シグマクシス SIGMAXYZ

 企業について
『コンサル業界大研究』抜粋
概要

顧客やビジネスパートナーとの価値共創を通じて、美しい社会づくりをめざす

組織・業界を超えたコラボレーションで社会に価値を生み出す

2018年に、設立10周年を迎えたシグマクシス。同年、新たなミッション「クライアント、パートナーとともに、Society5.0の実現とSDGsの達成に貢献する」、ビジョン「CREATE A BEAUTIFUL TOMORROW TOGETHER」を掲げた。
人と人との「信頼」、お互いに助け合う「互酬性の規範」、絆でつながり合う「ネットワーク」────。古来の日本の強みであり、同社自身も設立時から重視してきたこの3つの価値観を軸に、シグマクシスは美しさにあふれる社会づくりをめざす。

同ビジョンのもと、同社は組織や業界の枠を越えたコラボレーションを中心とした、新しい形の事業モデルを実現している。
同社にとってコラボレーションとは、1人ひとりが主体性をもち、互いに動機づけ合いながら、それぞれの能力を活かして新たな価値共創に取り組むこと。プロジェクトでは自前主義にこだわらず、顧客もビジネスパートナーも一緒になって知恵と経験を出し合い、互いに成長しながら成果を実現する。ここで大事になるのは、社内外から最適な能力・知見をもつ人財やテクノロジーを目利きして集める力。そして集めたプレイヤーをワンチームにまとめ、それぞれの価値を引き出しながら成果を最大化させる牽引力。つまり「アグリゲーション力」である。
同社はアグリゲーション力によりプロジェクトを機動的かつ柔軟に動かすことを強みとしており、これまで多数のプロジェクト実績に加え多様な企業・団体とのネットワークも構築してきた。

近年は、そうしたネットワーク上のプレイヤーを、組織・業界を超えてつなげることで新たな市場を生み出す「マルチサイド・プラットフォーム」の形成・運営にも注力している。2017年からはフードテック領域で、社外のプレイヤーとともに新たな「食」産業の創生と、その実装による社会課題の解決に挑む。また、2020年からは長野県小布施町とともに、人口減少や防災、環境に配慮した循環型の新たな社会インフラの実現をめざす。

企業や業界、社会のDX推進をめざし、多様なテーマに取り組む

シグマクシスが提供するサービスメニューは、事業戦略、プラットフォーム戦略、M&A戦略、新規事業開発、AI&デジタル活用、デジタル人財育成、ビジネスプロセス変革、人と組織のイノベーション、ワークスタイル変革、大型PMO、DXプログラムマネジメントなど、多岐にわたる。

これは、新卒採用および幅広い業界からのプロフェッショナル採用を通じて集まった人財が、互いの発想をぶつけ合い、顧客にとって必要なものを創り出してきたことによる。2020年からは、サービス単独での提供にとどまらず、顧客のビジョンを描き、実現に必要なサービスを組み合わせて提供するアプローチをより重視している。
というのも、シグマクシスが考えるDXとは、既存事業を効率化する「デジタル・トランスフォーメーション」、既存事業の強みを活かしながら新たなビジネスモデルを生み出す「サービス・トランスフォーメーション」、組織や人財、働き方を変革する「マネジメント・トランスフォーメーション」の3つのトランスフォーメーションを実現すること。

顧客が次なる社会を築くプレイヤーへと進化するためのトランスフォーメーション・シナリオを自ら描き、同社のサービスを組み合わせて提供している。加えて、コンサルティングサービスを通じて得た知識、経験、スキル、ネットワークを活かし、顧客やビジネスパートナーとの共同出資によるジョイントベンチャー※1、ジョイントビジネス、インキュベーション※2も手がけている。

投資先へは同社のコンサルタントが事業運営の一員として参画し、経営者の目線で意思決定し、具体的な事業オペレーションを担う。この領域では若手人財の活躍も多く見られ、コンサルティングと事業企画・運営の両方の経験により、自らの可能性を引き出し最大化するキャリアパスが広がっている。また国内外のベンチャーキャピタルへの出資も行い、有望なベンチャー企業とのネットワークを拡大するとともに、彼らの成長支援にも貢献している。

個人の成長が、組織を成長させる

シグマクシスの事業運営体制は、顧客の課題をつかみ提案機会を発掘・拡大する「インダストリーシェルパグループ」と、課題解決のオファリング開発を担う「サービスシェルパグループ」で構成され、両者のコラボレーションでプロジェクトに取り組んでいる(2021年4月現在)。

