IQVIAソリューションズ ジャパン ヘルスケア専門のデータ×コンサル×テクノロジー企業
IQVIAソリューションズ ジャパンは、1964年の日本法人設立以来、医薬品市場データの収集・分析を礎に、製薬・医療機器業界の経営判断を支えてきた。近年はデータ・テクノロジー・コンサルティングを組み合わせ、AIを活用した新サービスの提供や国内医療機関との共同研究など、ヘルスケア領域での事業を広げている。本記事では、企業の特徴や理念、沿革、主要なサービス内容、求める人物像、入社後のキャリアパスやトレーニング内容、社会貢献・ESGについて整理する。
IQVIAソリューションズ ジャパン HPより
IQVIAソリューションズ ジャパンとは
IQVIAソリューションズ ジャパン合同会社(IQVIA Solutions Japan、以下:IQVIAソリューションズ ジャパン)は、IQVIA Holdings Inc.の日本法人の一つとして、市場データの提供、コンサルティング、テクノロジーソリューションを手がける企業である。医薬品・医療機器メーカーをはじめとするライフサイエンス企業や医療機関を対象に、データ分析、経営・事業戦略支援、テクノロジー活用によるソリューション提供を行っている。現在、社員数は637名であり、IQVIAジャパン グループの一員として事業を展開する。
コンサル業界地図(領域別)
IQVIAソリューションズ ジャパン
- エムスリー
- イーソリューションズ
- エクスポネンシャルデザイン
- ICMG
- 経営共創基盤 ものづくり戦略カンパニー
- オーツー・パートナーズ
- KPMGヘルスケアジャパン
- インターブランド
- 博報堂コンサルティング
- ZS
- 電通デジタル
IQVIAソリューションズ ジャパンの前身は、1964年12月に設立されたアイ・エム・エス・ジャパン株式会社(IMS Japan)である。IMS Japanは、グローバルで医薬品市場データを提供するIMS Healthの日本法人として設立され、以来半世紀以上にわたって日本の製薬・医療機器業界に医薬品市場統計データやコンサルティングサービスを提供してきた。2016年10月、グローバルでIMS HealthとCRO大手のQuintilesが合併してQuintilesIMSが誕生し、2017年11月に現在の社名であるIQVIA Holdings Inc.へと改称された。これにともない日本法人のIMS Japanも2018年にIQVIAソリューションズ ジャパンへと社名を変更し、現在に至る。
IQVIAジャパン グループとしての位置づけ
IQVIAソリューションズ ジャパンは、IQVIAジャパン グループを構成する中核企業の一つである。同グループには、CRO(医薬品等開発業務受託機関)・CSO(医薬品等販売業務受託機関)事業を担うIQVIAサービシーズ ジャパン合同会社のほか、IQVIAサイトソリューションズ ジャパン合同会社、IQVIAラボラトリーズ ジャパン株式会社など複数の関連会社が属している。IQVIAソリューションズ ジャパンは主に市場データ・コンサルティング・テクノロジーの領域を担い、IQVIAサービシーズ ジャパンとともに、製薬企業に対して医薬品の開発から販売後の調査に至るまで幅広いソリューションを提供する体制を整えている。
グローバルのIQVIA Holdings Inc.は、世界100以上の国と地域で事業を展開する企業であり、臨床研究サービス、コマーシャルインサイト、ヘルスケアインテリジェンスの提供を柱とする。NYSE(ニューヨーク証券取引所)に上場しており(ティッカーシンボル:IQV)、グローバルで約93,000人の社員が医療・ヘルスケアの前進に向けて事業を行っている。
主な事業内容と特徴
IQVIAソリューションズ ジャパンは、医薬品市場データ、リアルワールドエビデンス(RWE)、コンサルティング、テクノロジーソリューション、コネクテッドヘルスケアを主要事業領域として展開する。市場データ領域では、1965年のサービス開始以来、製薬企業のマーケティング戦略に不可欠な国内医薬品売上データ(JPM等)の提供を続けており、国内外の製薬企業に広く活用されている。また、コンサルティング(Management Consulting)部門では、ヘルスケアビジネスに特化した国際的なコンサルティングファームとして、経営・事業課題の解決策を提供している。
