EY-Parthenon EY Strategy and Consulting
企業について
EY-Parthenon(EYパルテノン)は、EYのブランドの一つで、150カ国以上に約25,000人のプロフェッショナルを擁する、戦略コンサルティングを主軸に担う部門。2021年に「Vault Consulting 50」にて全米第5位となったグローバルでもトップレベルの戦略系組織である。
1991年に米国ボストンにて創業。2014年4月にEYによる買収に伴い、EYパルテノンへと社名が変更された。
日本での展開
日本では、2018年3月にEYトランザクション・アドバイザリー・サービス(EYTAS)の戦略コンサルティング部門としてサービス提供を開始。
2020年10月には、コンサルティング機能を持つEYアドバイザリー・アンド・コンサルティング(EYACC)とフィナンシャルアドバイザリー機能を持つEYTASが統合。EYストラテジー・アンド・コンサルティング(EYSC)が発足し、代表取締役社長に近藤聡氏が就任した。2025年にはM&A支援業務の統合を行い、現在、日本におけるEYパルテノンは、EY内の戦略コンサルティング、M&Aにおけるトランザクション業務を請け負うブランドの総称となっている(2025年現在の基本表記はEY-Parthenon)。
提供する主なサービスは、成長戦略、トランザクション戦略(M&A戦略およびコマーシャル・デューディリジェンス、PMI等)、オペレーション戦略(コスト削減、マーケティング、プロセス改善等)を中心とした戦略コンサルティングと、財務アドバイザリーやM&Aデューデリジェンス、バリュエーションなどのコーポレートファイナンス関連サービスである。
クライアントが属する業界としては、ライフサイエンス、消費財、製造業、商社、プライベートエクイティが中心となる。
福利厚生・人事プログラムの特徴
個人が尊重され、社員のWork Life Balanceが保てるDiversity豊かな環境整備に取り組んでいる。その一環である「EYフレリモ」では、フレックス制度やリモートワークなど、勤務時間と場所を問わない、自律的な働き方を選択できる。コロナ禍以前からこうした取り組みに注力しており、ワーキングペアレンツはもちろん、社員ひとりひとりのライフステージに寄り添い、プロフェッショナルとしてのキャリアと活躍をサポートする体制を整えている。
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代表者代表取締役社長:近藤 聡
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設立2020年10月
※EY Japanの経営コンサルティングを担うConsultingサービスラインと、戦略的トランザクションを支援するStrategy and Transactionsサービスラインを擁する法人として2020年10月より業務開始 -
所在地東京都千代田区有楽町一丁目1番2号
東京ミッドタウン日比谷 日比谷三井タワー
News & Topics
EY-Parthenonの理念
以下にEYの理念を引く。
私たちのパーパス(存在意義)
Building a better working world ~より良い社会の構築を目指して。これがEYのパーパスです。私たちは、優れた知見や高品質なサービスの提供を通して、資本市場と世界経済における信頼の構築に貢献します。あらゆるステークホルダーに対する約束を果たすためのチームを率いる優れたリーダーを育成していきます。そうすることで、EYのメンバー、クライアント、コミュニティーにとってより良い社会の構築を目指します。
EY Japan公式サイトより引用
EY-Parthenonの沿革
以下にEY-Parthenonの主な沿革を記載する。
- 1991年
- 米国マサチューセッツ州ボストンにて、ビル・アクティマイヤーにより設立される。パルテノン・グループとして戦略コンサルティングサービスの提供を開始。
- 2014年
- EYグローバルに買収され、EYパルテノンへと社名変更。
- 2018年
- EYトランザクション・アドバイザリー・サービスの戦略コンサルティング部門として、日本での業務を開始。
- 2020年
- EYアドバイザリー・アンド・コンサルティングとEYトランザクション・アドバイザリー・サービスが統合し、EYストラテジー・アンド・コンサルティング(EYSC)が発足。EYパルテノンは、EYSC全体の最上流の戦略コンサルティングを担当。
- 2025年
- EYパルテノンブランドが拡充され、戦略策定からM&A支援までを包括するストラテジー・アンド・トランザクションサービス全体を統括する新体制へ移行。
EY-Parthenonのサービス
インダストリー
- 消費財
- エネルギー
- 金融サービス
- 政府
- 不動産
- ライフサイエンス
- 製造業・モビリティ
- プライベートエクイティ
- テクノロジー・メディア・テレコム(TMT)
ファンクション
- 戦略コンサルティングサービス
- 企業・成長支援
- トランザクション戦略
- リストラクチャリング・再建戦略
- デジタル戦略コンサルティング
- 地政学戦略
- 戦略的株主エンゲージメント支援
EY-Parthenonの求める人物像
EY-Parthenonは、「より良い社会を創る(Building a better working world)」というパーパスを行動の基軸に据えている。この理念に共感し、自らのキャリアや仕事に対して明確な目的意識と強い意志を持つ人材を求めている。
戦略立案を担うコンサルタントとして、自身の得意領域を認識し、その分野において価値を発揮できることが重要とされる。経験年数にかかわらず、個々の強みを起点にチーム内での相乗効果を生み出せる人材が評価される傾向にある。
また、困難な課題にも臆することなく思考を深め、粘り強く解決策を導き出す姿勢が重視される。同時に、自らの考えに固執するのではなく、多様な価値観や意見を受け入れ、柔軟に対応できる適応力や協働性も求められている。