各グループのスキル別チームにコンサルタントが所属しており、プロジェクトは最適なスキルをもつ人財の組み合わせで体制が組まれる。こうした組織横断型のチームワークは、全社の能力向上も促進する。シグマクシスの社内では、組織を越えた勉強会が自発的に生まれてコミュニティ化するなど、互いのスキルや知見を学び取る文化が根づいている。

また、同社が整備する学習環境は、社内で開発する独自のトレーニングコースに加え、社外の専門的なコースを選択できるなど、幅広い領域にわたり整備されている。
新卒トレーニングでは、現場でプロジェクトを推進するリーダークラスのコンサルタントが教壇に立ち、実践的なプログラムを提供する。さらにはスポーツや文化・芸能といった異業界の第一人者の視点や発想に触れる機会などもある。こうしたバリエーション豊かな学習環境の中から、社員は自らのキャリア形成に向けて必要な学習プランを立てて実行する。
「個人の成長が組織を成長させる」というコンセプトのもと、1人ひとりが自律的に自己研鑽し続けていることこそが、シグマクシスの強みの源泉なのだ。

自ら成長し続けながら、組織の枠組みを超えてネットワークを拡げ、能力のコラボレーションで価値創造に挑みたいと考える人財にとって、やりがいとチャンスに溢れる場だ。

※1 ジョイントベンチャー(合弁会社):複数の企業が互いに出資し、新しい会社を立ち上げて事業を行うこと。

※2 インキュベーション:新たなビジネスを始めようとしている人や企業に対し、不足する資源(資金、オフィス、ソフトなど)を提供し、その成長を促進することを目的とするビジネス。シグマクシス・インベストメントは2021年4月に設立。

シグマクシスのミッションとビジョン シグマクシスの事業

シグマクシスは、「クライアント・パートナーとのコラボレーションによる価値創造」を基本姿勢とし、世の中にポジティブなエネルギーを供給できる独創的なプロフェッショナル集団であることを志すコンサルティングファーム。本社は東京都港区。約554人従業員を擁する。(2021年3月現在)

2008年5月に倉重英樹氏(※)を代表とし、三菱商事とRHJインターナショナルの共同出資により、ICT(Information and Communication Technology: 情報通信技術)を活用した企業経営を支援するビジネス・コンサルティング会社として発足。

2013年11月15日、設立5年で東京証券取引所マザーズ市場への上場を承認を受け、同12月18日に上場。2017年には東証一部に市場変更。

シグマクシスは、「”Xpartner(クロスパートナー) for Your Z” ~究極の価値と喜びを創造する」を創業ビジョンとして掲げ、短期間で大きな成長を遂げてきた。
クロスパートナーとは、クライアントの上位概念として用いられた言葉で、リスク等をシェアした緊密度の高いパートナーのことを意味する。シグマクシスはこうした存在となることを創業以来標榜してきた。
クライアントがビジネスを進めるうえで必要なものをすべてそろえる「アグリゲーター」としてのサポート、「ネゴシエーション」ではなく「コラボレーション」を主体として行うコンサルティングを強みとし、従来のようにITコンサルタント、 SIer、IS部門などが個別に仕事を進める状況を作らないビジネススタイルを特長とする。

2021年10月、持株会社体制への移行に伴い、株式会社シグマクシス・ホールディングスへ社名変更、新たな体制の基での価値創造と、それによる成長を加速させている。
株式会社シグマクシス/株式会社シグマクシス・インベストメント/株式会社SXAの3社が、100%子会社としてそれぞれコンサルティング/投資/M&Aアドバイザリーの各事業を担う。
本ページでは、このうち同10月に新設された株式会社シグマクシス(コンサルティング事業を継承)について記載する。

※倉重氏は、日本IBM 取締役副社長、プライスウォーターハウスコンサルタント(後にIBMビジネスコンサルティングサービス→日本IBM )代表取締役会長、日本テレコム 取締役 代表執行役社長、RHJインターナショナル・ジャパン 代表取締役会長などを歴任した人物である。2018年6月、富村隆一氏のシグマクシス代表取締役社長兼COOに就任に伴い、同社代表取締役会長兼CEOとなる。シグマクシスの持株会社化により、2021年10月1日より株式会社シグマクシス・ホールディングス代表を務める。
株式会社シグマクシス(SIGMAXYZ Inc.)
SIGMAXYZ Inc.
  • 代表者
    代表取締役共同代表 太田 寛
    代表取締役共同代表 早坂 保彦
  • 設立
    2021年10月1日
    ※2008年事業開始。2021年10月1日、持株会社体制への移行に伴い、会社分割によりコンサルティング事業を承継、新設。
  • 所在地
    東京都港区虎ノ門 4-1-28 虎ノ門タワーズオフィス9F

