自信があったのに落ちた自己応募。大手総合商社へ2年越しのリベンジ!

Tさん 34歳(男性) 有名国立大卒業外資系コンサルファーム ⇒ 大手総合商社

新卒で外資系コンサルファームに入社し、花形と呼ばれる部署に配属され、数々の大規模プロジェクトに携わってきました。世間では一流企業と呼ばれる会社での業務は、やりがいや達成感などがとても大きい一方で、ご多分に漏れず多忙だったこともあり、日々是真剣勝負といった状況でした。
そんな折、30代半ばでいよいよ子供が生まれることになり、今一度ワークライフバランスを見直そうという思いから転職を決意。数あるエージェントの中でもコンサル業界でも評判の高かった、コンコードに相談いたしました。

ポスコンという自分のバックグラウンドを活かしながら、ワークライフバランスも大切にできる環境、その事を第一にお話しさせていただきました。様々な選択肢がある中で、ご担当の方を随分と悩ませてしまったかと思いますが、納得いくまで丁寧にヒアリングをしてくださり、結果として、前職でプロジェクトに関わったことのあった、総合商社への転職を目標に設定しました。
商社の中途採用は時期が決まっているため、準備期間は3ヵ月弱しか取ることができず、短期集中決戦となりました。

実はコンコードへご相談する二年前に、今回第一志望とした大手総合商社には独力で応募をしていたのです。結果は惨敗。前職の実績に自信を持っていただけに、不採用通知を頂くのはとても苦しいものでした。
その時は何が悪かったのか、ひとりでは皆目検討もつかなかったのですが、コンコードに相談してからは、文字通り眼から鱗でした。

ご指摘いただいたのは、レジュメが事業会社向きではないということ。
私は今までの実績を列挙することに必死で、気がつけば自らのコンサルとしての能力をアピールしてばかり。大切なのは「今までの経験を以て何ができるか、どのように貢献できるかを明文化すること」。キャリアコンサルタントとの面談を何度も繰り返す中で、誠実且つ丁寧に、根気よくそれを気づかせていただきました。同業界(コンサルファーム)向けの転職ではないこともあり、事業会社で今までのコンサルスキルがどのように活きるのかを意識して再構成しました。

そのレジュメを元に行った面接練習は、回を追うごとに手応えを感じるようになりました。商社の面接はコンサルティングファームのものと異なる点も多く、そのあたりを事前に知れたことで、効率よく対策することができたと思います。面接ではどれだけ自己をアピールできるかが肝ですが、レジュメでアピールポイントをチューニングしていただいた私は面接の対策が楽しくなっていたほどでした。

そして満を持して挑んだ本番。結果として、第一志望の総合商社から内定を頂くことができました。二年前、不採用となり悔しい思いをしていたことが遠い記憶のように感ぜられました。
特に印象深かったのは、面接では企業文化とマッチするかどうかを重点的に見られたことです。「外資系ファームと日系大企業の文化の違い」を懸念されているように感じましたが、事前の対策で企業についてレクチャーいただいていたので、自分の認識とのズレを感じたり、返答に詰まったりするということはありませんでした。

正直なところ、転職エージェントはどこもマニュアルに沿った典型的なサポートしかしないだろうと見ていました。しかし、コンコードはその思い込みを良い意味で覆してくれるエージェントでした。真のプロフェッショナルの仕事とは何か、それすらも学ばせていただいた気がしております。
二年前のリベンジ、倍率200という途方もなく狭き門をくぐることができたのも、コンコードの御助力あってのことです。自分ひとりではまた不採用の憂き目に遭い、鬱々と日々を過ごしていたかもしれません。
現在転職活動を考えていらっしゃる方には勿論、活動が難航し苦しんでいる方も、ぜひ一度コンコードを訪ねていただくことをお薦めいたします。
客観的で且つ転職者に寄り添ったコンコードのご支援は、偏った自身の視点を気づかされるだけでなく、行き詰まった時の閉塞感にも風穴を開けてくれると思います。

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