アクセンチュア(戦略)の企業情報 Accenture

 企業について

アクセンチュアは世界でも最大クラスの規模を誇るコンサルティングファーム。
監査・税務・ビジネスコンサルティングに強みを持つアーサー・アンダーセンを出自とするが、日本ではITソリューションカンパニーとしての知名度が高い。
さらに戦略部門(Accenture Strategy)を持ち、戦略コンサルティング領域でも強い存在感を示している。

Accenture Strategyでは”We Shape”をミッションとして掲げており、クライアント企業の戦略立案~実行を支援している。
公共サービス・医療健康業、製造・流通業、通信・ハイテク業、素材・エネルギー業、金融サービス業の5つの業界を主な対象に、戦略コンサルティングサービスを提供している。

アクセンチュア株式会社 (Accenture Japan Ltd)
Accenture
  • 代表者
    代表取締役社長:江川 昌史
  • 設立
    1995年(創業:1989年)
  • 所在地
    東京都港区赤坂1-11-44 赤坂インターシティ

理念

アクセンチュアの6つのカルチャー

アクセンチュアでは、以下のコア・バリューを掲げており、それがアクセンチュアのカルチャーとなっている。

クライアント価値の創造(Client Value Creation)

クライアントがハイパフォーマンス・ビジネスを実現できるようにする。また、クライアントの期待に応え、深く関与し、首尾一貫した価値を提供することで、長期的な関係を築く。

ワン・グローバル・ネットワーク(One Global Network)

世界中どのクライアントに対しても最高のサービスを提供するために、国際的な見識、関係、連携、知識を効果的に活用する。

個人の尊重(Respect for the Individual)

人々の多様性を認め、一人一人の独自の貢献を尊重しながら、オープンで、信頼しあい、受け入れあう環境を作り上げる。アクセンチュアの価値観を反映したやり方で一人一人に接していく。

ベスト・ピープル(Best People)

私たちのビジネスにとって最高の人材をひきつけ、育成し、引き留める。社員の意欲を駆り立て、”Can Do”という姿勢を発揮させ、協力的で相互に支え合う環境を作り出す。

インテグリティ(Integrity)

倫理的に確固たる態度で、正直に振舞い、信頼を築き上げる。意味することを正確に伝え、言行を一致させ、責任を持って行動する。

スチュワドーシップ(Stewardship)

次世代のために、より持続性のある強く優れた企業を築き、アクセンチュア・ブランドを守り、利害関係者との約束を果たし、オーナー意識をもって行動し、人材を育成し、地域社会と地球環境の改善を支援する、という私たちの責任を果たす。

https://www.accenture.com/_acnmedia/PDF-63/Accenture-CoBE-Brochure-Japanese.pdf#zoom=50より引用

沿革

アクセンチュアの起源は、米国の監査法人、アーサー・アンダーセンにある。
1989年に同社が分社化され、アクセンチュアの前身であるアンダーセン・コンサルティングが誕生する。しかし、分社化に際しての合意事項をアーサー・アンダーセンが破ったことにより両社の関係は悪化する。
1995年にはアンダーセン・コンサルティングはアーサー・アンダーセンの収益を上回っており、関係維持にメリットを感じなくなったアンダーセン・コンサルティングは、1997年に国際商工会議所に調停を申し立て、2000年に完全独立を果たす。
調停により、アーサー・アンダーセンが同社に要求していた関係協力維持費および技術情報開示が却下されると共に、同社は「アンダーセン」の名前を捨てることが決定した。この調停に基づき、2001年1月1日より社名を現在のアクセンチュアに改めた。

1953å¹´
電子情報システムの開発と統合のサポート業務を行うコンサルティング業務を米国で開始。
1961å¹´
アジア太平洋地域へ業務を拡大。
1962å¹´
日本で業務を開始。
1989å¹´
従来のビジネスであった税務・会計ビジネスからコンサルティング部門を分離独立。「経営と情報」のプロフェッショナルとして経営革新を推進する新会社(アクセンチュア株式会社の前身)を正式に設立。同時に東京事務所を開設。ビジネス・インテグレーションのコンセプトを確立。
1995å¹´
日本にて株式会社設立。
1996å¹´
勝どきソリューション・デリバリーセンター設立。
1997å¹´
ビジネス・インテグレーション・メソドロジーを発表。
2000å¹´
アクセンチュアとマイクロソフトの共同出資によるマイクロソフト・プラットフォームに特化したテクノロジーコンサルティング&デリバリーの会社アバナードを設立。
2001å¹´
アクセンチュアに社名変更。日本法人をアクセンチュア株式会社に社名を統一。
アクセンチュア(グローバルグループ)、ニューヨーク証券取引所に上場。
2008å¹´
関西オフィスを開設
2011å¹´
震災復興、創生に向けて「福島イノベーションセンター」設立
2014å¹´
株式会社アイ・エム・ジェイを子会社化
2016å¹´
「アクセンチュア・デジタル・ハブ」開設
2018å¹´
「アクセンチュア・デジタル・ハブ 東京」開設

