スコラ・コンサルト Scholar Consult

スコラ・コンサルトについて

 企業について

スコラ・コンサルトは、クライアントの「組織の風土・体質」に着目し、「プロセスデザイン」というプロセス型コンサルティングにより組織改革を支援する、組織人事・チェンジマネジメント系のコンサルティングファームである。
1986年に、組織をソフト面から改革支援する会社として柴田昌治氏により設立。業績悪化により危機的状況にあった大手自動車メーカーや、大手建機メーカーの改革支援で成果を上げるなど多数の実績を持つ。その経緯をまとめた書籍『なぜ会社は変われないのか』は当時のベストセラーとなった。
また、主に外資系企業等で広まっていた「オフサイトミーティング」(オープンな場で活発な議論を促すために社外で行う集中的なミーティング)を日本の環境に合わせて再定義・再構築し、創業以来一貫して活用してきており、「オフサイトミーティング」は同社の登録商標にもなっている。
設立以来、同社が手掛けてきた長期(3年以上)風土改革コンサルティングは延べ2,000社以上に上り、これは同社事業の約8割を占める主要事業となっている。

特徴~プロセスデザイン~

スコラ・コンサルトでは、創業時の1980年代半ばから、不可視のプロセスの部分に働きかけるプロセス型コンサルティング(※1)に着目し、その手法を提供してきた。なかでも「プロセスデザイン」というアプローチを特徴としている。

「プロセスデザイン」とは、プロセス型コンサルティングに日本企業の組織や制度、文化、風土、メンタリティなどを取り込みつつ、「組織を進化させる価値観」を設計思想として独自に進化・発展させ、体系化したものである。
「プロセスデザイン」の特長として、コンサルタントとクライアントとの間から「指導する側」「される側」といった役割固定を排除している点が挙げられる。
これは「する側」「される側」という能動と受動の関係性が、クライアントの自発的・内発的なモチベーションの発露を妨げるという考えに基づく。
したがって「プロセスデザイン」では、クライアントと共に考える、というスタンスにこだわり、「コンサルタント」という呼称も使用せず、「プロセスデザイナー」という名称を用いている。
「プロセスデザイナー」がクライアントと共に課題に取り組み、自発性を引き出し高めることで、組織全体の変革をトータルにプロデュースするのである。

(※1)プロセス型コンサルティング:
組織を「人が構成するひとつの有機体」と捉え、人の感情やモチベーション、人間関係、コミュニケーション、意志決定、リーダーシップといった不可視の部分をプロセスと見なし、そこに働きかけることで、クライアント自身が自力で解答を発見し、解決するよう支援していくコンサルティング手法。
これに対し、クライアントの抱える課題に対する解決策を提示して、トップダウンで実行させる手法は「コンテント型」のコンサルティングと呼ばれる。

株式会社スコラ・コンサルト
Scholar Consult
  • 代表者
    簑原 麻穂
  • 設立
    1986年
  • 所在地
    東京都品川区東五反田5-25-19
    東京デザインセンター6F

スコラ・コンサルトの理念

以下にスコラ・コンサルトの企業理念を引く。

スコラ・コンサルトの価値観

組織が進化を続けるための原動力は、そこで働く人びとの内発的動機にもとづくエネルギーである。人は、命じられたことを義務感でやるのではなく、自分のこととして物事に取り組んではじめて、いきいきと心身をかけて考え、行動することを始める。そのプロセスのなかで自らに課す試行錯誤が人を開花させ、さらなる情熱を生みだす。そのような個人のありようが組織をつくり、人の成長のみならず、持続的な組織の成長を下支えしていくのである。
その一方で、人が自分で自分を律することは難しく、ともすれば易きに流れてしまう弱さを持っている。そういった弱さも持つ人の可能性を引き出す環境となるのは、互いに協力し合い、切磋琢磨しあう人との結びつき、そのような関係性をベースに持つネットワークやコミュニティの存在である。
人が人として自律的に在るためには、それゆえに、他者を受容し尊重することと、主体的に人や組織に関わり続けることが欠かせない。
組織に属する人は、ひとたび仕事のやり方が確立すると、それを定常として維持しようとする。それは安定化を前提とする組織の秩序や仕組みとあいまって、そのままにしておくと、組織は確実に硬直化の方向に進んでいく。
しかし、どんな人間も、組織も生き物(生きたシステム)であり、たえず変化していくなかで、さまざまな矛盾や問題を生成するものである。それが自然な姿であるがゆえに、組織の中に問題があること自体は、実は問題ではない。本当に問題なのは、問題があること自体を否定して”無いもの”にしようとすること、問題を顕在化することによって生じる揺らぎを、組織進化の必要なプロセスとして認めないことである。
組織は生きているかぎり、新しいものを取り入れながら変化していくものであり、よりよく変わっていくときには必ず混乱を伴う。それを自然な状態として受け容れて、「揺らぎのなかから新しいものが生まれる」という価値観を備えもつことができるかどうかが、組織の進化を大きく左右する。

