フォーティエンスコンサルティング(旧 クニエ) NTTグループの知見でDXを担う総合コンサル
フォーティエンスコンサルティングは、NTTグループの盤石な基盤と、グローバルコンサルティングファームの源流を活かし、国内外の企業の意思決定や大規模な変革を推進してきた。顧客と一体となって変革を実現する「Work with Client」をアプローチの核とし、日本発のファームとしてアジアを中心としたグローバル展開も加速させている。本記事では、企業の特徴や理念、沿革、主要なサービス内容、求める人物像、入社後のキャリアパスやトレーニング内容、社員の声、社会貢献・ESG、関連書籍について整理する。
フォーティエンスコンサルティング HPより
フォーティエンスコンサルティング(旧 クニエ)とは
フォーティエンスコンサルティング株式会社(Fortience Consulting、以下:フォーティエンスコンサルティング)は、NTTデータグループの一員としてコンサルティングサービスを提供する企業である。経営戦略や企業変革などの領域を中心に、国内外の企業に対して課題解決に向けた支援を行っている。現在は国内外に拠点を展開し、約1,200名の従業員規模を有する。
コンサル業界地図(領域別)
フォーティエンスコンサルティング(旧 クニエ)
フォーティエンスコンサルティングは、2009年に株式会社NTTデータビジネスコンサルティングとザカティーコンサルティング株式会社の合併によって「株式会社クニエ」として設立された。 その後、コンサルティング事業の拡大とグローバル展開を推進し、日本発のファームとして独自のポジションを確立してきた。 2025年10月1日には、さらなる飛躍を目指して「フォーティエンスコンサルティング株式会社」へと社名を変更し、新たなブランドでの歩みを開始している。
同社は、インフラ面において日本を支えてきたNTTグループと、世界4大会計事務所の一つであるアーンスト・アンド・ヤングを源流に持ち、両者の知見を色濃く受け継いでいる。 製造業のビジネス基盤構築などで培った実績を強みとしており、上流の戦略策定からシステム導入を伴う業務プロセスの改革までを一貫して支援できる体制を整えている。システム開発・保守はNTTデータグループ各社と連携して担い、同社自身はコンサルティング業務に特化することで、中立的な立場から最適なソリューションを提案している。
コンサルティングにおけるアプローチとして、フォーティエンスコンサルティングは「Work with Client」というコンセプトを掲げている。 これは、一方的に成果物を提供する「Work to Client」の姿勢ではなく、顧客と一体となって対話を重ねながら企業変革を実現していくという同社の姿勢を表している。 高い専門性と深い業務理解を持つプロフェッショナルが、クライアントの真の変革パートナーとして伴走し、現場への定着に至るまでトータルにサポートを行っている。
近年は、DX(デジタルトランスフォーメーション)やサプライチェーンマネジメントなどの領域に加え、環境・社会課題への対応など幅広いテーマでのコンサルティングを強化している。 また、国内拠点にとどまらず、タイ、インドネシア、マレーシア、ベトナム、中国などアジア地域を中心に海外拠点を展開し、日系企業のグローバル展開や新興国ビジネスの支援にも注力している。 これらの取り組みを通じて、新たな企業価値の創出と持続可能な社会の実現に貢献している。
フォーティエンスコンサルティング(旧 クニエ)の特徴と戦略
※クニエは2025年10月1日より「フォーティエンスコンサルティング」へ社名変更されました。
国内外の製造業を根本から支える、少数精鋭ファーム
日本に貢献する想いで創設された日系グローバルファーム
クニエは、NTTグループのコンサルティングファーム。日本の通信インフラを支え、日本の発展を支えてきた企業として、「国民の公益に資する心」「日本経済への貢献心」を志とし、日本企業に真に役立つコンサルティングを少数精鋭で提供するため、2009年に設立された。