サービス

インダストリー

  • 通信・ハイテク
  • 製造・流通
  • 素材・エネルギー
  • 金融サービス
  • 公共サービス・医療健康本部

ファンクション

  • 戦略コンサルタント
  • CRMコンサルタント
  • SCMコンサルタント
  • 財務・経営管理コンサルタント
  • 人材・組織管理コンサルタント

求める人物像

アクセンチュアによって自らを進化させ、アクセンチュアに進化をもたらす人材が求められている。
未来のアクセンチュアに必要なDNAとして以下がある。

  • 背伸びをしてでも目標へ手を伸ばさずにはいられない
  • 自分も社会も世の中までも、変えたいと望む
  • 常に次のステージを見据え、自らの開拓に貪欲である
  • チャレンジに手加減せず、最後までやり遂げる
  • 信念を持ち、誠実さを貫ける
  • あるべき姿を追求するためには、立場や関係性を超えた主張を厭わない
  • 常に既存の概念にとらわれない新しいものを探求している
  • 正解がない状況こそ楽しめる
  • タフな状況も、周囲を引き込み楽しめる情熱がある
  • 多様な文化、相違する意見の中にこそ宝石があると知っている
  • 互いを生かし合えるチームこそ無限の可能性があると信じる
  • 未知の経験や出会いを大切にする

キャリアパス

アクセンチュアでは世界共通のキャリアパスで成長・昇格していく。

  • アソシエイト
  • アナリスト
  • シニア・アナリスト
  • コンサルタント/スペシャリスト
  • アソシエイト・マネジャー
  • マネジャー
  • シニア・マネジャー
  • アソシエイト・ディレクター/プリンシパル・ディレクター
  • マネジング・ディレクター

トレーニング

豊富かつ体系的なトレーニングシステム

アクセンチュアはトレーニングは世界共通であり、様々なナレッジを吸収できるようなプログラムが用意されている。トレーニングのガイドツールもあり、それを参考にしつつ各が自主的にトレーニングを受講している。
人材開発・トレーニングへの年間投資額は実に約1,031億円(2019年度)であり、力が入れられていることがわかる。

91クラスにもおよぶコネクテッド・クラスルーム

世界最先端テクノロジーによって実現する国境を超えたクラスルームは、全世界の仲間や各分野のエキスパートとともにまなぶことができるグローバル共通のラーニングプラットフォームです。

24,000以上のオンライン・コース

新しいスキルを学び、既存スキルを更に磨くにはオンライン・コースでの研修が適しています。社員1人ひとりの職位や担当ビジネス領域、所属組織・拠点に応じて、イノベーション創出のために最適なトレーニングが用意されています。

2,700以上のラーニング・ボード

世界各国の各分野における専門家がキュレーションしている学習コンテンツは、継続的にアップデートされるのが特徴です。それらのコンテンツは常に業界最新であり、最先端の知見を短時間に習得するのに適しています。

社員の声

以下にアクセンチュアのサイトに掲載されている社員の声の一部を引く。

戦略コンサルティングの案件は、テーマが何であっても、課題の設定から考え直すことができる自由度の高いものが多いと感じます。それゆえ、「あるべき」を考えられ、自然と気持ちを込められることがこの仕事の醍醐味です。アクセンチュアは「人を育てよう」という意識の強い会社です。日々の仕事のテクニカルなことから、仕事の進め方、仕事観まで、キャリアカウンセラーやプロジェクトごとのスーパーバイザー(SV)と広く相談できます。やりたいことがあり、その達成にアクセンチュアが適していると思っていただける方であれば、アクセンチュアで楽しく働けると思います。

https://www.accenture.com/jp-ja/careers/life-at-accenture/people-profile/people-chiaki-sより引用