スコラ・コンサルトの沿革

以下にスコラ・コンサルトの主な沿革を記載する。

1986年
柴田昌治氏により創業。
1990年
大手企業の風土改革支援を通じて、「社員が会社を変える」という変革の考え方を提示。
あわせて、自治体への改革支援にも取り組み始める。
2008年
高橋秀紀氏が代表取締役に就任。
2012年
自治体支援を軸に行政組織の変革に関する情報発信および支援を行う「行政経営デザインラボ」を創設。
2015年
辰巳和正氏が代表取締役に就任。
2016年
「組織風土の日」を制定(一般社団法人日本記念日協会認定)。
2021年
  • 簑原麻穂氏が代表取締役に就任。

  • フロンティア・マネジメント株式会社との業務提携を締結。

  • ケイパビリティ&カルチャーラボを創設。(現在は「スコラCs-lab.」として展開。)
2023年
「大企業風土改革」サービスを開始。

スコラ・コンサルトのサービス

スコラ・コンサルトでは、組織の持続的成長を支える「風土改革」を中核テーマに、民間・公共双方の組織に向けた各種コンサルティング・プログラムを提供している。
以下に同社が展開する主なサービスを紹介する。

風土改革

  • 大企業風土改革
  • 経営チームビルディング
  • 営業風土改革
  • 風土改革・スタートアップ支援
  • 組織課題をあぶり出すプレ・コンサルティング

組織開発

  • Know you,Know me®
  • スコラ式 組織開発〈組織ケイパビリティ開発〉
  • アフターサーベイ プログラム
  • スコラ式 組織風土アセスメント®
  • 行政組織開発コンサルティング

部門連携強化

  • 共感・実行する中計策定プロセス
  • チームイノベーション®コンサルティング
  • (製造業支援)ミドルによるチャレンジ風土づくり

組織活性化

  • 若手・中堅社員 実践型リーダーシップ開発プログラム

人財開発

  • 次世代経営層向けリスキリングプログラム ~HIDA Sauna de Reskilling~
  • マネジメント力向上プログラム
  • 創造性を発揮するエンジニア支援

オフサイトミーティング

  • オフサイトコーディネーター®養成講座
  • リーダー向け ダイバーシティ&インクルージョンを可能にする対話力養成ワークショップ
  • TAKIBIcation® 焚き火を囲む新たなビジネス合宿

スコラ・コンサルトの求める人物像

スコラ・コンサルトは、様々な社員の多様性を活かした総合力ある企業を目指し、下記のような人物像を求めている。

  • 信念をもってぶれずに進むことができる者
  • 結果にこだわり最後までやり抜く者
  • ビジネスを継続させることでクライアント、社会に貢献しようとする者
  • 主体性をもち、自ら責任を取りに行く者
  • 自己中心的な考えを捨て、仲間を尊重できる者
  • 自らの経験、実績に捕らわれることなく、他人の話を素直に受け入れ自己変革できる者

スコラ・コンサルトの関連書籍

スコラ・コンサルトへの転職を志す方へ、同社および業界への理解を深めるうえで参考となる書籍をご紹介します。

  • 自治体を進化させる公務員の新改善力 変革×越境でステップアップ
    元吉 由紀子(編著)
  • 仕事の価値を高める会議 オフサイトミーティング
    スコラ・コンサルト 対話普及チーム:若山 修、刀祢館 ひろみ(著)
  • 全員参画経営 TOTAL FORMATION DESIGN
    簑原 麻穂(著)
  • トヨタ式最強の経営 なぜトヨタは変わり続けるのか(文庫版)
    柴田 昌治、金田 秀治(著)
  • フィールドブック 学習する組織「10の変革課題」
    ピーター・センゲ 他(著)、柴田 昌治、スコラ・コンサルト(監訳)、牧野 元三(訳)
  • なぜ会社は変われないのか 危機突破の風土改革ドラマ(文庫版)
    柴田 昌治(著)
  • フィールドブック 学習する組織「5つの能力」
    ピーター・センゲ 他(著)、柴田 昌治、スコラ・コンサルト(監訳)、牧野 元三(訳)
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