電通コンサルティング 右脳×左脳×異能の連携で挑む成長戦略ファーム

電通コンサルティングは、広告会社としての電通グループが培ってきたクリエイティビティと生活者起点の発想力を、戦略コンサルティングの論理的アプローチと組み合わせた独自のスタイルで、企業の成長課題に関与してきた。本記事では、企業の特徴や理念、沿革、主要なサービス内容、求める人物像、入社後のキャリアパス、社員の声、社会貢献・ESG、関連書籍について整理する。

電通コンサルティングについて

電通コンサルティングとは

株式会社電通コンサルティング(Dentsu Consulting、以下:電通コンサルティング)は、2006年に設立された経営戦略コンサルティングファームである。電通グループの一員として、成長戦略の策定から事業変革・組織変革にいたるまでのコンサルティングサービスを提供しており、主に日本国内の大企業を対象とした支援を行っている。

同社の前身は、電通イーマーケティングワン、ネットイヤーグループ、アビームコンサルティングの3社が共同出資して設立したマーケティング戦略立案会社「電通ネットイヤーアビーム」である。2010年に電通が全株式を取得し、現在の社名と体制へと移行した。

右脳×左脳×異能を掛け合わせるアプローチ

電通コンサルティングの特徴は、戦略コンサルティングのロジカルな課題解決力と、広告会社である電通が培ってきたクリエイティビティや生活者起点の発想力を組み合わせた独自のアプローチにある。「デザイン&ロジカルの両利き思考」を掲げ、本質的な課題の探索から構想のビジネスへの落とし込みまでを一貫して支援する。さらに、社内外の異能人材とのチーミングによって、クライアントの多様な経営課題に対応する体制を持つ。
支援領域は事業変革・企業変革・社会変革・組織/人財変革の4軸にわたり、社会課題解決や新規事業などのテーマへの重点特化を方針として掲げている。電通グループ各社と連携しながら、課題の探索・構想・計画・実行までを一気通貫で担う体制を整えている。

「グロース特化型総合ファーム」への移行

2022年より、電通コンサルティングは新たな経営執行体制のもとで「グロース特化型総合ファーム」への移行を表明した。従来の戦略コンサルティングの枠組みを拡張し、ヒューマンセントリックなアプローチやデザイン思考を取り入れながら、企業の”真のグロース”を支援するコンサルティングスタイルへの転換を進めている。社内では独自のコンサルティングメニューを開発する組織「Courage Lab」を発足させ、電通グループのリソースと外部専門家ネットワークを組み合わせた支援メニューの拡充を図っている。

『コンサル業界大研究』より

 電通コンサルティングの特徴と戦略

企業や社会にとってありたき持続成長=〝真のグロース〞の創造支援パートナー

電通グループの戦略中核としてBXを推進

電通コンサルティングは、国内電通グループが、事業領域の柱の1つと位置付ける企業の経営・事業変革(BX)を牽引する中核ファームである。変化が激しく正解のない時代において企業が持続的に成長するためには、論理的な解決だけでなく、まだ定義されていない課題を探索し、そこから導き出される構想を実行まで一貫して支援することが不可欠となる。電通コンサルティングでは、右脳(アイデア)と左脳(論理)の思考を自在に行き来し、多様な専門性を持つメンバーが協働することで、本質的な企業変革を支援している。

電通グループには、BXを担う多様で強力な専門組織が存在し、それらのプロフェッショナル集団が、変革テーマごとに最適なチームを構成して、緊密に連携している。

電通コンサルティングはその中で、「ユニークさ」と「確からしさ」を両立した戦略構想と実行可能な計画策定を強みに、電通グループの変革力の〝起点〞を担っている。

未来を見通す〝探索〞起点のコンサルティング

電通コンサルティングが他ファームと一線を画す最大の特徴は、「課題をどう解決するか」よりも、「そもそも本質的な課題は何か」を見極める探索に重きを置く姿勢にある。

企業が真に取り組むべきテーマを見極めるためには、まだ言語化されていない兆しや生活者の行動変容を丁寧に読み解くことが必要だ。その探索プロセスにおける起点の1つとなるのが、同社独自の未来予測ツール「電通未来曼荼羅」を活用した未来予測である。

このツールは、「人口・世帯」「社会・経済」「科学・技術」「まち・自然」という4つの視点から72の未来テーマを体系化し、各界有識者、事業構想の実務家20人規模でのべ1000時間を超えるリサーチ・編集時間をかけて作成されている。クライアント企業と共に未来のライフスタイルを予測し、そこから逆算してあるべき姿を構想する。

