エグゼクティブ・サーチ・ファーム

エグゼクティブ・サーチ・ファームとは、企業の依頼を受け、社長・役員などの幹部経験者、専門性の高い知識と技術を有するハイクラスな人材を、外部からヘッドハンティングする業務を主とする会社のこと。英語表記はExecutive search firm。

エグゼクティブ・サーチ・ファームが対象とするのは、経営者、役員(社長・取締役)などから、各事業部門責任者、部長、課長クラスまでが一般的。
サーチ業務にあたるコンサルタント自体も、MBA取得者や、各業界のスペシャリストが多い。

エグゼクティブ・サーチ・ファーム会社として有名なのは、アメリカではコーン・フェリー(Korn Ferry)、ハイドリック&ストラグルズ(Heidrick & Struggles)、日本では縄文アソシエイツなど。

日本では、優秀な人材確保のため、1970年代に在日外資系企業がエグゼクティブ・サーチ・ファームを活用したことが始まりである。
その後2000年代に入り、日本企業も積極的に外部から優秀な人材を求めるようになり、エグゼクティブ・サーチ・ファームの需要も増大していった。
日本企業がエグゼクティブ・サーチ・ファームに依頼する理由は様々であるが、新規事業・海外事業展開、M&Aの際などに、社内だけでは不足する優秀な人材を確保することが代表的な目的として挙げられる。

従来の登録型人材紹介社との相違点として挙げられるのは、支払い報酬、人材の捜索(サーチ)方法にある。
一般的な登録型人材紹介会社は、人材を紹介した企業から得る報酬は成功報酬であることに対し、エグゼクティブ・サーチ・ファームは依頼をする企業からリテーナーフィー(着手金+中間・成功報酬)を受ける場合が多い。

人材捜索ソースとして、登録型人材紹介会社が紹介できる人材は、自社のデータベースに登録している者のみであるが、エグゼクティブ・サーチ・ファームは必ずしもそうとは限らない。
独自の人脈、ネットワークを活用することで、転職希望でない場合であっても企業が求める条件と一致する人材を探し出すことが強みと言える。

コンサルファームでは、クライアント企業に対する支援の一環として、幹部クラスのリーダー人材を外部から招致することもある。その際、エグゼクティブ・サーチ・ファームなどを活用することも多い。
そのため、面接で直接的な知識を問われることはほとんどないと考えられるものの、エグゼクティブ・サーチ・ファームの機能や、一般的な登録型人材紹介会社との違いは把握しておいたほうが良いだろう。

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