スカイライトコンサルティング 事業開発・組織変革を一気通貫で担う日系コンサル
スカイライトコンサルティングは、「顧客志向の徹底」と立候補制(アサイン制度)による個人主体の組織運営を創業以来の一貫した方針とし、クライアントの課題解決に伴走してきた。コンサルティングにとどまらず、ベンチャー投資や新興国での自社事業展開にも直接関与するスタイルを持つ点が特徴だ。本記事では、企業の特徴や理念、沿革、主要なサービス内容、求める人物像、入社後のキャリアパスやトレーニング内容、社員の声、社会貢献・ESG、関連書籍について整理する。
スカイライトコンサルティングとは
スカイライトコンサルティング株式会社(Skylight Consulting、以下:スカイライト)は、2000年に設立された純日系のビジネスコンサルティングファームである。事業開発・企業変革・組織風土変革を中心に、民間企業を対象として戦略の策定から実行・定着までの支援を行っている。現在は東京都港区に本社を置き、社員数169名を有する。
コンサル業界地図(領域別)
スカイライトコンサルティング
スカイライトは、アクセンチュア(旧アンダーセン・コンサルティング)出身者が中心となって2000年に創業した。コンサルティング事業を核としながら、設立当初から顧客志向を徹底する姿勢を経営方針として掲げており、「顧客の成功を創造し、顧客と成功体験を共有する」を経営理念としている。また、「いい未来を、共に生みだす」をビジョンとして掲げ、クライアント企業の変革を支援するにとどまらず、社会への影響まで射程に入れた取り組みを続けている。
事業領域の広がり
コンサルティング事業では、事業開発・企業変革・組織風土変革の3領域を中心に、戦略・方針の策定、業務プロセス改革、情報システム導入・活用、組織デザインといった幅広い支援を提供している。加えて、ベンチャー投資・育成、グローバルオープンイノベーション、新興国ビジネス支援、スポーツビジネスといった領域にも事業を展開しており、コンサルティングにとどまらない実践的な事業参加が特徴の一つとなっている。
スカイライトの事業展開はグローバルにも及ぶ。ブラジル(SKYLIGHT Five Consultoria Esportiva Brasil)、インド(Mirakin Enterprises)、ベトナム(Skylight Consulting Vietnam)の3カ国に子会社を有するほか、欧州(バルセロナ)にもスポーツ領域を中心とした拠点(駐在員事務所)を設けている。国内では東京本社のほか、仙台に東北支社を置いている。
組織・人材の特徴
少数精鋭を基本とし、プロフェッショナルである個人を主体として位置づける組織運営が特徴である。プロジェクトへの参画は立候補制(アサイン制度)を原則とし、社員が自らの意志でキャリアを選択できる仕組みを整えている。経営会議への全社員参加が可能であるなど、情報のオープン性とフラットな組織文化を重視している。
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代表者代表取締役:羽物 俊樹
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設立2000年3月10日
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従業員数169名(2026年4月現在)
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所在地東京都港区赤坂2-17-7 赤坂溜池タワー12F
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拠点数国内2拠点(東京・仙台)、海外子会社3社(ブラジル・インド・ベトナム)、欧州拠点(バルセロナ)
※ 2026年5月時点の公開情報をもとに記載。なお、米国子会社は2025年2月に営業終了
News & Topics
スカイライトコンサルティングの理念
以下にスカイライトの理念を引用する。
いい未来を、共に生みだす。
未来を予測することは、きわめて難しいものです。
しかし「今」は、確実に未来へとつながっています。いま一人ひとりの心に浮かぶ未来の可能性に光を当て、
これから見たい景色を一緒に描く。
そしてアイディアを刺激し合い、力を出し合い、望む未来を自ら創造する。何人もの知恵が化学反応を起こすことで、まったく新しい世界が見えてきます。
何人もの力を合わせることで、不可能と思えたことも実現できます。いい未来を、お客様やパートナーの皆様と共に生み出すこと。
それが私たちスカイライトの使命です。スカイライト公式サイトより引用
スカイライトコンサルティングの沿革
以下にスカイライトの主な沿革を記載する。
- 2000年
- アンダーセン・コンサルティング(現アクセンチュア)出身の6名により設立。
- 2006年