これらの特性を備えた人材が、EYパルテノンにおいて戦略立案やM&A支援といった高度なコンサルティング業務に携わる上で、重要な資質とされている。
EY-Parthenonでのキャリアパス
コンサルタントからパートナー/アソシエイトパートナーまで、5段階のタイトルが存在する。
新卒入社の場合は、コンサルタントからキャリアをスタートする。コンサルタントはまずACG/TCGという組織に所属し、数年の間に様々な領域のプロジェクトにアサインされ経験を積む。シニアコンサルタントからは正式に一つのユニットに配属される。
MBAおよび社会人経験者については、過去の業務経験やスキルをもとにタイトルが決定される。
各タイトルごとに求められる役割は以下の通り。
コンサルタント、シニアコンサルタント
- 担当タスクに責任を持ち、最後までやり遂げる
- 正確かつ付加価値のある成果物を提供する
- チームメンバーやクライアントと連携しながら業務を進める
マネージャー、ディレクター/シニアマネージャー
- クライアント対応の現場をリードする
- プロジェクト全体を俯瞰し、進行を管理する
- 提供するサービスの品質を担保する
- 若手メンバーの指導や成長支援を行う
パートナー/アソシエイトパートナー
- プロジェクト遂行に必要なチーム体制を整え、人材を育てる
- 組織としての収益確保と事業運営を担う
- クライアントへの最終的な責任を持ち、関係構築を主導する
EY-Parthenonのトレーニング
EYでは、コンサルティングの基礎から専門領域の知識、さらにはデジタルイノベーションを牽引するための先進スキルに至るまで、最前線のトピックに触れながら継続的に学ぶ環境が整っている。
さらに、日本国内にとどまらず、世界各国のEYオフィスと連携した研修プログラムを通じて、グローバルな仲間との交流や新たな気づきの機会も得られる。
また、EY Badgesと呼ばれる社内資格や、EY Tech MBAなどの働きながら学位取得が目指せる制度も存在する。
EY Badges
EY Badgesは、デジタル時代に対応した人材育成を目的とする、EYグローバル共通の社内資格認定制度である。EYの社員であれば誰でも参加可能で、最新のスキル習得やクライアントサービスの高度化を支援する仕組みとなっている。中でもテクノロジー領域においては、以下の4分野が特に人気を集めている。
- AI(人工知能)
- データトランスフォーメーション
- データビジュアライゼーション
- インフォメーションストラテジー
EY Tech MBA
EYでは、Hult International Business Schoolと提携し、業務に従事しながらオンラインで学修できるMBA取得制度を設けている。 本制度は、職種や職階、在籍期間を問わず、原則としてEYのプロフェッショナル(一部例外あり)が無料で利用可能であり、MBAを無料で取得できる制度として業界初の取り組みである。
MBA取得にあたっては、以下の3つのカテゴリーに沿って所定のEY Badges(社内資格制度)を計16個取得し、最終課題としてCapstoneプロジェクト(ビジネスチャレンジやケーススタディ等)を修了する必要がある。
- テクノロジー
- リーダーシップ
- ビジネス
EY-Parthenonの社員の声
EYグローバルのネットワークを背景とした、クロスボーダー案件への豊富なアサイン機会はEY-Parthenonで働く魅力の一つである。
よりクロスボーダーの案件に携わりたいと考え、海外投資戦略の策定に強みを持つ戦略コンサルティングファームであるEYパルテノンの日本オフィスへの入社を希望しました。
イギリスの大学に在籍していたこともあり、就職活動中は英語力の強みを活かせる職場を重視していました。外資系の会社でも業務内容の大半が国内案件の会社もある中で、EYパルテノンのグローバルでクロスボーダーなチームカルチャー・業務内容に惹かれました。
https://www.eysc.jp/recruit/new_graduate/professionals/m_y_01/より引用
また、多様性や個々人の差異を尊重する社風についても魅力に感じている社員が多い。
EYパルテノンは、上司と部下の距離が近いため上下関係を気にせず自分の意見や見解を表現できる、風通しの良いチームだと思います。また、1人ひとりのバックグラウンドがユニークで、さまざまな経験・経歴を持つメンバーで構成されており、自然とお互いの違いや多様性を尊重する文化があると感じています。
https://www.eysc.jp/recruit/new_graduate/professionals/g_a_01/より引用
入社動機であったDE&Iの社風も感じられ、個人一人ひとりの強みや弱み、働き方などを尊重した雰囲気がとても居心地良く感じています。
https://www.eysc.jp/recruit/new_graduate/professionals/m_y_01/より引用
EY-Parthenonの社会貢献・ESG
EY Ripples 企業責任(Corporate Responsibility)プログラム
EYはSDGs(持続可能な開発目標)の達成に貢献するため、CR(企業責任)プログラムに取り組んでいる。これは、2030年までに10憶人の人々にポジティブな影響を与えることを目指すものである。
日本では、主に以下3つの領域に注力している。
次世代支援
未来を担う若い世代の主体的なキャリア形成と社会で活躍する力
社会に影響力を持つ起業家支援
WABN(女性アスリートビジネスネットワーク)、起業家支援等、社会を良くするビジネスを行う起業家と協働。
持続可能な環境への取り組み
世界を気候変動の危機から救う持続可能な環境への取り組みとして、水素を軸とした脱炭素施策、脱プラ、外部団体との自然資源保護等を実施。
EY-Parthenonの関連書籍
EYSCへの転職を志す方へ、面接までに読むべきお勧めの書籍をご紹介します。
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