たとえば、ある新規事業構想プロジェクトでは、「未来社会・生活者インサイト・ライフスタイル予測」からスタート。次に「未来のライフスタイルを豊かにするために、どんな価値や体験が必要か?」という問いを設定し、多様なアイデアを発散。さらに、企業の強みと照らし合わせて事業の方向性を絞り込み、「戦略方針・長期ビジョン」として定義していった。

このプロセスでは、未来の兆しと現実の事業課題を接続するために、「右脳×左脳」を行き来しながらビジョンをビジュアル化して共有し、経営陣の納得と共感を引き出した。

探索におけるクリエイティブな飛躍と、構想の実現に向けた戦略設計。この両輪を行えることが電通コンサルティングの真の強みだ。

地域共創プラットフォームの構想から事業立ち上げへ─信頼に基づく伴走型コンサルティング

福井県を舞台とした地域共創プラットフォームプロジェクトは、電通コンサルティングの強みを示す好例だ。

このプロジェクトでは、福井新聞社と福井銀行が共同出資会社「ふくいのデジタル」を設立し、キャッシュレス決済や地域通貨、ポイントサービスを一元化した、地域経済活性化のためのデジタル基盤づくりに挑んだ。電通コンサルティングは、共同出資会社の設立前から検討を支援しており、異なる文化を持つ2社の共創を円滑に進めていくための事業構想から事業計画策定までを包括的に支援した。

具体的には、地域課題やクライアントの状況を丁寧に把握し、サービスモデルやビジネスモデルの検討、受容性や実現性の検証を行った。電通コンサルティングはロジカルな分析や提案だけでなく、常にクライアントの感情や関係性などのエモーショナルな側面にも深く寄り添いながらプロジェクトを推進することで強固な信頼関係を築いていった。

クライアントが抱える課題や想いを理解し、共感を基に真の課題解決やビジョンの実現を支援していく。このロジカルとエモーショナルを融合させたアプローチは、電通コンサルティングならではのコンサルティングのスタイルであり、多様なクライアントから高い評価を得ている。

未来の当たり前をつくる─電通コンサルティングで働く魅力

電通コンサルティングでの仕事は、単なる戦略立案にとどまらず、その戦略が実際の社会やビジネスの現場でどう機能するかまでを見据え、仲間と共に具体的に形にしていくプロセスである。

電通コンサルティングが注力するのは、企業や地域の「グロース領域」。パーパスドリブンな経営改革、新規事業開発、組織変革、生活者起点のマーケティング再設計、地域共創など、未来を構想し創る挑戦に数多く関われることが最大の魅力だ。

また、電通コンサルティングの大きな特長は「ワンプール制」の組織運営にあり、職種や等級を超え個人の志向に応じて多様なプロジェクトに挑戦できる。戦略ファーム出身者、デジタル人材、デザイナーなどがフラットに協働し、「右脳×左脳×異能」のチームで多様なプロジェクトに取り組む環境が整っている。

電通コンサルティングが求めるのは「両利き思考力」─論理と創造、構想と実行を自在に行き来できる人材だ。自分の専門性を超え、他者と学び合い、変化を楽しむ姿勢が求められている。
「自分のアイデアで社会を変えたい」─そのような想いを持つ人にとって、電通コンサルティングは最適なフィールドだ。

株式会社電通コンサルティング
Dentsu Consulting
  • 代表者
    代表取締役 社長執行役員 シニアパートナー:八木 克全
  • 設立
    2006年
  • 従業員数
    約50名(2024年1月時点)
  • 所在地
    東京都港区東新橋 1-8-1

電通コンサルティングの理念

電通コンサルティングの理念を以下に引く。

PURPOSE
パーパス

外なる当事者として企業と人の「勇気」に寄り添い、ともに成果を創出する。

変化が激しく先の見えない不確実性の時代。
電通コンサルティングは、外なる当事者として企業と人の一歩踏み出す「勇気」に寄り添います。
一気通貫の支援体制を構築し、成長領域における課題の発見から成果の創出にいたるまで継続的に伴走します。

