VR(Virtual Reality)

VR(ブイアール)とはVirtual Reality(バーチャルリアリティ)の略で、日本語では「仮想現実」と訳される。
専用のゴーグルやヘッドセットなどをつけて、コンピューターにより映し出される仮想の世界を見ることのできる技術。
自分の動きがリアルタイムに映像に反映されたり、あたかも映像上の場所に自分がいるような映像が見られたりと、実際に体験しているかのような視覚的環境が作りだされる。

類似する技術にARがあるか、VRとARの違いは、「あくまで今ある現実映像に対して情報を付加する」ARに対し、VRは現実に捉われない、まったくの仮想世界である点にある。

すでに市場に流通しているVR商品には、Googleの「Tilt Brush」、Sonyの「PlayStation VR」などがある。
その他、Oculus は、PCを必要としないヘッドセットだけでVR体験ができる「Oculus Go」をリリースしている。

エンターテインメント業界をはじめ、新型コロナウイルスによる旅行自粛などにより、観光業界での活用も注目された。
その他、接客や現場対応のトレーニングなど、起業研修でも活用されている。

VR・ARMRなどの最新テクノロジーは、コンサルファームにおけるケース面接でのトピックとなることも多い。
特に、既存のビジネスにVR・MR・AR等を活用して新しい収益源を得ることはできるか?という観点で議論が進められることが多い。
それぞれのテクノロジーについての理解はもちろんのこと、それらを活用したビジネスチャンスがどんなところにあるのか、といった点についても事前に考えておきたい。
尚、VR、AR、MRなど、すべての空間拡張技術を総称して「XR」とも呼ぶ。
それぞれの違いもあわせて押さえておきたい。

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