アルー Alue
企業について
アルーは、アジアのNo.1人材育成企業になることをヴィジョンに掲げ、企業グローバル化の人材育成に注力する組織人事・チェンジマネジメント系のコンサルティングファームである。
ボストンコンサルティンググループ内で、新規事業立ち上げ支援、人事制度構築、人事制度基本コンセプト策定などのプロジェクトに参画していた落合文四郎氏が、2003年に設立。
設立当初はエデュ・ファクトリーの社名で、ロジカルシンキング用のプログラム開発や個人セミナーなどを手がけ、やがて法人研修や新卒採用支援なども展開し、2006年に社名を現在のアルーへと変更した。
2010年に関西支社と上海現地法人を設立したのを皮切りに、2011年から海外拠点を次々に設立、2021年現在、日本国内には東京、大阪、名古屋の3ヵ所、海外には上海、シンガポール、インド、フィリピンの4ヵ所に拠点を設置し、国内外の800社を超える大手企業のグローバル人材戦略を推進するなど、豊富な実績と著しい成長ぶりを示している。
アルーは「グローバル人材育成」「社員研修」「組織人事コンサルティング」の3領域を主なサービスとして提供している。
「グローバル人材育成」はマインドセットから異文化理解、ダイバーシティ受容を経てグローバルリーダーとして自律するまで、6ステップで指導・育成を行いつつ、同時に語学力向上についても継続的に指導する。
アルーの人材育成・教育プログラムは、「100本ノック」コンセプトを特長としている。実践の繰り返しによって得手不得手を把握、意識転換を促し成功体験を獲得させることで、スキルを定着させ行動転換へと繋げるものである。
また育成プランや研修プログラムは、人材や組織の傾向を独自調査した結果に基づき、最適なソリューションとなるようカスタマイズして提供。対象階層・テーマ・課題などに応じて柔軟かつ幅広く対応する。
2013年には、モバイル端末を利用して、電話で英会話トレーニングが行える「ALUGO(アルーゴ)」のサービス提供を開始。グローバル人材育成の一層の推進を図っている。
社名のアルーは、「all the possibilities(あらゆる可能性)」から作られた造語であり、クライアントにとって「あらゆる可能性になりたい」という思いが込められている。
- 代表取締役社長落合 文四郎
- 設立2003年
- 所在地〒102-0073
東京都千代田区九段北一丁目13-5
ヒューリック九段ビル2階
News & Topics
アルーの理念
アルー株式会社の理念を以下に引く。
Mission
夢が溢れる世界のために、人のあらゆる可能性を切り拓きます
- all the possibilities -夢が溢れる世界とは「夢が人を育て、人が夢を創る」、そんな循環が自然と生まれている希望に満ち溢れた世界のことです。
その世界の実現のために、あらゆる人のあらゆる可能性を信じ、それを切り拓くサポートをする存在でありたい。
それが私たちアルー株式会社の願いです。Vision
アジア人材育成No.1となる事業創造と人づくりで継続成長するグローバル企業
アジアでの人材育成No.1となり、「価値を創り出す意思」と「人」を根幹に、お客様に支持される事業によって継続的に成長する企業であること。 Missionを実現するため、2010年から2030年のアルーが進むべき方向と目指す姿を策定しています。
アルーの沿革
- 2003年
- 株式会社エデュ・ファクトリーとして創業
湯島オフィスに移転 - 2004年
- 法人研修を開始
銀座営業所を開設
新卒採用支援事業を開始 - 2005年
- 湯島と銀座のオフィスから新橋に本社を移転
- 2006年
- アルー株式会社に社名を変更
渋谷に本社を移転 - 2009年
- 市ヶ谷に本社を移転
- 2010年
- 関西支社を大阪市梅田に開設
中国上海に現地法人を設立
米国ギャラップ社と業務提携 - 2011年
- シンガポールに現地法人を設立
インドに現地法人を設立
インドネシアに現地法人を設立 - 2012年
- 丸の内に本社を移転
フィリピンに現地法人設立 - 2014年
- 名古屋支社を愛知県名古屋市に開設
アルーのサービス
ファンクション
グローバル人材育成
- グローバル人材育成基礎力プログラム
- 海外派遣研修
- 海外各国文化・ビジネス動向シリーズ
- 長期インターンシップ海外派遣プログラム
- 語学プログラム
- 外国人採用者向けプログラム
人材育成
- 新人・若手社員向けプログラム
- 中堅社員向けプログラム
- OJTトレーナー向けプログラム
- 管理職向けプログラム
- ビジネススキル
- イノベーション・創造性開発