同社はNTTデータの100%子会社ではあるが、システム導入やBPOなどのボリューム型コンサルティングを行っているわけではない。日本を代表する企業にフォーカスし、事業戦略、研究開発、設計開発、生産、サプライチェーンの改革など、難易度の高い、企業の競争力の源泉である実業務の中枢に対して、実行支援型の業務コンサルティングを行う。
クニエにはNTTデータからの出向社員はごくわずか。同業他社や事業会社からの転職者と生え抜きの新卒社員で構成され、親会社へのIT案件提供などの義務も負わない、高い独立性を有している。
クニエの特徴は、利益至上主義・規模拡大を指向するコンサルティング業界に警鐘を鳴らし、実直(真摯)なコンサルティングを提供する点だ。「日本経済への貢献」をポリシーに、クライアントと一体となって真の企業変革を推進するのはもちろん、コンサルティング活動を通して「社会への貢献」と「新興国への貢献」を強く意識した活動を行っている。これを可能にするのが、愚直に専門分野の知見を深めるとともに、社会的人間性を磨き、最前線のコンサルティングワークと社会貢献に携わり続ける、クニエの優秀な少数精鋭のコンサルタントたちである。これは他ファームにはない企業カラーと言える。
自動車メーカーとの共同研究も 生産と設計開発の改善・強化が強み
クニエの主なクライアントは、自動車業界や重工業、機械といった日本が得意とする製造業の大企業だ。ソリューション領域としては、戦略、会計、人事、営業、マーケティング、物流などはもちろん、中でも、製造業のコア業務である研究開発、設計、生産領域の改革を得意とする。
生産や設計の現場は、日本の製造業の強さの源泉だ。このため、彼らと専門知識を戦わせながら改革を議論していくコンサルティングは、極めて難易度が高い。しかし、クニエには、クライアントと同等、もしくはそれ以上に専門性の高いコンサルタントが多数在籍しているため、クライアントの気づかない視点や新しいソリューションを提供し、日本の製造業の新しい取り組みやチャレンジに貢献している。
またクニエは、NTTグループの強みを活かして、IoTやデジタルを使った社会基盤や、企業の次世代製品やサービスの開発などの最先端案件も数多く手がけている。
同社では、こうした事業会社へのサービスに加え、日本の活性化のために地方創生にも積極的に取り組んでいる。観光による地方誘客や農業の再生、地域企業の事業再生や産業誘致、都市再生などにも取り組み、地域の活性化に貢献している。
65%以上がグローバル案件 海外で活躍できる
クニエではグローバル案件が65%以上を占め、コンサルタントは海外で活躍できるチャンスに恵まれている。グローバル案件のクライアントは、日本企業のみならず、海外の現地企業も多数。同社は中国やタイ、インドネシア、ベトナムといったアジア圏に拠点をもち、現地の製造業を中心にコンサルティングを提供している。
これらの地域では、日本がグローバル化する過程で取り入れた、グローバルでの経営管理、人材育成、品質改善、物流改革、研究開発や設計、生産改革、業務スキル向上教育といったテーマに対するニーズが高い。日本の製造業を改革してきたノウハウを背景として、同社の海外におけるプレゼンスの高さは他の欧米系ファームを凌いでいる。
アジアのある国では、中央政府が企業に対してクニエのコンサルティングを受けることを推奨し、地方政府がプロジェクトに資金援助をしているほどだ。その他、アフリカや中央アジア、中央アメリカや島しょ国などの途上国支援を専門にするチームもあり、多くのODA案件にも関わっている。大型の都市計画案件や産業育成、農業改革などのグローバル案件も社会性の高いものが多く、大きなやりがいが得られる。東欧、中東、中南米、南米、アフリカなど、工業立国を志向する国々に展開し、日本発のコンサルティングファームとして不動のブランド確立に挑んでいく。本年度からは米国にも拠点を展開し、米国の製造業にも改革ノウハウを展開していく。