MISSION
ミッション

本質的な「問い」を立て、実現力のある「企て」を通じて、サステナブルな「営み」を創り出す。

本質的な「問い」を立て、解決すべき課題を発見する。
電通コンサルティングの仕事は、そこから始まります。
次に、事業デザインと実行計画による「企て」によって、課題解決と新しい価値の創出を実現。
さらに、サステナブルな「営み」を創り出し社会基盤化することで、継続的なグロースを支援します。

VISION
ビジョン

企業も社会も「人」が動かす。人の、人による、人々のためのグロースパートナーに。

企業も社会も、その構成単位は人であり、人の創意と実行で成り立っています。
人の力をいかに引き出し、いかに人々の幸せを実現するか。
電通コンサルティングは、企業や社会を動かす人の成長を通じて価値創造を支援するグロースパートナーを目指します。

VALUE
バリュー

1 構想力

2 突破力

3 自己変革力

4 異能連携力

ロジカル&デザインの両利き思考による、大胆な「構想力」と柔軟な「突破力」。
顧客の成長を実現するために自分の能力をアップデートし続ける「自己変革力」。
そして社内外の異能を掛け合わせてチーミングする「異能連携力」。
電通コンサルティングで仕事をする人間は、この4つの力を備え、常に磨いていきます。

電通コンサルティングの沿革

以下に電通コンサルティングの主な沿革を記載する。

2006年
電通イーマーケティングワン、ネットイヤーグループ、アビームコンサルティングの3社の出資により電通ネットイヤーアビームを設立。
2010年
電通が電通ネットイヤーアビームの全株式を取得し、電通コンサルティングを設立。
2021年
電通および電通ジャパンネットワーク各社(電通コンサルティングを含む)が参加するグループ横断組織「未来事業創研」が発足(発足主体は株式会社電通)。
2022年
「グロース特化型総合ファーム」に移行。
代表取締役 社長執行役員には八木克全氏が就任。
また、社内組織として「Courage Lab」を発足。
2023年
「HR For Growth」サービス提供開始(グループ協業)。
2024年
  • 「Culture For Growth」サービス提供開始(グループ協業)。

  • 「Sales Transformation For Growth」サービス提供開始(グループ協業)。

  • 「Branding For Growth」サービス提供開始(グループ協業)。
2025年
  • 「IR For Growth」サービス提供開始(グループ協業)。

  • 「Biz CRM For Growth」サービス提供開始(グループ協業)。

電通コンサルティングのサービス

新規事業支援

構想フェーズ

  • イノベーション組織の成熟度診断
  • 生活者起点による産業構造転換の未来予測に基づく未来のなりわい・企業パーパス策定
  • 右脳x左脳で考える中期経営計画策定
  • 右脳x左脳で考える長期ビジョン・新事業構想策定
  • 生成AIを活用した新規事業の構想策定支援

計画フェーズ

  • 地域共創プラットフォーム事業構想策定・事業立ち上げ
  • 地域脱炭素プラットフォーム構築による新たな収益源の創出
  • 宇宙ビジネス向け産業クラスターの構築及び立ち上げ支援
  • 企業版ふるさと納税活用によるSX(サステナビリティ変革)実現
  • リテールメディアをベースにしたメディア事業構想・計画策定及び立ち上げ・運営支援
  • 地域金融機関向け広告・マーケティング事業参入戦略策定支援

実行フェーズ

  • 組織内個人のパーパス体現までカバーするコーポレートパーパスによる社内変革支援
  • 「統合諸表」による統合企業価値創造支援
  • 新規事業を成功に導く“共創型プロジェクト”組成支援
  • Branding For Growth

既存事業支援

計画フェーズ

  • マーケ戦略のツボ診断
  • マーケティング戦略・ブランド戦略策定による持続的競争優位確立支援
  • 熱狂的ファンのn=1分析から始めるマーケティング戦略立案
  • ファンの力を持続的に製品利用活性化に繋げるオウンドメディア高度化
  • ステークホルダーの態度変容を促す戦略的広報プランの策定
  • 周年事業を通じた未来構想・企業変革の実現
  • 財務価値向上に繋げるブランディング

実行フェーズ

  • 早期自走実現に向けた立ち上げ伴走支援:統合マーケティング組織
  • 早期自走実現に向けた立ち上げ伴走支援:新デジタルサービス
  • 製造業営業・マーケ人材向け:新規顧客開拓を促すブランディング理解・実践支援
  • HR For Growth
  • Biz CRM For Growth
  • IR For Growth
  • Sales Transformation For Growth
  • Culture For Growth