理念

以下にシグマクシスの掲げるビジョンを引く。

私たちの使命 -Mission-

Society5.0の実現とSDGsの達成に貢献する。

  • 企業のデジタル・トランスフォーメーションの促進。
  • ジョイントベンチャーの創設・運営およびベンチャー企業の支援。
  • 高い価値を共創するマルチサイド・プラットフォームの形成。

私たちのありたい姿 -Vision-

Create a Beautiful Tomorrow Together

人と人との「信頼」、
お互いに助け合う「互酬性の規範」、
絆で繋がり合う「ネットワーク」。
これら3つを軸とする社会関係資本の考え方と、
それが広く理解され浸透していくことの大切さが、
世界の国々において見直され始めています。

そして、この社会関係資本こそ、
日本が培ってきたアイデンティティーそのものであり、
社会としての美しさだと思うのです。

シグマクシスが企業活動を通じて目指すのは、
そんな美しさにあふれた社会づくりに貢献すること。

世代やパーソナリティーを超えてお互いに尊重し合い、
誰もが快適に暮らし活躍し、
希望を持って生きることができる、美しい社会。

そのためにシグマクシスは、
クライアントやパートナーをはじめ、
あらゆる人や組織と力を合わせ、
シェルパとして共に成果実現を目指し、
時には自ら旗を振って新しい価値を生み出していく。

まずは、明日を美しくすることから、一歩一歩。

シグマクシス公式サイトより引用

沿革

以下に同社の主な沿革を記載する。

【株式会社シグマクシス・ホールディングス】

2008年5月
三菱商事とRHJインターナショナルの共同出資により設立。
2011年7月
M&Aインターナショナル(M&A International Inc.;現:Oaklins)日本総代表組織として加盟
2013年12月
東京証券取引所マザーズ市場に上場
2014年10月
100%子会社 株式会社SXA設立 M&Aアドバイザリー事業開始
2017年11月
東京証券取引所マザーズから東京証券取引所市場第一部へ市場変更
2019年2月
株式会社SXF設立(100%子会社)
2021年4月
株式会社シグマクシス・インベストメント設立(100%子会社)
2021年10月
持株会社体制へ移行、「株式会社シグマクシス・ホールディングス」へ社名変更。
株式会社シグマクシス設立(100%子会社)

【株式会社シグマクシス】

2021年10月
株式会社シグマクシス・ホールディングスの100%子会社として株式会社シグマクシス設立。コンサルティング事業を継承。

サービス

インダストリー

  • 食料・飲料
  • 一般消費財・サービス
  • 製薬
  • 小売業
  • 化学品
  • 運送用機器
  • 電気機器
  • 素材
  • 産業設備
  • 金属
  • 建設・不動産
  • 輸送業
  • 交通
  • 旅行業
  • 公共サービス
  • 電力・ガス
  • 情報・通信業
  • メディア・エンターテイメント
  • 銀行
  • 証券・その他金融
  • 保険業

ファンクション

  • 戦略
  • FRM
  • SCM
  • CRM
  • HCM
  • テクノロジー

求める人物像

シグマクシスは、社内外の多様な能力を組み合わせ、チームを組成して自ら設定したゴールを達成する「アグリゲーター」人財、お客様に寄り添いビジョン実現まで併走する「シェルパ」人財を求めている。
多様性を楽しみ、未知を恐れず、コラボレーションで価値を創造することに喜びを感じる方の参加を待望している。

キャリアパス

コンサルタント

アシスタントマネージャー

マネジャー

プリンシパル

パートナー・ダイレクター

パートナーの役割は主に二つあり、まずより高い価値創造への取り組みを向上させていくこと、そして社外で新しいポジションを担うことである。
社外にシグマクシスを知るパートナーを増やすことは、シグマクシスの価値向上につながっていく。
尚、シグマクシスでは、キャリアと出産・育児を両立させるための育児支援制度を整えている。
これにより、女性コンサルタントでも妊娠、出産と、自らのプロフェッショナリズムを追求を無理なく行うことができる。
以下は、具体的な制度の一例。

  • 妊娠休暇、産前産後休暇を有給休暇として付与
  • 第一子/10万円・第二子/20万円・第三子/100万円の出産祝い金支給
  • 満3歳までを対象に、一子当たり75,000円/月を支給
  • 育児短時間勤務・深夜勤務制限・時間外、休日勤務制限などの時短勤務制度

トレーニング

シグマクシスのトレーニングは、一般の企業のように会社から社員に「教育」を提供するのではなく、各人の「学習」を、会社が推進・奨励するという考え方に基づいている。
そのため、トレーニングプログラムは強制的に受講させられるものではない。
コンサルタント自身が、自らのキャリアプランに照らし合わせながら、それに必要なスキル、知識、能力を考慮の上コースを選択し、組み合わせていく仕組みとなっている。