売上よりも、クライアントの満足度で評価される
1つのプロジェクトは3人程度の少人数で取り組むケースが多い。このため、コンサルタントはクライアント側のプロジェクトに入り込み、クライアントのメンバーとともに改革に汗を流すことで大きな成果を生み出していく。
このようなクライアントと一体となって改革を進めるクニエが求める人材は、「熱意と貢献心がある人」だ。QUNIEの“Q”とは品質(Quality)、“E”とは熱意(Enthusiasms)を意味する。クニエの選考では、高い専門性(Q)を身につけ、熱意と貢献心(E)をもって仕事に取り組めるかどうかが重視される。こうした人材が集まることで、ともに高め合うという働きやすい環境が醸成され、離職率も10%未満とコンサルティング業界では非常に低い。
教育制度も極めて充実している。新卒社員については丸1年間を教育にあてている。入社後、戦略や業務改革の徹底的な集中講義を4カ月間受ける。その後、海外研修、プロジェクト研修を経験し、1年かけて個人の適性が見極められた後、ようやく配属が行われる長期育成だ。また、中途採用についても、新卒者が受ける研修と同様のものを2年かけて学ぶ制度が導入された他、キャリアが上がるごとに数十時間の研修を行うなど、少数精鋭集団が維持されるさまざまな仕組みをもっている。
人事評価もユニークで、専門性や社会的人間性の到達度合いを年次で棚卸しし、集団で実力を評価する制度だ。実績は評価に入らず、目標もノルマもない。
企業そして社会のために、本当に求められていることを真摯にサポートしたい。そんな社会貢献意欲の強い人には至適な企業だ。

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代表者代表取締役社長:山口 重樹
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設立2009年
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従業員数約1,200名(2026年5月時点の公開情報)
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所在地東京都千代田区大手町2-3-2
大手町プレイスイーストタワー11F -
拠点数国内4拠点、海外5拠点(2026年5月時点の公開情報)
News & Topics
フォーティエンスコンサルティング(旧 クニエ)の理念
以下にフォーティエンスコンサルティングの企業理念を引く。
Our passion, your progress
フォーティエンスコンサルティングは、事業変革のパートナーであり続けます。
戦略と実行のBridge & Hub となり、「価値提供」と「成果創出」を実現する。
変化の本質を見定め、お客様のあるべき姿と実現までの道筋を描き、共に最後までやり遂げる。
常に専門性を高め、柔軟な発想で挑戦し、お客様と社会に新たな価値を生み出す。
私たちの情熱が、お客様に進化をもたらすことを約束します。Value First
私たちが最も大切にすること、それはお客様に対する「価値提供」と「成果創出」です。経験に裏打ちされた叡智と先進のテクノロジーを掛け合わせ、グローバルレベルの新たな価値を提供できることが強みです。深い専門知識と業務理解を備えた精鋭チームが、既存にとらわれず変革の実現に取り組み、成果を創出します。
Foresight Driven
劇的な環境変化の中で、変わるものと変わらないもの。私たちは本質を見極め、未来を見定めます。そのうえでお客様のあるべき姿を描き、いま何に取り組み、どのように進化するのが最善かの道筋を作ります。お客様と共に成し遂げる変革、その成果はビジネスの枠を超え、社会イノベーションと生活の進化に寄与します。
Work with Client
