丸の内キャピタル Marunouchi Capital Co., Ltd.
丸の内キャピタル HPより
企業について
丸の内キャピタル株式会社(以下、丸の内キャピタル)は、三菱商事及び三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)がそれぞれ50%ずつの出資をし、共同運営するファンド。2008年4月に設立された。
多岐に及ぶ事業ネットワークやノウハウを持つ三菱商事と、強固で幅広い顧客ネットワークと高品質な金融ソリューション力有するMUFGの強みを活かし合いながら投資事業を展開している。
ミッションとして、投資先企業と協働することによって経営陣との深い信頼関係を構築することを掲げている。また、それによって投資先企業の潜在的な価値創造を長期に渡ってサポートすることを誓っている。
日本国内の企業に対して、経営陣の派遣、共同投資による事業承継、株式上場支援などを行うことによって企業価値向上をサポート。これまで、玩具メーカーのタカラトミー、ホームセンターのジョイフルカンパニー、自動車部品メーカーの山本製作所への投資実績を持ち、2011年3月には「安心・安全」な高品質の食品を提供するスーパーマーケット成城石井を買収した(2014年にローソンへ経営権を譲渡)。
2021年現在、2号ファンドも運用しており、トライス株式会社、株式会社エムアイフードスタイル、株式会社大貴、株式会社ビーツ、株式会社サイプレス、株式会社グラニフ、株式会社TOSEIへ投資を行っている。
主な実績(1号ファンド)
【株式会社タカラトミー】
2009年6月、第三者割当増資によってタカラトミーの株式の15%を保有し、筆頭株主となった。社外取締役2名を派遣してコーポレート・ガバナンス強化し、コスト競争力の強化や収益改善にも注力。グローバル展開に向けての支援なども行った。EXIT時期は2015年5月。
【株式会社ジョイフル本田】
第三者割当増資によって、2009年9月に資本提携を開始。「顧客第一主義」、「地域一番店の店作り」というジョイフルカンパニーの経営方針を強化するため、役員の派遣によってコーポレート・ガバナンスを整え、株式公開をサポート。2014年4月には東京証券取引所市場第一部へ上場を果たした。EXIT時期は2016年3月。
【株式会社山本製作所】
2011年2月、リーマンショックの影響を受け、経営基盤の安定に向けて回復途上であった山本製作所の事業を承継。企業価値の最大化と株式上場を推進するべくコーポレート・ガバナンス強化を始めとして、海外展開に向けたサポートも行った。EXIT時期は2015年2月。
【株式会社成城石井】
2011年5月に発行済株式の100%を取得し、全事業を譲り受けた。成城石井の「食にこだわり、豊かな社会を創造する」という経営理念と、成長路線を継続。事業ネットワークや金融ソリューションの提供によって、企業価値の更なる増大をサポートしてきたが、2014年10月に、株式会社ローソンへ全株式を譲渡。
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代表者朝倉 陽保
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設立2008年
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所在地〒100-0005
東京都千代田区丸の内3-1-1 国際ビル6F
丸の内キャピタルの理念
以下に、同社の理念を引く。
丸の内キャピタルの理念
価値創造
三菱商事の事業ソリューション力を活用した投資先企業の長期的な企業価値創造を支援します
協働
投資先企業とともに協⼒して課題解決に向けた取り組みを⾏います
信頼‧信⽤
三菱商事グループ企業の投資会社として信頼‧信⽤を旨とし、公明正⼤で品格のある投資活動を旨とすることを誓います
丸の内キャピタルの沿革
- 2008年
- 三菱商事と三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)共同により設立
丸の内キャピタルのサービス
以下の業種への直接投資と経営コンサルティング
- 流通、小売
- メーカー
丸の内キャピタルの求める人物像
キャリア採用では、基本的に会計系のFAS(ファイナンシャルアドバイザリーサービス)やPE(プライベートエクイティ)ファームなどで経験を積んだ、実務能力のあるプロフェッショナルが求められる。
金融系のバックグラウンドを持たない場合、会計事務所や戦略コンサルティングファームでの実務経験があれば、ポテンシャル採用の可能性もある。
※このページの内容は、 コンコードエグゼクティブグループが、独自に調査、執筆したものです。
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