IQVIAジャパン グループは、近年は、データ・分析にとどまらずAIやテクノロジーを軸とした事業展開にも注力している。生成AIを活用した製薬企業向けプロモーション資材のレビューサービス(2024年12月本格稼働)など、日本市場固有の規制・実務ニーズに対応した新サービスを順次展開している。また、国内の医療機関や大学との共同研究にも取り組み、2025年には京都大学医学部附属病院やがん研究会有明病院とのパートナーシップを締結するなど、臨床研究領域でのエコシステム構築を推進している。
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代表者宇賀神 史彦
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設立1964年12月
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従業員数637名(2026年4月1日現在)
※グローバル(IQVIAグループ全体):約93,000名(2026年6月時点の公開情報) -
所在地東京都港区高輪4-10-18 京急第1ビル
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拠点数※グローバル(IQVIAグループ全体):100カ国以上
※日本(IQVIAジャパン グループ全体):6拠点
(2026年6月時点の公開情報)
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IQVIAソリューションズ ジャパンの理念
以下にIQVIAジャパンの企業理念を引く。
About IQVIA – Who We Are
医療・ヘルスケアを未来へと加速させる力
私たちIQVIAは、ヒューマンデータサイエンスの先駆的な企業として、医療・ヘルスケアの前進に取り組む皆様をIQVIAならではの革新的なソリューションによってご支援することで、「誰もが、より健康に自分らしく生きられる社会」の実現を目指しています。
IQVIAジャパンについてより引用
私たちは、ヘルスケア企業が抱える課題に対して、 最善かつ創造的なソリューションをご提供します
それにより新たな改善策に自信をもって取り組み、 そこから生まれる好機を最大限に活用していただくことで、 最終的には人々の健康に寄与できるよう支援いたします
IQVIAジャパンについてより引用
IQVIAソリューションズ ジャパンの沿革
以下に、IQVIAソリューションズ ジャパンの主な沿革を記載する。
- 1964年
- IMS日本支社設立。
- 1972年
- IMSインターナショナル本社、ニューヨーク株式市場に上場。
- 1976年
- 社団法人日本医薬品卸業連合会に賛助会員として加入。
- 1983年
- 株式会社に改組、社名を株式会社アイ・エム・エス・ジャパンとする。
- 1988年
- IMSインターナショナル本社、D&B社(The Dun & Bradstreet Corporation)の傘下に入る。
- 1993年
- アイ・エム・エス・ジャパン株式会社に社名変更。
- 1996年
- D&B社の分社化に伴い、コグニザント社の傘下に入る。コグニザント・ジャパン株式会社設立。
- コグニザント・ジャパンと合併。アイ・エム・エス・コグニザント・ジャパンに改称。
- 1998年
- 親会社コグニザント社の分社化に伴い、IMSヘルス社(IMS Health Incorporated)が親会社になる。これに伴い社名をアイ・エム・エス・ジャパン株式会社に変更。
- 2010年
- TPGキャピタル社とCPP投資委員会が管理する投資ファンドによって、合計58億ドルで株の取得に合意し、非上場化。
- 2014年
- 親会社IMSヘルス社、ニューヨーク証券取引所(NYSE)に再上場。
- 2016年
- グローバルにてIMSヘルス社とクインタイルズ・トランスナショナル社が統合し、クインタイルズIMS(QuintilesIMS)として発足。
- 2017年
- クインタイルズIMSが社名・ブランドをIQVIA(アイキューヴィア)に変更。