- 成功報酬型コンサルティングサービスを開始。
- 2007年
- シード投資に参入。
- 2009年
- ロシア ヴォストーチヌィ大学と提携。
- 2013年
- 赤坂へ本社を移転。
- 2019年
- ブラジル(サンパウロ)に子会社「SKYLIGHT Five Consultoria Esportiva Brasil Ltda.」を設立。
- 2020年
- 子会社「株式会社シンクエージェント」の全株式を第三者に譲渡。
- 2021年
- ケニアにギグワーカー支援事業の子会社「株式会社ザリビー(ZARIBEE)」を設立。
- 2022年
- ベトナムに子会社「Skylight Consulting Vietnam Co., Ltd.」を設立。
- 2024年
- スポーツ事業統合ブランド「SKYLIGHT Sports」を開始。
- 2025年
- 子会社「Skylight America Inc.」が営業終了。
- 2026年
- ケニア子会社「株式会社ザリビー」の全株式をWASSHA株式会社へ譲渡。
- スペイン・バルセロナに欧州拠点「Skylight Consulting Europe」を開設。
スカイライトコンサルティングのサービス
スカイライトはコンサルティングサービスの提供とベンチャー企業投資、自社事業の開発をグローバルに推進している。
コンサルティング
「事業開発」「企業変革」「組織風土変革」を軸に、企業の新たな成長や未来への変革、さらにはチームの進化を支援する。
ベンチャー投資・育成
世の中にまだ存在しない価値を創出するため、外部のベンチャー企業への投資や自社発の新規事業に取り組んでいる。
グローバルオープンイノベーション
海外の企業や団体との連携を通じて、イノベーションの創出や海外進出を包括的に支援している。
新興国ビジネス支援
急成長を遂げる新興国市場において、自らリスクを負いながら事業の推進と支援を行っており、海外スタートアップへの投資にも取り組んでいる。
スポーツビジネス
スポーツ分野におけるコンサルティングサービスの提供をはじめ、スポーツテックベンチャーへの投資、選手育成アカデミーの運営、スポーツチームへの協賛など、多角的な取り組みを行っている。
スカイライトコンサルティングの求める人物像
スカイライトでは、「顧客の成功を創造し、顧客と成功体験を共有する」という経営理念と「いい未来を、共に生みだす」というビジョンに共鳴し、その実現に向けて行動できる人材を求めている。具体的な人物像として、新たな挑戦に向かう志、自ら考えて動く自立性、そして多様な人材と成果を生み出す協働力の3点を掲げている。
採用においては、個人を起点に置くことを基本とし、ポジションに人を当てはめる形はとらない。年齢・国籍・社会人経験の有無を問わず、新卒・中途ともに通年で選考を行っている。選考プロセスは面接にとどまらず、仕事体験プログラムや現役コンサルタントとの対話の場など、候補者と同社が互いを理解する機会を複数設けている。
スカイライトコンサルティングでのキャリアパス
スカイライトでの職位は、Task Workerに分類されるアナリストを起点に、Project Style Workerに分類されるアソシエート、シニアアソシエートへとステップを重ねていく。シニアアソシエート以降はCollaborative Managerに分類される段階へと進み、マネジャー・シニアマネジャーとしてプロジェクトや組織を率いる道と、エキスパート・リードエキスパートとして専門性を軸に価値を発揮する道に分かれる。この段階からは、出資先(ベンチャー)や子会社の経営チームへ関与するキャリアへの展開も示されている。さらにその上位にはVisionary Leaderに分類されるディレクター、プリンシパル、取締役・執行役員、コントラクター、プロデューサーなどの役割があり、全社をリードしていく。
キャリアの歩み方としては、参画するプロジェクトを自ら選択する立候補制(アサイン制度)が基盤となっている。業界や分野を横断した多様なプロジェクトを通じてビジネス推進力やコンサル力を高めながら、自身の意志でキャリアの可能性を切り拓いていくことができる。評価・昇進の判定は年2回実施され、成長に対する継続的なフィードバックの機会が設けられている。
スカイライトコンサルティングのトレーニング
スカイライトでは、社員一人ひとりの成長への投資を重視しており、コンサルタントとしてのキャリア形成に必要な学習要素を網羅した教育プログラムを整備している。プログラムのコンテンツは自社で開発しており、現場で活躍するマネジャーが直接指導にあたる点が特徴だ。
また、社内プログラムにとどまらず、外部の専門家や教育機関を活用した学習機会も幅広く用意されている。一流の外部講師による講義のほか、ビジネススクールや外部セミナーへの参加も可能で、個人の志向に応じて選択できる。
その他の社内制度
- 書籍購入制度:書籍の購入を会社が支援
- 英語学習支援:語学力向上のサポート