電通コンサルティングの求める人物像

電通コンサルティングでは、「右脳×左脳」の両利き思考力(論理的な課題解決力とクリエイティブな発想力を組み合わせる力)の志向を必須の前提とし、そのうえで異なるタイプのメンバーと実務で協働できることが求められる。現時点での両利き思考力の有無は問わないが、その力を備えたコンサルタントを目指す姿勢があることが条件となる。

求める人物像は以下の4タイプに整理されている。

  • ブランディングコンサルタント

    右脳・左脳双方を活かし、クリエイティブな発想を具体的な形に落とし込みながら、ブランド戦略の策定から実行まで推進する。生活者や社会への視点から潜在的な課題を発見し、処方箋を提示する役割を担う。

  • デザインストラテジスト

    デザイン思考的なアプローチで潜在課題を発見し、新たな成長視点を提示する。戦略の構築から事業・サービス設計、実行組織の設計まで幅広く関与する。

  • 戦略コンサルタント

    課題設定からファクト収集、仮説構築、ビジネスモデル開発、事業計画策定にいたる一連のプロセスをプロジェクトの核として推進する。

  • デジタルコンサルタント

    顧客・従業員への新たな体験価値の創出を軸に、デジタル戦略の立案やITロードマップの策定、業務プロセスの設計を担う。

また、同社には多様な業界・バックグラウンドを持つ人材が在籍しており、コンサルティング業界未経験者の採用も積極的に行っている。コンサルティングファームやデザインファームの出身者のほか、IT・金融・商社・官公庁・教育機関など様々な領域からの転職者も多く、自身の経験を起点に業務領域を主体的に広げていける人材を歓迎している。

電通コンサルティングでのキャリアパス

電通コンサルティングの職位は、アナリストを起点に7段階で構成されている。職位は下位から順に、アナリスト、コンサルタント、シニアコンサルタント、マネジャー、プリンシパル、パートナー、シニアパートナーとなっており、能力・実績に応じてステップアップしていく体制が整えられている。
担当インダストリーを固定しない1プール制を採用しており、職位を問わず様々なプロジェクトにアサインされる。コンサルティング未経験からマネジャー、さらにプリンシパルへと昇格した事例もあり、パフォーマンスに応じた昇進が可能な環境となっている。

電通コンサルティングの社員の声

電通コンサルティングでは、事業構想や戦略立案といった上流工程を幅広く担いながら、電通グループ各社の多様な人材と協働する機会を持てる環境が整っている。こうした環境のもと、クロスアサインや外部拠点との兼務といった越境的な経験を通じて成長を実感する社員や、グループ全体のシナジー創出というテーマに向き合うなかで電通ならではの醍醐味を感じる社員の声が聞かれる。

各プロジェクトでは、事業アイデア創出からビジネスモデル設計までを包括的に担当し、幅広い領域に精通した多角的な視点を取得できています。また、社外のプロジェクトに参画する機会として、戦略コンサルティングファームへのクロスアサインや国内外の企業が集うイノベーション拠点との兼務も経験しました。
こうした多くの成長機会がある点は電通コンサルティングの特長だと感じています。

これまで中期戦略策定からブランド戦略まで、多岐にわたるプロジェクトに携わってきました。職位が上がるにつれ、プロジェクトをリードする役割が求められるだけでなく、「電通グループ全体」でのシナジーをどう創出していくか、つまりロジックから「あるべき」を見出す力と他グループ企業の強みをどう掛け合わせ、サービスに落としていくかというお題をプロジェクト内で解いていく必要性を実感しています。
大変でありながらも、電通ユニークな価値を提供できているのだろうか、クライアントの目にはどう映っているだろうかとワクワクしますし、そこは“電通”グループの一員である醍醐味ではないでしょうか。

電通コンサルティングの社会貢献・ESG

電通コンサルティングが属する電通グループでは、サステナビリティをパーパス「an invitation to the never before.」の実現に不可欠なものと位置づけ、2025年6月に従来の「2030サステナビリティ戦略」を「2030価値創造戦略」へと改訂した。事業を通じて困難な社会課題を解決するアイデアを生み出すことを戦略の核とし、財務・非財務の両面を統合してグループ全体の企業価値向上を目指す姿勢を打ち出している。

推進体制として、グループ・マネジメント・ボードの直下にグループサステナビリティ委員会(GSC)を設置し、取締役会が監督する構造をとっている。年4回の会議を通じて戦略の進捗を管理・評価する体制が整えられている。