社員の声

フラットな文化がゆえの働きやすさや周囲の社員とのコラボレーションのしやすさは、事業の成功に大きく貢献している。

「入社時の印象として残るのは、思った通りのフラットな文化です」と振り返る。「入社後の新卒トレーニングで最初に言い渡された方針は『今やるべき事に、あるべき姿勢で取り組むべし』というシンプルなものでした。諸先輩方の行動も判断もその方針からブレがなくロジカルだから、理不尽さがない。そういった意味でのフラットさを感じました」。

https://www.sigmaxyz.com/recruit/people/murata/より引用

様々な出会いにあふれているのも、この会社の特徴の一つ。プロジェクトにアサインされるたびに、初めてのテーマに、「初めまして」なメンバーと取り組む。当然、自分とは考え方も経験も異なる人に出会うこともあります。そんなときに、あえて耳を傾けて自らの視野や考え方を広げてみると、今までの自分にはなかったアウトプットを生むことができますし、新たなネットワークにも繋がって行きます。1年ほど前に難易度の高いプロジェクトに取り組んだ際にも、社内の様々な人にヒントをもらうことで、自分なりの解へと落とし込むことができました。一人で抱え込まず、互いの能力や発想を活用し合える、フラットな社風だと思います。

https://www.sigmaxyz.com/recruit/people/fukuyo/より引用

大手外資系コンサルファームとの違いや、「未開拓」の企業だからこその魅力について以下のように語られている。

「歴史が長く、きめ細やかに組織構成された大規模ファームを『区画整理された広大な土地』に例えるなら、シグマクシスは『未開拓の土地』だと思います。もちろん設立当時よりは開拓されてきていますが、今でも開拓によって何が出てくるのか、更にどこにどこまで拡がるのか分かりません。常に変化に向かっていく会社なので、開拓が終わる日はないのかも知れません」。
「中小規模で、グローバルからの縛りもない日本企業。この身軽さゆえのフットワークだからこそチャレンジできる領域が深く広いんです。例えば今なら、AI・IoT・ブロックチェーンといった、新しい技術や考え方を活用して新しいサービスを生み出すことが注目されていますが、自らクライアントに価値提供できるようなテーマを持ち込み、周りの仲間を巻き込みながら新しい風を起こしている開拓者がたくさんいます。そんな土地とチャレンジ精神を好む開拓者に自分のキャリア像を重ねられる、そんな方に是非入社していただきたいですね」。

https://www.sigmaxyz.com/recruit/people/takagi/より引用

できたばかりの会社って、まだプロセスやシステムが確立されていなくて、流動的なんですよね。皆であれこれ試しながら、どうにか前に進もう、創って行こう、という勢いに溢れている。その中で仕事をすること自体が刺激的ですし、出来上がっている会社では得られない経験が多い分、成長も速いです。実際に入社してしばらくは、幅広い領域の仕事にアサインされ、経験を積むという日々でした。設立から8年経った今も、株式上場を経て事業を拡大し、相変わらず変化の毎日。いまだエネルギッシュだと思います。

https://www.sigmaxyz.com/recruit/people/fukuyo/より引用

プロボノ

シグマクシスは、事業活動の一環として、デジタルトランスフォーメーション推進をはじめとした社会貢献活動を行なっている。例えば、社会課題の解決に向けて、内外の賛同者を集めてエコシステムを構築する「ソーシャル・マルチサイド・プラットフォーム」である。
2020年には長野県小布施町、株式会社Goolight、自然電力株式会社と『次世代型インフラの実現に向けた包括連携協定』を締結し、環境に配慮した社会インフラの構築に向けて取り組んでいる。

書籍

シグマクシスへの転職を志す方へ、面接までに読むべきお勧めの書籍をご紹介します。

  • フードテック革命
    田中 宏隆、岡田 亜希子、瀬川 明秀 (著)

  • すべてわかるビッグデータ大全~大量データを保管/分析する製品・技術・事例
    太田 寛、松尾 公大、武藤 壮平、加藤 高洋、永森 剛司 (著)

  • ここが危ない!ビッグデータの落とし穴
    太田 寛、松尾 公大、武藤 壮平、加藤 高洋、永森 剛司 (著)

  • シグマクシス「経営論Z」
    倉重 英樹 (著)

  • アグリゲーター
    柴沼 俊一、瀬川 明秀(日経ビジネス副編集長 日経BPビジョナリー経営研究所主任研究員) (著)

  • 本物の提案営業
    渡邊 達雄 (著)

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