BPR

BPRとはビジネスプロセスリエンジニアリング(Business Process Re-engineering)の略で、事業のプロセスを見直すことにより効率化を図ることを意味する。

事業効率の向上による人員削減・コスト削減の文脈でよく使われるが、必ずしも人員削減・コスト削減をする必要はなく、浮いた人員をトップライン向上施策の人員として配置するといったこともよく行われる。
またBPRによるリードタイムの短縮が競争力につながるといった文脈で行われることもある。

もともとBPRはビジネスプロセスにおける非効率性を見える化し、改善していくというものだったが、近年のデジタル化やAI導入の流れの中では、人間が行っていたものをAIに置き換えることによる効率化の議論が良くなされるようになった。
特に機械への置き換えはRPA(Robotics Process Automation、アールピーエー)などと呼ばれ、多くの企業の間で関心が高まっている。

BPRを行うにあたっては、まず全体の業務の流れや各プロセスにおける詳細業務及び工数を見える化し、ボトルネックを特定する。
その上でボトルネックを生み出している原因を明確化し、解決の方向性を出す。
いくつかのボトルネックに対する解決策を提示の上、それぞれの施策の持つインパクトと実現性(特にプロセスを変えることによるリスクの大小)を明確にし、施策の優先順位付けを行う。
その中で優先度が高いとされたものについては、いきなり会社全体でプロセスの変更を行うのではなく、一部でパイロット的な運用を行うなどしてケーススタディを行ったうえ、全社への横展開を進める。

BPRにせよRPAにせよ、既にいろいろなケースが存在するため、効果的な取り組みポイントは過去のケースから学びやすい。
一方でビジネスプロセスは企業により多種多様であるため、効果的な取り組みポイントを押さえつつ、各企業の特性を踏まえた実行プランを作成、実施していくことがBPRやRPA導入を行うための要諦となる。

例えば同じ受注産業のビジネスでも、顧客とのコンタクトにおけるコンサルテーションを重視する企業と、カタログ購買の効率性を重視する企業では全く異なるし、同じビジネスモデルを取っていても、現状の人員配置の在り方等で、適切な解決策は異なる。

BPRというと少しイメージしづらい部分もあるが、実際のBPRの流れは、現状の分析⇒ボトルネックの特定⇒原因の明確化⇒解決策の立案、というビジネスケースの流れと全く同じである。
そのため、BPRという単語の理解は前提として、BPRが実際にどうやって進められるのかを理解しておくことは、ケース面接においても役立つと言えるだろう。

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