サクセッション・プランニング

サクセッション・プランニングとは、企業にあるポジションの後継者を育成していくための計画である。企業を牽引する経営層、事業責任者などを対象にしたものが多い。

サクセッション・プランニングのスパンは中長期的なものであり、経営理念、事業計画などに照らした入念な計画が必要になる。
しかし、社会情勢やビジネス環境の変化、そもそもの人的流動の影響を受けるため、運営は難易度が高い。

それでも、将来的に優秀な人材に引き継いでいくこと、その能力を備えた人材を育成することは、どの企業にとっても重要課題となる。
その手法や流れは、全社共通の定義は存在せず、自社に合わせて計画されるものである。
コンサルティングファームによって支援されることも多い。

サクセッション・プランニングの基本的な流れは以下のとおりである。

  • 経営理念の策定
  • 中長期の経営戦略・事業計画の策定
  • 経営戦略に必要となる該当ポジションの決定
  • 該当ポジションを担う人材の要件定義
  • 候補者の選定・リストアップ
  • 戦略・事業計画に合わせた育成スケジュールの決定
  • 該当ポジションに就くための育成の実行開始
  • 育成計画の進捗確認

育成フェーズでの具体的な取り組みとしては以下のようなものがある。

  • 入社間もない若手層に重要なイベントに参加させ、経営理念の浸透、経営視点を喚起する。
  • 経営陣の傍で働く経験を積ませることで、経営者マインド、リーダーシップを身につけさせる。
  • 経営に関わる業務に就かせ、経営スキルとマインドの成長を図る。

サクセッション・プランニングを成功させるためには、実行に移った後の、進捗確認や検証が重要なフェーズとなる。
人材の育成が計画通りに進むことは稀であるため、計画がどの程度進んでいるかを確認し、随時、プランの見直しや修正などを施していくことが必要。

また、取り巻く環境の変化により、ポジションの要件が変わってしまうことも少なくない。常に、見直し、検討、必要であれば軌道修正をしていかなければならない。

前述のとおり、サクセッション・プランニングはコンサルファームによる支援の下遂行されることも多く、特に組織人事系ファームがその役割を担うことが多い。
組織人事系ファームを受ける際には、サクセッション・プランニングの概念、プロセス、ハードルなどを理解しておくことが望ましいと言えるだろう。

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