企業はない。このため、事業戦略の策定では、個々の事業においてその時点で、実行可能かつ最適な要素を見出すことがゴールとなる。

対象企業の事業領域やその構成などの現状を把握し、認識した事実が発生している要因を長期、もしくは短期の観点で明確にすることが先決である。
環境分析でよく使用されるフレームワークには、SWOT分析3C分析PEST分析などがある。

環境分析の内容を踏まえて、事業決定や市場における自社のポジショニングを行う。
その際PPM、5F分析、BMO(Bruce Merrifield & Ohe)などが代表的なツールである。
さらに、具体的な行動計画に落とし込み、マーケティングや業務効率の観点で戦略を整える必要がある。ここでよく使われるフレームワークは、ランチェスター戦略STPマーケティング、4Pマーケティングミックスなどである。

事業戦略を考える際に使われるフレームワークなどは、コンサルファームを受けるのであればどれも必修の用語と言える。
面接で「○○社の事業戦略についてどう思う?」と唐突に聞かれることも少なくない。様々な企業の事業戦略についてアンテナを張っていることも、コンサルタントになるうえでは重要な資質と言える。

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