- 2018年
- アイ・エム・エス・ジャパン株式会社がIQVIAソリューションズ ジャパン株式会社に社名変更。
- 2023年
- 合同会社への改組に伴い、IQVIAソリューションズ ジャパン合同会社に社名変更。
IQVIAソリューションズ ジャパンのサービス
IQVIAジャパン グループでは、医薬品・医療機器等の開発からマーケティング、販売、製販後に至るライフサイクル全般において、顧客の課題に寄り添った革新的なソリューションを提供している。
事業内容
医薬品・医療機器 臨床開発
- オンコロジー領域製品開発
- 中枢神経領域製品開発
- 各種疾患領域製品開発
- 再生医療等製品開発
- 医療機器開発
- 開発戦略・薬事コンサルティング
- 臨床試験
- グローバルラボラトリー
- クリニカルテクノロジー
リアルワールドエビデンス
- エビデンスネットワーク
- ゲノミクス
- 医療データの変換
- 医療経済学的な価値
- プラットフォーム
- リアルワールドデータセット
- 規制と安全性
- 研究デザイン
- リアルワールド データ コンサルティング
- Life Cycle Safety
市場データ・RWD
- 国内データサービス
- 海外データサービス
コンサルティング&サービス
- Management Consulting
- Primary Intelligence
- Real World Data Consulting
安全性・薬事・品質
- 医薬品安全性情報管理とファーマコビジランス(PV)
- 市販後薬事コンサルティング
- 薬事コンプライアンス業務支援システム SmartSolve RIM
- クオリティ コンプライアンス
医療機関・保険者向け
- 保険者向けソリューション
- 保険薬局向けソリューション
- 病院向けソリューション
- クリニック経営支援
テクノロジー
- 商業コンプライアンス
- カスタマエンゲージメント
- データサービス
- AIエージェント
CSO事業
- CSO事業のアプローチ(契約MR)
- IQVIA Remote Detailing
- 患者支援プログラム(PSP)
- ヘルスケア営業支援プラットフォーム
IQVIAソリューションズ ジャパンの求める人物像
IQVIAソリューションズ ジャパンのマネジメントコンサルティング部門には、多様なバックグラウンドを持つ人材が集まる。新卒採用では、薬学・理工学・経営学・経済学など専攻を問わず、国内外の大学・大学院出身者を受け入れており、ヘルスケア業界への関心と、課題解決に向けてチャレンジしたいという意欲が重視されている。
中途採用においては、戦略系・IT系のコンサルティングファームや、製薬・医療機器・CRO(治験事業)といった医療系企業の出身者が多い。一方で、消費財・教育・金融など異業種からの入社実績もあり、ヘルスケア業界への挑戦意欲がある人材も受け入れている。
グローバルチームの一員として欧米・アジアのメンバーと協働する機会もあることから、多様性を尊重しつつ、社会貢献性の高い仕事に携わりたいという姿勢が、求められる人物像の根底にある。
IQVIAソリューションズ ジャパンでのキャリアパス
IQVIAソリューションズ ジャパンのマネジメントコンサルティング(MC)部門では、役割に応じた職位が設けられており、段階的にキャリアを積み上げる仕組みが整えられている。職位はおおよそ入社からの年数を目安に3つのフェーズに分かれ、それぞれ担う責任の範囲が異なる。
プロジェクトの実務担当(入社1〜5年目)
入社後は Analyst、Associate Consultant、Consultantの職位に相当し、調査・分析や資料作成といった各タスクを担いながら、特定の範囲のオーナーシップを持ってプロジェクトに携わる。
プロジェクトの実務責任者(5〜10年目)
Manager、Associate Principalの職位に相当し、各種タスクをマネージしながらチームをリードする立場になる。プロジェクトの論点やタスク設計、IQVIAが持つケイパビリティを踏まえた新手法の提案、メンバーへのコーチングなどが主な役割となる。
プロジェクトの提案・総責任者(10年目〜)
Principal、Senior Principalの職位に相当し、プロジェクト全体のガイダンスと納品物の品質管理を担う。