データサイエンティストは「尖った職種」に思われがちですが、お客様のデジタル変革を実現するには、幅広い人材と協働するためのコミュニケーション能力が重要です。アクセンチュアでは実践的なコミュニケーションスキルを強化できますし、すでに持っているスキルを磨きたい人はもちろん、自分の新しい可能性を見つけたい人にとっても最適な職場です。アクセンチュアを志望する上で持って欲しいのは、「イノベーションを起こしたい」「世の中をより良くしたい」といった熱い想いです。

https://www.accenture.com/jp-ja/careers/life-at-accenture/people-profile/people-nana-hより引用

コンサルティング以外の業界で勤務していた場合、コンサルタントの仕事の基礎となるロジカルシンキングやPCスキルなどに不安を覚えるかもしれませんが、業務の中で確実にスキルアップしますので、過度に恐れる必要はありません。アクセンチュアでは「自分の頭で考えること」「考えを表明(発言)すること」が強く求められます。基礎的な内容の質問をしても、他のメンバーが鬱陶しがることは決してありません。恐れずに質問し、議論の場では積極的に加わろうとする意識が大切だと思います。

https://www.accenture.com/jp-ja/careers/life-at-accenture/people-profile/people-tomoya-uより引用

最速成長できる環境という点では、とても高いスキルを持つ上司や先輩に囲まれ、期待が裏切られることは決してありませんでした。入社してからギャップがあったのは、思っていた以上に仕事が楽しかったことです。最初3ヶ月間配属されたプロジェクトで仕事が楽しいと心から思い、こんなに楽しいならコンサルティング未経験でもやっていけるかもしれないと感じました。

https://www.accenture.com/jp-ja/careers/life-at-accenture/people-profile/people-ranko-uenoより引用

アクセンチュアでは人材育成の意識が非常に高いのを感じます。仕事に直結する研修や勉強会、業務外も含めた幅広い相談ができるメンター制度などを活用しながら、私も自分の人生や日常をより豊かに、より有意義にするためのチャンスをしっかり掴むようにしています。メンバーへのリスペクトや尊重、プロフェッショナリズムを重視していますので“人として評価”をしてもらえ、達成感を得ることも多いです。

https://www.accenture.com/jp-ja/careers/life-at-accenture/people-profile/people-yui-mより引用

プロボノ

世界各国の人々の生活やコミュニティに変革を

ダイバーシティ&インクルージョンを目指した職場環境作りに力を入れているアクセンチュアは、様々な社会貢献活動も行なっている。

その一例を以下に紹介する。

SDGsへの取り組み

2020年にはSAP、3Mと共同で国連との連携をさらに強化し、企業SDGs実現に向けた取り組みをグローバル規模で推進するためイニシアチブ「SDGアンビジョン」を指導した。

Skills to Succeed

「Skills to Succeed(スキルによる発展)」はアクセンチュアのコーポレート・シチズンシップ(企業市民活動)のコアにある概念である。教育によって人の能力を開発し、社会への参画、価値向上を促す。日本においては「初等・中等教育課程からのグローバル人材育成」、「若年不安定就労者の就業促進」、「ダイバーシティの活用度の向上」の三つにテーマを設定し、NPOと連携し様々な取り組みをしている。

次世代教育

デジタルエコノミーで成功し続けるために、若い世代に向けてプログラミング等のプログラムを提供し、論理的思考力、周囲とのチームワーク、課題解決力などを身につけ、イノベーションを創出できるSTEM人材の育成に力を入れている。

医療・福祉機関支援マッチングプラットフォーム

新型コロナウイルス感染症のパンデミックによる困難や課題に対し、アクセンチュアは医療、福祉機関への支援活動を行なっている。テクノロジーに関する豊富な技術や知見をもつアクセンチュアは、国内外で医療支援を展開する自得的非営利活動法人ジャパンハートが協働し、物資不足に悩む医療・福祉機関と、物資の寄付を申し出たい企業を結ぶマッチングプラットフォームの開発を進めている。

書籍

アクセンチュアへの転職を志す方へ、面接までに読むべきお勧めの書籍をご紹介します。

  • テクノロジー×プラットフォームで実現する 物流DX革命
    北川 寛樹 (著)

  • FUTURE HOME 5Gがもたらす超接続時代のストラテジー
    廣瀬 隆治 (監修)

  • 責任あるAI:『AI倫理』戦略ハンドブック
    保科 学世、鈴木 博和 (著)

  • 5G×産業革命
    廣瀬 隆治、筒井 亮介、米重 護 (監修)

  • 新しいキャリアデザイン
    見舘 好隆、保科 学世 (著)

  • 観想力 空気はなぜ透明か
    三谷 宏治 (著)

  • ビジネス構造化経営理論―顧客に選ばれ、企業価値を生み出す
    武井 淳 (著)

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