私たちは、戦略を描くだけでなく、お客様が成果を獲得するまで熱い想いをもって共に挑み、真摯かつ実直に取り組み続けます。立場を超えてお客様のことをよく知り、さらにお客様の顧客のことまで深く理解します。パートナーとして、新たな問題、潜在的な課題を共に発見、解決し続け、長期にわたる信頼関係を築きます。
Commit to Progress
一人ひとりの専門性や価値観を互いに尊重し合うフラットかつオープンな環境の中で、過去の成功や既成概念にとらわれることなく果敢に挑戦し、お客様や社会に対して新たな価値を生み出す組織であり続けます。
私たちは、より良い社会の実現のために、各自が成長意欲を持ち、常に学び、その成果を仲間やお客様と共有する「社会的人間性」を基本姿勢とします。
フォーティエンスコンサルティング(旧 クニエ)の沿革
以下にフォーティエンスコンサルティングの主な沿革を記載する。
- 1997年2月
- アーンスト&ヤンググループとして日本アーンスト&ヤングコンサルティング(後にザカティーコンサルティング)を設立。
- 2004年7月
- NTTデータ システムデザイン(後のNTTデータビジネスコンサルティング)を設立。
- 2009年7月
- ザカティーコンサルティングとNTTデータビジネスコンサルティングが合併。株式会社クニエを設立。
- 2025年10月
- フォーティエンスコンサルティング株式会社に社名変更。
フォーティエンスコンサルティング(旧 クニエ)のサービス
インダストリー
- 製造
- 消費財
- 小売・流通
- 通信・メディア
- サービス・公益
- ヘルスケア
- 金融
- 公共
- ライフサイエンス
サービス
- 経営・事業戦略
- 新規事業開発
- DX
- ビジネストランスフォーメーション
- グローバル戦略
- 組織・人材変革
- ファイナンシャルマネジメント
- セールス/マーケティング
- CX
- SCM/S&OP
- ロジスティクス改革
- 調達購買改革
- PLM
- ものづくり革新/CPS
- エンタープライズソリューション
- 情報戦略
- セキュリティマネジメント
- インフラストラクチャー&テクニカルサービス
- 観光・文化芸術
- アグリフード&ネイチャー
- 経営改善・事業再生
- 都市経営
- 途上国ビジネス支援
フォーティエンスコンサルティング(旧 クニエ)の求める人物像
フォーティエンスコンサルティングでは、顧客と一体となって変革を実現する「Work with Client」の理念に共感し、それを実際のプロジェクトで体現できる人物を求めている。コンサルタントとしての高度な専門性に加え、とくに以下のマインドセットや姿勢を備えた人材が重要視されている。
- クライアントへの熱意
顧客の抱える真の課題に真正面から向き合い、変革が定着する最後まで責任と熱意を持って仕事に打ち込む姿勢。 - チーム・社会への貢献志向
自身の成長や成果にとどまらず、チームや会社、ひいては社会全体の発展に貢献したいという高い志を持ち、その思いを具体的な行動に移せるマインド。 - 自律的な行動力と誠実さ
常にプロフェッショナルとしての誇りを持ち、困難な状況下でも自ら考え抜き、誠実に顧客やステークホルダーと向き合って実行する力。
同社では、これらの要素をベースに、特定の業界やテクノロジー領域でのバックグラウンドを活かしながら、顧客の変革パートナーとして伴走できる人材を広く歓迎している。
フォーティエンスコンサルティング(旧 クニエ)でのキャリアパス
フォーティエンスコンサルティングでは、個人の能力とパフォーマンスに応じて昇格する仕組みとなっている。
昇格・昇給の判断には、専門性、コンサル力、マネジメントとリーダーシップ、社会的人間性の4つを柱とする「コンピテンシー評価」が用いられ、各項目の達成度に基づいて公平に評価が行われる。
キャリアの選択という観点では、マネージャー昇格のタイミングで、組織マネジメントを担う「マネジメントパス」か、専門性を追求する「スペシャリストパス」かを選ぶことができる。なお、途中でパスを変更することも可能であり、個人の志向に合わせて柔軟にキャリアを形成できる。