環境面では、電通グループはバリューチェーン全体での温室効果ガス排出量ネットゼロを2040年までに達成するという目標を掲げており、この目標はSBTi(Science Based Targets initiative)の企業ネットゼロ基準に基づいて認定されている。また、2030年までに再生可能エネルギー比率を100%とすることも目標に掲げており、国際的イニシアチブRE100にも参加。2024年4月からは、脱炭素社会への移行を促進する「日本気候リーダーズ・パートナーシップ(JCLP)」にも準会員として加盟している。

同グループはB2B2S(Business to Business to Society)という経営方針のもと、企業・政府・市民社会をつなぐ存在として社会課題の解決への貢献を目指している。電通コンサルティングは、こうした電通グループ全体の方向性を背景に、企業変革や事業成長を支援するコンサルティングを担っている。

電通コンサルティングについてのFAQ

Q1. 

電通コンサルティングはどのような企業を支援していますか?


A1. 

電通コンサルティングは、主に日本国内の大企業を対象としたコンサルティングサービスを提供しています。支援テーマは成長戦略の策定、新規事業開発、マーケティング戦略、パーパス・ビジョン策定、地域共創プラットフォームの構築など多岐にわたります。対象業界については特定の業界に限定せず、社会課題解決や新規事業などの成長領域を重点テーマとした、グロース特化型のコンサルティングスタイルを特徴としています。

Q2. 

電通コンサルティングの「グロース特化型総合ファーム」とはどういう意味ですか?


A2. 

「グロース特化型総合ファーム」とは、電通コンサルティングが2022年より掲げるファームとしての方針を示す言葉です。従来の戦略コンサルティングの枠組みにとどまらず、ヒューマンセントリックな発想やデザイン思考を組み込みながら、企業の”真のグロース”(社会や人とともに自らも成長していく持続的成長)を支援することを目指す姿勢を表しています。同時に、社内組織「Courage Lab」を発足させ、電通グループのリソースと外部専門家ネットワークを掛け合わせた独自の支援メニューの開発を進めています。単なる課題解決型ではなく、クライアントとともに新しい価値を創造する「創造支援パートナー」としての役割を指向しています。

Q3. 

電通コンサルティングの「右脳×左脳×異能」というアプローチはどういうものですか?


A3. 

「右脳×左脳×異能」は、電通コンサルティングが自社の特徴として掲げるコンサルティングアプローチです。「左脳」は戦略コンサルティングに代表されるロジカルな課題解決力、「右脳」はクリエイティビティや生活者起点の発想力を指し、広告会社である電通グループのバックグラウンドから生まれた視点です。これに加え、社内外の専門性を持つ「異能」人材とチームを組んでプロジェクトに当たる体制を特徴としています。同社では、デザインストラテジスト・ブランディングコンサルタント・戦略コンサルタント・デジタルコンサルタントという4つの職種が連携して支援を行っており、単一の専門性ではなく複数の思考様式を組み合わせる点が他ファームとの違いの一つとして挙げられています。

Q4. 

電通コンサルティングの設立経緯と前身はどのような会社ですか?


A4. 

電通コンサルティングの前身は「電通ネットイヤーアビーム」という会社です。電通イーマーケティングワン、ネットイヤーグループ、アビームコンサルティングの3社が共同出資して設立したマーケティング戦略立案会社で、2006年に設立されました。2010年に電通がこの会社の全株式を取得し、社名を電通コンサルティングに変更して経営戦略コンサルティング会社として新たにスタートしました。その後、2022年の体制刷新を経て「グロース特化型総合ファーム」へと方針を転換し、現在は電通グループの100%子会社として運営されています。

Q5. 

電通コンサルティングへの転職・中途採用ではどのような人材が求められますか?


A5. 

