求人数 979 件 2019/02/21
コンサルタントキャリアのNo.1転職支援
戦略コンサル、経営コンサルに分類されるファームでは、ワールドワイドな拠点をもち、グローバルカンパニーや大手企業を主たるクライアントとしています。
業務領域は幅広く、様々なインダストリーやファンクションにおける経営課題を解決することが特徴的です。
・アナリスト(600~800万円程度)
・コンサルタント&シニアコンサルタント(800~1500万円程度)
・マネージャー&シニアマネージャー(1500~2500万円程度)
・パートナー(3000万円程度~)
【提案】
新規または既存のクライアントに対して、プロジェクト提案資料を作成してプロポーザルのプレゼンテーションを行います。
【キックオフ】
クライアント企業との契約が結ばれると、ファーム内でプロジェクトチームを組成してキックオフとなります。プロジェクトは、オンサイト(クライアント先の常駐型)となる場合もあれば、ファーム内のオフィスワークとなる場合もあります。
【中間報告】
リサーチ、仮説構築、仮説検証の作業を繰り返し、ドキュメンテーションを進めていきます。作成された中間報告資料に基づいて、クライアント企業にプレゼンテーションを行います。
【最終報告】
中間報告で確認された方向性に基づいて、仮説を詳細化しながら最終報告資料にまとめます。クライアント企業にプレゼンテーションを行った上、最終アウトプットとして資料一式を納品します。
大手事業会社の海外進出戦略策定プロジェクトの場合(コンサルタント@リサーチ&仮説構築のフェーズ)
09:45 【出社】 | スタバのコーヒーを片手にオフィス入りしてメールチェック |
10:00 【リサーチ作業】 | 海外市場データを収集するためにネットリサーチで当たりを付けてリサーチ会社から資料を取り寄せ |
11:00 【インターナルMTG資料作成】 | 有効なデータセットを整理して作業フローをスライド化 |
12:30 【クイックランチ】 | MTG資料作成が間に合わず、弁当を購入してデスクで画面を見ながら食べる |
13:00 【インターナルMTG】 | マネージャーとチームメンバーに進捗を報告 |
14:00 【初期的分析】 | インターナルMTGで確認した作業フローに基づいてデータ分析と示唆抽出 |
17:00 【クライアントMTG資料作成】 | 明後日に控えたクライアントMTGに向けて資料ドラフトを作成 |
19:00 【夕食】 | メンターの先輩コンサルタントと一緒に、オフィス近くのレストランで夕食をしながらアドバイスをもらう |
20:00 【メール処理】 | メールを整理して返信作業を完了 |
22:00 【クライアントMTG資料作成】 | データ分析結果をPPTでビジュアル化して資料体裁を整える |
24:30 【タクシーで帰宅】 | 終電を逃してタクシーで帰宅 |
25:30 【就寝】 | 明日のタスクをイメージしながらシャワーを浴びた後に就寝 |
自動車(大手自動車メーカーのグローバル戦略構築支援)
金融(買収先事業会社のビジネスデューデリジェンス)
メディア(大手広告代理店の営業戦略構築および実行支援)
エネルギー(政府機関のエネルギー戦略構築支援)
ヘルスケア(医療機器メーカーの中期経営計画策定支援
戦略(大手商社物流事業の海外進出戦略構築支援
マーケティング・ブランディング(大手不動産会社のコーポレートブランド戦略構築支援)
オペレーション(日系電子機器メーカーの業務効率化の実行支援)
人材・人事(大手家電メーカーの人事制度構築支援)
R&D(大手アパレルメーカーの商品開発プロセス再構築支援)
コンサルティング未経験者については、20~30代前半の有名大学卒の方を中心に、前職の職種に関わらず採用する傾向があります。
中途採用でオファーを獲得される方の職種は実に様々で、ここまで幅広い職種に対してポテンシャル採用を行っている業界は大変珍しいと言えます。
具体的には、事業会社や金融機関の経営企画、マーケティング、営業、経理・人事・法務などのバックオフィス、システムエンジニア、国家公務員、大学の研究職、医師、弁護士、公認会計士などから採用されています。
MBAは必須ではありません。また、英語力は必須ではなかったものの、近年は英語力を求める戦略ファームも少しずつ増えてきています。
【書類選考】
履歴書および職務経歴書によって選考が行われます。志望動機書や英文レジュメの提出を求めるファームもあります。
一般の書籍では「職務経歴書に成果を数字で記述せよ」とアドバイスされていますが、このような内容は、戦略系ファームの書類選考では重視されてはいません。
このように、戦略系ファームの書類選考では一般にはあまり知られていない「抑えるべきポイント」があります。全体的な構成やクローズアップさせるべき経歴や志望理由など、応募書類の作成から入念な準備が必要となります。
【筆記試験】
論理的思考能力を測るために、GMAT(※1)や判断推理(※2)を中心とする筆記試験を課すファームが多くなっています。一般的な適性検査よりも難易度が高く、事前に対策をしておかないと、優秀な方でも筆記試験で不合格となってしまうこともあります。
(※1)GMATとは、Graduate Management Admission Testの略で、ビジネススクールへの留学にあたって求められることが多く、MBA取得の実質的共通試験となっています。
(※2)判断推理とは、公務員試験の科目の一つで、論理的な思考能力を問う試験です。
【面接】
通常、5~6名の面接官と1対1の面接が行われます。
志望理由や職務経験を中心とする面接もありますが、多くの戦略コンサルファームでは、地頭力を見るためにケースインタビューを課しています。
ケースインタビューとは、面接官からあるシチュエーションが示され、その問題に対する解決策を答えさせるというディスカッション形式の面接です。
具体的には、「万年筆の年間市場規模は?」「新幹線の中のコーヒーの売上を2倍に伸ばすには?」「あなたがファーストリテイリングのCEOだったらどのような手を打つか?」などといった問いに論理的に回答していくことが求められます。
また、ケースインタビューでは、回答内容だけを評価されている訳ではありません。ディスカッションに臨む姿勢も見られています。
対策なしにケースインタビューを乗り越えるのは極めて難しいのが実態です。しかしながら、入念な対策を行うことによって、面接で高いパフォーマンスを発揮することは十分に可能です。
戦略系コンサルティングファーム出身者のネクストキャリアは幅広く、事業会社への転職、金融機関への転職、他のコンサルティングファームへの転職などが見られます。
事業会社への転職では、外資系事業会社、大手日系事業会社、成長企業、オーナー企業が主な転職先となり、経営幹部ないしは経営幹部候補をはじめ、経営企画部門やマーケティング部門の中核メンバーとしての活躍が目立ちます。
また、投資銀行やファンドなど金融機関への転職が多いのも特徴的です。
他のコンサルティングファームへの転職では、戦略系、財務系、業務・IT系、シンクタンク系など、実に幅広いオプションがあります。ファーム内で昇格を重ねてパートナーとなる方や、経営コンサルタントとして起業する方も見られます。
なお、国際機関への転職、起業、留学というキャリアを選択する方もいます。