アウトソーシング

アウトソーシング(outsourcing)とは外部企業に業務委託をすることを指す。日本語では「外部委託」。

ビジネス用語としては、特にIT分野での技術や人材を調達することとして用いられることが多いが、言葉本来の意味は、人材に限らず部品などを外部から調達することであり、適用範囲は、人事、経理・会計、物流、店舗経営など幅広い分野に及ぶ。
尚、アウトソーシングしていた業務を、自社内に戻して行うことをインソーシング(insourcing)と呼ぶ。

アウトソーシングのメリットは人件費や労働時間といったコストの削減、人員等リソースの確保、専門技術の活用、競争力強化などが挙げられる。
反対にデメリットは、想定外の出来事が発生した場合は追加料金が発生し時間も掛かること、業務の知識や経験をノウハウとして自社で蓄積できない、第三者への情報漏洩リスクなどである。

アウトソーシングが日本で普及した背景には、企業の多角化戦略が挙げられる。
ITソリューション導入が一般的になり、内部の人材では対応出来ない専門性の高い業務も求められるようになった。
人的資源は有限であり、新たに雇用していると時間と労力が掛かるため機会の損失を招きかねない。そこでコスト削減、効率性、品質性向上、時間短縮などの多くのメリットを持つ、アウトソーシングが広まったと考えらえる。

自社の業務を外部に委託する意味を表す言葉にオフショアリングがあり、よく混同されがちだが両者には大きく異なる点がある。
両者に共通するのは外注だが、アウトソーシングは単に外部、オフショアリングは海外を意味する。
つまり、アウトソーシングは同一国内、オフショアリングは外国の企業に委託を行う。
コスト面では考えた場合には、安価な労働力を大量に得られるオフショアリングの方が魅力的だが、コミュニケーション面や、品質面で問題を抱えることが多いことから、国内企業に外部委託した方がリスクは低下する。

オフショア開発などと並び、ITコンサルティングファームではソリューションの一つとしてアウトソーシングを提供していることもある。
単語の意味だけではなく、何故アウトソーシングが必要となってきたのかなど、背景も含めて押さえておきたい。

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