- ダイバーシティプログラム
- グローバル人材育成プログラム
- アセスメント・サーベイ
- 通信講座
組織人事コンサルティング
- 経営戦略推進
- 組織・人事制度改革
- タレントマネジメント構築
- 企業理念浸透
ALUGO(モバイル端末による英会話トレーニング)
アルーの求める人物像
アルーの求める人材は、まずアルーのMissionとVisionに賛同し(【理念】の項参照)、高い目的意識とチャレンジ精神を有し、それを実現すべくトライアンドエラーを繰り返す行動力のある者、そして自分一人の力を頼みとせず、広範かつ継続的なインパクトは、チームで動くことによってこそ実現できる、という意識を持てる者である。
アルーでのキャリアパス
アルーには、ラインマネジメントとスペシャリストのどちらを目指すかによって、2コースのキャリアパスが用意されており、社員が自分の思考を踏まえてキャリア選択を行うことができる。
また社内公募制度や、自分のキャリアプランを申告して経営層と面談できる自己申告制度なども、キャリア形成に活かすことができる。
さらに会社と社員個人の双方の成長、目標実現のために、経営陣に新規事業を提案できる「あるちゃれ制度」が設けられており、いつでも時期を問わず新事業、新サービスの企画立案者となることもできる。
アルーでのトレーニング
アルーの主な教育制度には下記の通りである。
- 内定者研修
- 新卒入社3年目までの階層別研修
- 部門ごとの導入研修(営業部門3ヶ月間、開発部門1ヶ月)
- 新任管理者向けのマネージャー研修
- 社員が一堂に会する創立記念日研修
アルーの社員の声
アルーは設立10年強の若い会社である。新しいことに挑戦し続け、変化を創造し続けるベンチャー的な気風を保持し続けている点を、アルーの魅力に挙げる者は多い。
「人の可能性を広げる」という軸は持ちながらも、全社的に新しいことに取り組み続ける姿勢があるのは、アルーで働く大きな魅力の一つです。
人と組織の関係、なぜ価値を生み出す組織と価値を生み出さない組織があるのか、そういった本質を見極めたくて、様々な企業を見てきました。アルーに入社したのは今の10倍の成長を目指すプロセスに関わり「変化」をよりダイレクトに創造できる環境が魅力だと考えたためでした。
アルーの社風の特長はとしてまず挙げられるのが、フラットなコミュニケーション、社員の主体性を尊重する働きやすい環境である。
アルーは、とにかくコミュニケーションがフラットなところ、自分がやりたいことを最大限に実現できるムダのなさが本当に良いですね。
複数社経験し、決裁者との間に数人の部員が入っての伝言ゲームの組織も経験しましたが、アルーでは社長とも直接相談がすぐにできる。
会社にとって必要な提案をすぐに決裁者に聞いてもらえ、判断いただけるのは主体性をもって仕事に取り組む方にはとても良い仕事環境だと思います。
出来るか出来ないかではない、やるかやらないか、そしてやりたいと声を発した人には重要で困難なポジションでも任せる。そんな環境がアルーにあることを身をもって実感した瞬間でした。
働きやすさについては、産休、育休といった制度面や、長期的なキャリア形成を可能にする環境面などにも支えられていることが以下の発言からうかがえる。
激務が一般的なコンサルティングサービス業界の中で、長期的に働ける環境がや制度が整っていることも魅力です。それぞれのキャリアに合わせて産休・育休を取る方もいますし、男性社員も家族との時間を大切に働いています。短期的な成果だけに焦点を充てるのではなく長期的にキャリア形成ができる環境です。
入社6年目に出産し、1年2ヶ月の産休・育休を経て、現在は子育てをしながら時短勤務で働いています。(中略)時短勤務であっても、さらに上の役職を目指し責任ある仕事でもっと活躍したいと思えるし、その思いを形にできる場所があるからこそ、出産後もアルーに戻ってきたのです。
クライアントを10年後、20年後も成長させ、自らも仕事を通じて成長し続ける。それが、アルーの社員が感じるやりがいであり、描く目標であるようだ。
アルーのように仕事を通じてお客様の成長を感じることができる人材育成コンサルティングは、仕事を通じて自分の成長だけでなく、名だたる企業やグローバル企業の成長までを実感し、未来を創っていく手応えを得られる幸せがあります。
これまではクライアントニーズに合わせて、ソリューションを提案していくことがほとんどでしたが、今求められているのはお客様の10年後、20年後の経営戦略を考え、先読みして共に成長プランを考えること。難しい案件が増えたことで、もっと成長していいものを届けたい!と改めて思っています。