ジェネックスパートナーズ Genex partners
ジェネックスパートナーズ HPより
企業について
ジェネックスパートナーズは、事業戦略の立案・実行から利益最大化、事業・組織再編、そしてターンアラウンド(企業・事業再生)まですべての事業フェーズにおいて、クライアントと協業し一つのチームとして変革に取り組み「クライアント自身が自律的に改革し続けられる支援」を提供するコンサルティングファームである。
「クライアントの自律的改革」のため、クライアント企業の人材育成や、ニーズに応じて直接ラインに入り込み、実務まで手掛ける「本格的なハンズオン支援」まで徹底して実行する点を特徴とする。
創業は2002年。ゼネラル・エレクトリック(GE)の合資会社であるGE横河メディカルシステム(現GEヘルスケア・ジャパン)において、経営・品質管理手法「シックスシグマ」の立ち上げに従事した眞木和俊氏が、「ジェミニ・コンサルティング・グループ」を結成。その後グループはジェミニ・コンサルティングをスピンアウトし、ジェネックスパートナーズの設立に至る。
日本国内において多様な業種の支援実績を持つジェネックスパートナーズは、2011年には国際的コンサルティングパートナーシップである「Cordence Worldwide」に所属。日本企業の海外進出や海外ビジネスの強化だけでなく、海外企業の日本でのビジネス展開等を支援するグローバル体制を有する。
その後2019年に大池拓氏が代表取締役に就任し、研修・育成体制の強化、新卒採用の開始、評価・報酬制度の改定等、数多くの改革を実現。2022年には社員が共通認識とする6Valuesやブランドロゴ等を刷新した。
ちなみにGenex partnersという社名は、変革の遺伝子(Gene)を広め(Expand)、成果創出を通じてクライアント企業に活力を与える、個人・組織・社会にとっての良きパートナー(Partner)でありたい、という思いから命名されている。
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代表者代表取締役社長:大池 拓
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設立2002年
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所在地東京都港区白金1-27-6
白金高輪ステーションビル3階
ジェネックスパートナーズの理念
以下にジェネックスパートナーズの経営理念を引く。
経営理念
Mission
企業が変革を迫られるその時、Genex partnersは常に傍らに存在するパートナーとしてクライアントとともに変革を実現させます。
企業は、環境や社会経済の変化に合わせ、常に成長を遂げていく必要があります。成長を達成するに際しては、現状の延長線上の改善ではなく、企業規模での変革を実現しなければならないことが多々あります。
私たちは、そのような企業変革を求められている企業が変革を実現できるよう支援します。また、その取り組みが一過性の活動に留まらず、企業が自立的かつ持続的に変革を起こせるよう組織体制の強化も実現します。Vision
私たちは、目に見える成果を創出し、変革を実現する「変革のパートナー」であることを目指します。
たとえ変革の必要性を理解していても、本当に実現できるのかと不安を感じるクライアントは多くいます。私たちは、そのような時でもクライアントとともに1つのチームとして変革に取り組み、「できそう」から「できる」という確信へ導いていけるパートナーになることを目指しています。また、活動を通じて人が育ち、最終的にはコンサルタントがいなくなってもクライアントが自ら変革活動を推進していける状態を作りあげることを常に意識しています。
この状態を作るにあたっては、早期に成果を創出し、成功体験を積んでいくことが重要であることから、私たちは目に見える成果を創出することに拘っています。
目に見える成果を創出する中で、私たちと行動を共にするクライアントがポジティブな影響、刺激を受け、活動のさらなる加速、強化という好循環を生み出せるような存在。それが、私たちの目指す「変革のパートナー」です。Value – Genex partnersの6つのValues
Be Open & Fair
何事にもオープン、かつ公平に行動する
私たちは、請負でも、先生でもなく、クライアントの横を一緒に歩むパートナーですThink Through & Select
クライアントにとって正しい道を選ぶ
私たちは、クライアントの状況に合わせて、変革を実現するための正しい解を考え抜きますHave Passion & Drive Others
情熱をもち、周囲のやる気に火をつける
私たちは、どんな時でも情熱を持って変革に取り組み、関わる人たちを鼓舞しますChallenge & Change
勇敢に挑戦し、変化を起こす
私たちは、失敗を必要以上に恐れたり、責めたりせずに、新しいこと、難しいことに挑み続けますBe Serious & Enjoy
真剣さと楽しさを併せ持つ
私たちは、難しい変革活動に対して、常に真剣に取り組みつつ、楽しむ姿勢を忘れませんBe Mindful
思いやりを持って行動する
私たちは、成果を追い求めるとともに、携わるすべての人を思いやり、行動に移します
ジェネックスパートナーズの沿革
以下にジェネックスパートナーズの主な沿革を記載する。
- 2002年
- 創業。経営コンサルティング、シックスシグマ、経営者人材育成の3つの領域で事業を開始。
全社経営改革プログラムの導入支援を開始。 - 2006年
- 事業再生の支援を本格的に開始。
企業変革支援に関する知見を、独自の手法論「Navigation」として体系化。
- 2010年
- 経営コンサルティングにおける戦略領域の支援を強化。
- 2011年