MC部門の卒業生は、社内外を問わず幅広く活躍している。社内では経営陣(代表取締役社長/取締役)や、テクノロジー・ソリューションズ、マーケティング・プライマリーリサーチ、ペーシェント・データ・ソリューションズ、リアルワールド・エビデンス・ソリューションズなどの部門、また海外のコンサルティング・サービス(US・ドイツ・シンガポール)へと活躍の場を広げるケースがある。社外では製薬会社(経営企画・事業企画、マーケティング、マーケットアクセス、カスタマーエクセレンス、メディカルアフェアーズ、研究・開発など)や、コンサルティングファーム、ベンチャー・キャピタル、商社、アカデミアなどへのキャリアパスが確認されている。
IQVIAソリューションズ ジャパンのトレーニング
IQVIAソリューションズ ジャパンのマネジメントコンサルティング(MC)部門では、ヘルスケア業界の専門性に加え、コンサルティングのケイパビリティやプロジェクトマネジメントの能力を段階的に高められるよう、職位に応じた複数のプログラムが用意されている。
国内プログラムは、主に若手職位を対象としたものと、全職位共通のものとに分けられる。Analyst から Consultant 相当の若手向けには、コンサルタントとしての基礎や IQVIAのデータアセットの活用方法を習得する「On-boarding Program」と「IMSBase Program」が提供される。また、Consultant から Manager 相当の段階では「Continuous Growth Support」(Case study・Management Training)を通じてさらなる成長を支援する。全職位を対象としては、疾患領域知識やプロダクトMOA知識などを各メンバーが持ち寄り共有する「Knowledge Sharing」の機会が設けられている。
海外プログラムとして「Consulting Fundamentals」「Leading Client Engagements」「Forecasting 101」の3つが、職位の段階に応じて提供されており、グローバルの知見を取り込みながらスキルを高める環境が整えられている。
IQVIAソリューションズ ジャパンの社会貢献・ESG
IQVIAは、健やかで豊かな社会の実現を目指し、ヘルスケアの向上に資する活動支援や災害支援などに積極的に取り組んでいる。現在確認されている主な活動は以下の通りである。
公益財団法人 ゴールドリボン・ネットワークへの支援
小児がんの治療法・薬の研究開発や、経験者のQOL向上を目的とした活動を展開する「公益財団法人 ゴールドリボン・ネットワーク」を支援している。資金面での援助にとどまらず、社員が小児がん患児へのボランティア活動にも参加するなど、当事者への理解を深める機会としても位置づけられている。
認定NPO法人 難病のこども支援全国ネットワークへの支援
難病の子どもたちとその家族、および支える立場にある多様な人々のネットワークづくりや、難病の子ども達と家族のQOL向上に取り組む「認定NPO法人 難病のこども支援全国ネットワーク」の活動を支援している。
IQVIAソリューションズ ジャパンについてのFAQ
IQVIAソリューションズ ジャパンはどのような事業を行っている会社ですか?
IQVIAソリューションズ ジャパンは、医薬品市場データの提供、コンサルティング、テクノロジーソリューション、リアルワールドエビデンス(RWE)の構築支援、コネクテッドヘルスケアを主な事業として展開しています。製薬企業・医療機器メーカーをはじめとするライフサイエンス企業や医療機関を主な支援対象とし、経営戦略の立案から市場参入支援、データ活用、テクノロジー導入まで幅広いサービスを提供しています。前身のアイ・エム・エス・ジャパン(IMS Japan)から数えると1964年の設立以来、60年以上にわたって日本の医薬品業界にデータとコンサルティングサービスを提供してきた実績を持ちます。現在はIQVIAジャパン グループの一員として、CRO・CSO事業を担うIQVIAサービシーズ ジャパンと連携し、医薬品の臨床開発から販売後調査まで一気通貫のソリューション体制を整えています。
IQVIAソリューションズ ジャパンとIQVIAサービシーズ ジャパンはどう違いますか?