それぞれの職位における主な役割は以下の通り。以下では、マネジメントパスを中心に紹介する。
アナリスト
入社1年目の研修期間に相当する職位。プロジェクトへのOJT参加を通じて、資料作成や会議のファシリテーション補助など、コンサルタントとしての基礎を幅広く習得する。
コンサルタント
担当領域を持ちながらプロジェクトの実務を担う。クライアントから独立した担当者として認知され、課題検討から成果物の作成・進捗管理まで遂行する。
シニアコンサルタント
専門領域においてお客様から信頼を得ながら、自ら提案・受注から価値提供まで一気通貫でプロジェクトを担当するなど、より高い自律性が求められる。
マネージャー
プロジェクトのリードを担い、チームメンバーの管理・育成にも責任を持つ。マネジメントパスを歩む場合は組織運営への関与が深まり、スペシャリストパスを選択した場合は高度な専門性を軸にプロジェクトをけん引する。
シニアマネージャー
案件の獲得責任とプロジェクト全体の成功責任を担うとともに、より大規模・複雑なプロジェクトのマネジメントを主導する。
ディレクター
案件獲得責任とプロジェクト成功責任を負うことに加え、組織運営の補佐を担う。
マネージングディレクター
顧客との関係構築や組織運営を担い、業績責任・案件獲得責任・プロジェクト成功責任を包括的に担う。
フォーティエンスコンサルティング(旧 クニエ)のトレーニング
フォーティエンスコンサルティングでは、即効性よりも基礎の徹底を重視した育成方針を掲げており、コンサルタントとしての思考力・実践力を着実に身につけられるトレーニング体制が整えられている。
新卒社員トレーニング
入社1年目はアナリストとして位置づけられ、集合研修とOJTを組み合わせた1年間のプログラムに取り組む。
集合研修は以下の3つを柱としている。
- ビジネス基礎
ビジネスパーソンとして必要な知識・スキルやマナーに加え、リサーチやインタビューなどコンサルタントに必須のスキルを習得する。 - 思考力強化
ロジカルシンキングや問題解決力をグループワークを通じて培う。 - ソリューション・業界理解
同社が手がけるソリューションや業界について、各分野の専門社員から直接レクチャーを受ける。
OJTでは、実際に稼働中のプロジェクトへ3回参加する。次年度のチーム配属を見据え、本人のキャリアプランに沿ったOJT先を相談のうえ決定できることが特徴で、指導員のもとで実務経験を積む。
また、新卒社員全員に対してカウンセラーが1名つき、キャリアに関する相談や日常的なサポートを1年間継続して行う「カウンセリング制度」が設けられている。
キャリア/新卒社員共通トレーニング
入社後のステージを問わず、継続的な成長を支援するトレーニングとして以下の2つが設けられている。
- 階層別研修
キャリアの各ステージで求められるコンピテンシーを段階的に習得し、次のステップへの成長を促す。 - 昇格時研修
各ランクへの昇格タイミングで、リーダーシップ発揮に必要なマインドや姿勢を身につけるため、合宿等の形式で研修が実施される。
フォーティエンスコンサルティング(旧 クニエ)の社員の声
フォーティエンスコンサルティングでは、異業種・未経験からコンサルティングに転身した社員も多く、充実した研修と周囲のサポートのもとで成長できる環境が整っている。チームで協力しながら仕事を進める文化があり、ワークライフバランスへの配慮も根付いている。また、「お客様のために何をすべきかを考え抜く」姿勢が組織全体に浸透しており、社員それぞれがその姿勢を自然と身につけていくことができると感じている社員もいる。以下に、異なる部門で活躍する社員の声を引く。
そんな私にとって大きな後押しとなったのが、超が付くほど充実したコンサルタント研修でした。研修のカリキュラムは、ロジカルシンキングやインタビューの仕方、議事録の取り方、ファシリテーションの方法など多岐にわたり、なかでも役立ったのが、ロジカルシンキング研修です。情報を構造化してロジカルに組み立てる手法は、コンサルタントの伝家の宝刀ともいえるもので、事業会社やSIerではなかなか体系的に学ぶことはできません。そのロジカルシンキングを研修で学び、上司から厳しくも的確なレビューの洗礼を受けたことは、未経験者の私にとって大きな力となりました。