- 資格取得支援:スキルアップに向けた資格取得の後押し
スカイライトコンサルティングの社員の声
スカイライトでは、社員が主体的に経験を積むことができる環境が整えられている。若手から大きな役割を担える社風や、コンサルティングの枠を超えた多様な挑戦の場が、やりがいの一つとなっている社員もいる。以下に、異なるフィールドで活躍する社員の声を紹介する。
スカイライトへの入社は「若い頃から主体的にチャレンジできる」「とにかく実行にこだわるスタイル」の2点が大きな決め手です。
入社後の最初のプロジェクトでは、配属直後から顧客内の新規サービス立ち上げという重要な役割を担うこととなりました。序盤は苦労した時期もありましたが、上司や社内の先輩からのフォローが手厚く、徐々に自分自身で推進できる仕事が増えていきました。スカイライト公式サイトより引用
コンサルティングでもベンチャー支援でも毎回新しい挑戦であることに違いはありませんが、世の中にない新しいサービスを創出する高揚感と、残りの資金を常に気にする緊張感は、ベンチャー支援ならではかもしれません。現在は、主に資金調達に奔走をしており、投資家ごとに異なる価値観や哲学に触れながら、共に事業成長を志す仲間を探しています。
スカイライト公式サイトより引用
スカイライトコンサルティングの社会貢献・ESG
スカイライトは、ビジネスを通じて「未来の社会にまで良いインパクトを与える変化を生みだす」というビジョンのもと、社会課題の解決につながる活動にも取り組んでいる。
パラスポーツ支援・インクルージョンへの取り組み
同社は2024年9月、視覚課題の解決を目指す共創型プラットフォーム「VISI-ONE Innovation Hub(ビジワン・イノベーションハブ)」を、一般財団法人インターナショナル・ブラインドフットボール・ファウンデーション(IBF Foundation)および特定非営利活動法人日本ブラインドサッカー協会と共同で設立した。このプラットフォームは、視覚障がいの枠にとどまらず視覚に関するさまざまな課題を抱える当事者と、企業・投資家・研究者・テクノロジー開発者など多様なステークホルダーが連携し、技術革新や新規事業の創出を推進するものである。
こうした活動が評価され、スカイライトは2026年3月、スポーツ庁が新設した「スポーツエールカンパニー パラスポーツ部門2026」に認定された。この認定制度は、障害のある人とない人がともにスポーツを楽しむ機会を創出し、インクルーシブな環境を整備することを目的として設けられたものであり、初年度の認定を受けた25団体のひとつとなった。
スカイライトコンサルティングについてのFAQ
スカイライトはどのような企業を支援していますか?
スカイライトは、主に国内の民間企業を支援対象としています。製造業や流通・小売、情報通信、金融・保険、官公庁など多様な業界の企業に対して、事業開発、企業変革、組織風土変革といった領域でコンサルティングサービスを提供しています。大企業からベンチャー企業まで幅広い規模の企業が支援対象となっており、ベンチャー企業に対してはコンサルティングに加えて出資や経営支援も行っています。さらに、日系企業の海外進出支援や新興国(ベトナム・アフリカ等)でのビジネス展開支援も手がけており、対象は国内にとどまりません。
スカイライトの主なサービス内容を教えてください。
スカイライトのコンサルティングサービスは、「事業開発コンサルティング」「企業変革コンサルティング」「組織風土変革コンサルティング」の3つを中心に構成されています。事業開発では新規事業の企画から立ち上げ・軌道化までを、企業変革では戦略・方針策定や業務プロセス改革・情報システム導入などを、組織風土変革ではメンバー一人ひとりの変容を含む組織文化の変革を支援しています。これらコンサルティング事業に加え、ベンチャー投資・育成、グローバルオープンイノベーション、新興国ビジネス支援、スポーツビジネスといった領域でも独自の事業を展開しています。戦略立案にとどまらず、実行・定着まで一貫して支援することが方針です。
スカイライトはどのような組織文化・特徴を持っていますか?
スカイライトは、「プロフェッショナルである個人が主体であり、その集合体が会社」という考え方を組織運営の基本としています。プロジェクトへの参画はアサイン制度(立候補制)を原則とし、社員が自ら参画したいプロジェクトを選択できます。また、週2回行われる経営会議には全社員が参加可能で、議事録も社員にオープンに公開されています。評価基準は絶対基準を設け年2回の昇進判定が行われ、上司・マネジャー・役員から直接フィードバックを受ける機会があります。少数精鋭の体制でプロジェクトに臨むため、若手のうちから大きな役割を担う機会が多く、社員が自らの意志でキャリアを切り拓いていく文化が根づいています。
スカイライトコンサルティングの関連書籍
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