両社はいずれもIQVIAジャパン グループに属する日本法人ですが、担う事業領域が異なります。IQVIAソリューションズ ジャパンは、医薬品市場データの提供・分析、コンサルティング(Management Consulting)、テクノロジーソリューション、コネクテッドヘルスケアを主な事業としており、前身はアイ・エム・エス・ジャパン(IMS Japan)です。一方、IQVIAサービシーズ ジャパンは、CRO(医薬品等開発業務受託機関)およびCSO(医薬品等販売業務受託機関)事業を中心に展開しており、前身はクインタイルズ・トランスナショナル・ジャパンです。2016年にIMS HealthとQuintilesがグローバルで合併してIQVIAグループが誕生した後も、日本ではそれぞれ別法人として事業を継続しています。製薬企業に対してデータ・コンサルと臨床開発・営業支援の双方を提供できる体制は、IQVIAジャパン グループの強みの一つです。
IQVIAソリューションズ ジャパンが属するIQVIAジャパン グループは、どのようなAI・テクノロジーの取り組みを行っていますか?
IQVIAソリューションズ ジャパンが属するIQVIAジャパン グループは、近年AI・テクノロジーを活用したサービス展開を強化しています。2024年12月には生成AIを活用した製薬企業向けの学術講演会スライドおよびプロモーション用資材のレビューサービスを本格稼働させました。このサービスは、薬機法や製薬協コードオブプラクティスなどへのコンプライアンスレビューと、引用論文との整合性を確認するメディカルレビューの2種類を提供するもので、日本市場固有の規制環境に対応した内容となっています。また、グローバルでは2025年6月にNVIDIAとの協業によるAIエージェントの提供を開始し、ライフサイエンス・ヘルスケア向けの業務自動化・効率化を推進しています。さらに、ライフサイエンス業界向けの高精度AIであるIQVIA Healthcare-grade AI®の開発にも継続的に取り組んでいます。
IQVIAソリューションズ ジャパンが提供するManagement Consultingとは何ですか?
IQVIAソリューションズ ジャパンのManagement Consulting(MC)は、ヘルスケアビジネスに特化した国際的なコンサルティング部門です。臨床現場や医薬品処方に関する専門知識と、世界最大規模のヘルスケアデータを組み合わせ、製薬企業・医療機器メーカーなどの経営・事業課題の解決策を提供しています。具体的な支援領域には、上市戦略・プライシング・マーケットアクセス、ポートフォリオ分析、組織・事業変革などが含まれます。ビジョンとして「世界の健康の将来に影響を与える」を掲げ、疾患領域および各国市場に関する深い専門性を活かしたアドバイスと実行可能な提案の提供を使命としています。ヘルスケアビジネスに特化しているため、一般的な経営コンサルティングとは異なり、医薬品・医療の専門知見を前提とした高度な課題解決が特徴です。
IQVIAソリューションズ ジャパンが属するIQVIAジャパン グループは、国内医療機関とどのような連携を進めていますか?
IQVIAソリューションズ ジャパンが属するIQVIAジャパン グループは、近年、国内の医療機関・研究機関との連携を積極的に進めています。2025年7月には、グループ会社のIQVIAサービシーズ ジャパンと公益財団法人がん研究会 有明病院が治験における戦略的提携を締結しました。有明病院はIQVIAの日本初の「Prime Site」となり、国際共同臨床試験への参加拡大と国内新薬承認の加速を目指しています。また同年8月には、京都大学医学部附属病院との連携により、治験参加候補者スクリーニングのDX(デジタルトランスフォーメーション)に関する共同研究を開始しました。IQVIAが提供するスクリーニングシステム「Inteliquet™」を活用し、治験業務の効率化に向けた妥当性を複数施設で検証するものです。こうした取り組みは、日本における臨床試験の質・スピードの向上と、いわゆる「ドラッグ・ロス」問題の解消に寄与することを目的としています。
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