前職の外資系コンサルティングファームでは、どちらかというと個人プレイに走る人が多かったのに比べると、社員の人柄やチームワークの面ではかなり対照的ですね。少なくともSDGsチームのメンバーは、全員が本気で世界平和の実現を目指している“熱い”方々ばかりなので、良い刺激を受けています。
かといって、伝統的な日本企業のように、人間関係においてお互い過干渉になることもなく、ほどよくサバサバしているので、とても働きやすい環境だと感じています。ワークライフバランスの面でも、例えば誰かが産休や育休を取得すると、他のメンバーがその分をサポートするのがごく当たり前のことと受け止めるカルチャーが根付いています。
フォーティエンスには”(常に変わり続ける環境の中で)今、お客様のために何をすべきか”を考え抜く文化が根付いていると感じます。
この文化に親和性が高い人材が集まっているため、コンサルタントとしてのスキルはもちろんのこと、”常にお客様のことを第一に考え、コンサルタントとして高い価値を提供し続ける”姿勢が自然と身に着きます。
フォーティエンスコンサルティング(旧 クニエ)の社会貢献・ESG
フォーティエンスコンサルティングは、「日本の企業と社会の発展に貢献すること、ひいては世界の企業と社会の発展にも貢献していくこと」を経営理念に掲げており、コンサルティング事業を通じた社会への貢献を企業活動の根幹に位置づけている。
チャリティプログラム「One Click for Smile」
2020年から2025年にかけて、同社はオリジナルのチャリティプログラム「One Click for Smile」を実施した。このプログラムは、Webサイト上のクリックを寄付金に換算し、選定したチャリティ団体へ寄付する仕組みで、子どもの権利・教育・ジェンダー平等・飢餓・自然保護・医療・衛生といった幅広い社会課題の解決に充てられた。国内にとどまらず、タイ・インドネシア・ベトナム・マレーシア・中国といった同社のビジネス展開先の各国にも活動の輪を広げ、6年間にわたり継続された。2025年12月をもって終了している。
環境分野への取り組み
脱炭素化に向けた業界横断的な取り組みにも積極的に関与している。日本環境倶楽部のソフトウェア分野の脱炭素研究会の一員として、ソフトウェア製品のライフサイクル全体(調達・設計・運用・廃棄)を対象としたCO2排出量の算定ルール策定に主要メンバーとして参画し、2026年3月に公開した。本ルールは、経済産業省の「カーボンフットプリント ガイドライン」に準拠したもので、ソフトウェアに起因するCO2排出量の可視化と削減戦略の立案を可能にする。この活動は、2025年1月の第21回LCA日本フォーラム表彰において「LCA日本フォーラム会長賞」として評価されている。
フォーティエンスコンサルティング(旧 クニエ)についてのFAQ
フォーティエンスコンサルティングはどのような企業を支援していますか?
フォーティエンスコンサルティングは、国内外の幅広い産業界の企業や官公庁に対してコンサルティング支援を行っています。特に、NTTデータグループという背景を活かし、社会インフラを支える大規模な組織や、製造、流通、金融などの主要産業におけるリーディングカンパニーを多く支援しています。同社の特徴は、日本企業のグローバル展開支援にも強く、アジアを中心とした海外拠点を通じて、現地の商習慣や規制に対応した実効性の高いアドバイスを提供している点にあります。大手企業のみならず、特定の技術や市場で強みを持つ中堅企業に対しても、経営戦略から業務プロセスの改革、デジタル技術の活用支援まで多岐にわたるサポートを提供し、顧客企業の持続的な成長を支えています。
旧社名「クニエ」からの変更の背景と、現在のブランドコンセプトは何ですか?