- 独立系コンサルティングファームのグローバルアライアンス「Cordence Worldwide」に加盟。
- 2016年
- グローバル案件の支援を強化。
- 2018年
- AIツールの共同開発に参画。
- 2019年
- 大池拓氏が代表取締役に就任。
- 2022年
- 創業20周年。
ジェネックスパートナーズのサービス
インダストリー
- ライフサイエンス
- 製造
- 金融
- 小売・サービス
- プライベートエクイティーファンド
- メディア・エンターテイメント
- 通信・テクノロジー
- エネルギー
ファンクション
- 企業・事業の立ち上げ支援
- 企業・事業の成長支援
- 企業・事業の再生支援
- 企業基盤の強化・構築支援
- シックスシグマの導入
ジェネックスパートナーズの求める人物像
ジェネックスパートナーズでは、6Valuesを中心とした行動指針を体現し、クライアントの「自律的かつ持続的な変革」を共に実現できる人材を求めている。
クライアント志向
- 「クライアントのために」という強い思いを持ち、変革を本気で実現したいと考えられる人
- 現状に満足せず、「より良い姿を実現するには何が必要か」を自ら考え、課題を自分ごととして取り組める人
「6Values」への共感
- 「クライアントにとって正しい道を選ぶ」という価値観をはじめとする6Valuesに共感できる人
- 価値観を共有することで、入社後も理念との一貫性を持って行動できる人
主体性と行動力
- 現場の変化に応じて自ら考え、必要な行動を取れる人
- 課題認識を持ち、能動的に行動し、経営層に提案できる積極性を持つ人
協働性と成長志向
- 社員同士の距離が近い環境で、周囲を巻き込みながら行動できる人
- 困難に対して前向きに挑戦し、自らの成長を楽しみながら取り組める人
ジェネックスパートナーズでのキャリアパス
ジェネックスパートナーズではコンサルタント層、マネージャー層、パートナー層の3層のキャリアステージで8つのロールが用意されている。
各層で求められる役割は以下の通り。
- コンサルタント層(アナリスト)
特定の領域にとらわれず多様なプロジェクトに参画し、ロジカルシンキング、分析力、ドキュメンテーション、プレゼンテーションといったコンサルタントとしての基礎スキルを習得する。プロジェクトでは、課題解決に向けた情報収集や分析に加え、現場での実行支援など幅広い役割を担い、クライアントと緊密に連携しながら成果の実現を推進することが求められる。
- コンサルタント層(コンサルタント・シニアコンサルタント)
プロジェクト内の特定領域(ストリーム)を担当し、上席者の指導の下で計画立案から分析、プレゼンテーションまでの一連の業務を主体的に遂行する。提案段階から実行フェーズに至るまで、プロジェクトの中核として責任を担う。また、クライアントとの緊密なコミュニケーションを通じて信頼を築き、合意形成や関係者の巻き込みを図りながら、確実な成果の実現に貢献することが求められる。
- マネージャー層(アソシエイトマネージャー・マネージャー・シニアマネージャー)
複雑な課題を自ら構造化し、解決に向けた最適なアクションプランを設計するとともに、チームやクライアントに対してリーダーシップを発揮し、優先順位やリスクを踏まえながら変革を主導する。また、社内においては知見の蓄積・共有や人材育成においても重要な役割を担う。
- パートナー層(パートナー・シニアパートナー)
クライアントのステークホルダーのニーズを正確に把握し、CxOレベルからの信頼を基盤に、プロジェクトの枠を超えた支援を実現できるようチームを牽引する。また、社内においては人材育成におけるリーダーシップを発揮し、自らの問題意識に基づいて組織全体への貢献を行うことが求められる。
ジェネックスパートナーズのトレーニング
ジェネックスパートナーズでは、同じスキルであっても研修を難易度別に設計し、各ステージで必要とされる水準のスキルを習得しやすい仕組みを整えている。
キャリアが進むにつれて社内外で担う役割も広がるため、その変化に応じて求められる思考・視座・行動様式を学ぶ研修も実施しており、新たな挑戦に向かうメンバーの成長を支援している。
キャリア採用の場合も入社時研修を実施するが、スタートラインは個人によって異なるため、内容は一律ではなく、経験や得意、不得意等を踏まえカスタムメイドで提供していることも特徴の一つといえる。
ジェネックスパートナーズの社員の声
ジェネックスパートナーズの特徴である「クライアント自身が自律的に改革し続けられる支援」「本格的なハンズオン支援」が、しっかりと根付き浸透していることをうかがわせる社員の声を引用する。
マインドの面で言えば、社員たちに「クライアントファースト」の姿勢が浸透しているということも強く感じます。クライアントの変革に対して全力で向き合っていくため、クライアントのためにならないと思えることであれば、例えクライアントからの依頼であってもクライアントと討議を重ね「やらない」という提案をしたり、別のより良い提案を行います。こうした姿勢は設立時から20年間一貫して変わっていない点であり、いい形で受け継がれている「ジェネックスパートナーズらしさ」なのだと思えます。
現在は週の半分程度をクライアント企業に常駐しており、様々な打ち手の企画立案だけでなく、実際にその企画を形作り、実行するところまでクライアント企業の皆様と一緒に推進しています。実際に現場が変わっていき、従業員の皆様が成果を喜んでくださる姿を見ると、「この仕事を選んで良かった」と心から思うと共に、大きなやりがいを感じます。クライアント企業の皆様と共に変革を実現できることが、私にとって最大の喜びです。
ジェネックスパートナーズの関連書籍
ジェネックスパートナーズへの転職を志す方へ、面接までに読むべきお勧めの書籍をご紹介します。
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