フォーティエンスコンサルティングは、2025年10月に旧社名「クニエ」から現在の名称に変更されました。この変更は、同社がNTTデータグループのコンサルティング能力をより明確に示し、グローバル市場での存在感を一層高めることを目的としています。新社名の「Fortience」は、Foresight(先見性)、Fortitude(不屈の精神)、Intelligence(知性)、Experience(経験)を掛け合わせた造語であり、困難な変革を成し遂げる伴走者としての決意が込められています。「日本発のグローバルコンサルティングファーム」として、日本の細やかな品質とグローバルのダイナミズムを融合させ、顧客の真の変革をリードするプロフェッショナル集団としてのブランドを再定義しています。
フォーティエンスコンサルティング独自のコンサルティング手法「Work with Client」の具体的な内容は?
「Work with Client」は、フォーティエンスコンサルティングが最も大切にしている独自のコンサルティングアプローチです。これは、コンサルタントが外部のアドバイザーとして単に報告書(成果物)を提出するだけの「Work to Client」ではなく、顧客と同じ視点に立ち、現場に入り込んで共に汗をかきながら課題を解決していくスタイルを指します。具体的には、顧客企業の文化や現場の声を尊重し、経営層の意向と現場の実行力を繋ぎ合わせる対話を重視します。これにより、上辺だけの変革ではなく、プロジェクト終了後も顧客組織自らが自律的に改善を続けられるような「定着化」を実現することを目指しています。顧客と「同志」のような関係を築き、最後まで責任を持って伴走する姿勢が、多くの企業から信頼を得る源泉となっています。
フォーティエンスコンサルティングにおける製造業やサプライチェーン(SCM)領域での強みは何ですか?
フォーティエンスコンサルティングは、その源流に製造業のプロセス改革に長けた知見を有しており、サプライチェーンマネジメント(SCM)領域で国内トップクラスの実績を誇ります。具体的には、需要予測、在庫適正化、生産計画の立案から、それらを支えるERP(統合基幹業務システム)の導入支援まで、SCMの全域をカバーしています。また、単なるシステムの刷新に留まらず、業務フローそのものを競争力の源泉へと組み替えるBPR(ビジネスプロセス・リエンジニアリング)に強みがあります。近年では、サステナビリティの観点から「カーボンニュートラルなサプライチェーン」の構築支援など、最新の社会要請に応える高度なコンサルティングも提供しており、日本のものづくり企業のグローバル競争力強化を多角的に支援しています。
NTTデータグループとしての強みや、他のファームとの違いは何ですか?
フォーティエンスコンサルティングの最大の強みは、世界有数のITサービス企業であるNTTデータグループの一員であることです。これにより、戦略策定後のシステム実装において、グループ内の高度なテクノロジーやリソースと連携した大規模な変革が可能になります。他ファームとの決定的な違いは、特定のハードウェアやソフトウェアに縛られない「ベンダーニュートラル」な立場を貫いている点です。システム開発を主目的とするITコンサルタントとは異なり、同社はあくまでビジネス課題の解決を最優先し、顧客にとって真に最適なIT活用や業務改革を提案します。NTTグループが長年培ってきた公共性・信頼性と、コンサルティングファームとしての鋭い洞察力を両立させていることが、独自の市場価値を生んでいます。
フォーティエンスコンサルティング(旧 クニエ)の関連書籍
フォーティエンスコンサルティングへの転職を志す方へ、同社および業界への理解を深めるうえで参考となる書籍をご紹介します。
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AIエージェント×業務改革 実践の教科書 -
THE DIGITAL TRANSFORMATION ROADMAP(デジタル・トランスフォーメーション・ロードマップ) 絶え間なく変化する世界で成功するための新しいアプローチ -
フォーサイト起点の社会イノベーション 新たな価値を創出するため企業は何をすべきか -
ダイナミック・サプライチェーン・マネジメント レジリエンスとサステナビリティを実現する新時代のSCM -
なぜ9%のサブスクしか成功しないのか -
日本型ロジスティクス4.0 サービス多様化、物流費上昇、人手不足を一挙解決! -
“数”の管理から“利益”の管理へ S&OPで儲かるSCMを創る!〈第2版〉
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