電通コンサルティングでは中途採用のみを実施しており、新卒採用は行っていません。求める人物像は「両利き思考力を志向できること」を共通の必須条件としたうえで、ブランディングコンサルタント・デザインストラテジスト・戦略コンサルタント・デジタルコンサルタントの4タイプに分けて定義されています。コンサルティング業界未経験者であっても採用実績があり、IT・金融・商社・官公庁・教育機関など多様な業界出身者が在籍しています。実務において異なるタイプのメンバーと協働できることも重視されており、ロジカルシンキングに加えてクリエイティビティや仮説構築力を備えた人材が歓迎される傾向にあります。

電通コンサルティングの関連書籍

電通コンサルティングへの転職を志す方へ、同社および業界への理解を深めるうえで参考となる書籍をご紹介します。

  • 未来思考コンセプト ポストSDGsのビジョンを描く
    電通 未来事業創研(著)
  • しくみづくりイノベーション 顧客を起点にビジネスをデザインする
    電通コンサルティング(著)
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コンサルティングファームの求人情報Recruit

2026.11.06

GX・次世代電力の最前線で、新規事業戦略から実行まで担うエネルギー領域のコンサルタント[040986]
会社概要
大手企業グループに属するコンサルティングファーム。製造業をはじめとする幅広い業界のクライアントに対し、経営戦略の立案から業務改革、変革の実行・定着までを支援しています。 ・製造業を中心に、事業戦略や基幹業務の改革を支援 ・デジタル技術を活用した業務変革にも対応 ・国内外の事業展開に関わる経営課題の解決を支援 ・戦略の立案だけでなく、クライアントと連携しながら改革の実行・定着まで支援 ・教育体制や働きやすい環境の整備にも注力
年収
500万円~2,000万円程度
ポストコンサル 社会に貢献できる ワークライフバランス良好 注目

2026.11.06

CFO・事業責任者と経営変革を描く|構想から実行まで担う経営管理・FP&Aコンサルタント[041409]
会社概要
企業の経営課題やデジタルトランスフォーメーション(DX)に対し、戦略立案から実行まで幅広く支援するコンサルティングファームです。 経営・業務変革に関する知見とテクノロジーの活用を組み合わせ、クライアントの課題に応じた変革支援を提供しています。 ・戦略コンサルティング、デジタル領域、エンジニアリングなど、多様な専門性を持つ人材が協働する体制 ・特定のベンダーに依存せず、クライアントの課題に応じたソリューションの提案・実装を支援 ・事業拡大に伴い、コンサルティング業務に加え、組織づくりやサービス開発に携わる機会もある
年収
500万円~4,000万円程度(経験・スキルを考慮の上、同社規定により決定)
ポストコンサル 会計士・USCPA優遇 MBA 注目

2026.11.04

【未経験可】次世代リーダーを創出するキャリアコンサルタント募集 [1532]
会社概要
コンサルティングファーム、 ファンド、事業会社の経営幹部、若手リーダーポジションをメインターゲットとする人材紹介会社。 短期的な視点でのキャリアマッチングではなく、長期的な視野に立った次世代リーダーの育成とキャリア設計支援が特徴です。 
年収
月給+個人業績インセンティブ 【年収例】1500万円/入社2年目(人材紹介未経験)
ポストコンサル 社会に貢献できる 未経験可 研修が充実 女性プレミア案件 注目

2026.11.04

大手グローバルファーム系で、スタートアップと大企業の共創を企画から実行まで担うコンサルタント[041342]
会社概要
大手グローバルプロフェッショナルファームのグループに属する、スタートアップ支援や新規事業創出を手がける組織です。スタートアップ、大企業、官公庁・地方自治体など、多様な関係者と連携しながら、事業成長やイノベーションの創出を支援しています。 主な事業領域は以下のとおりです。 ・スタートアップ支援:国内外のスタートアップに対し、事業成長に向けた幅広い支援を提供 ・新規事業創出支援:大企業の新規事業開発やオープンイノベーションを、企画・推進の両面から支援 ・公共セクター向け支援:官公庁や地方自治体に対し、スタートアップや新規事業創出に関する政策の立案・実行を支援
年収
600万円~2,000万円程度
社会に貢献できる グローバルに活躍 起業に役立つ

2026.11.04

新組織のコアメンバーとして、AI×ロボティクスの事業創出・社会実装をリードする戦略コンサルタント[041256]
会社概要
グローバルなネットワークを持つ大手総合コンサルティングファームです。企業の経営課題に対し、戦略立案から実行支援まで幅広いコンサルティングサービスを提供しています。先端テクノロジーの活用や新規事業の創出にも取り組んでいます。 ・戦略、テクノロジーなど複数の専門領域を組み合わせたコンサルティング ・海外拠点との連携によるグローバル案件への対応 ・人材育成を重視する組織風土
年収
500万円~3,000万円程度
ポストコンサル 起業に役立つ 注目

2026.11.03

大企業・官公庁・スタートアップと世界を舞台に新事業を創出。戦略から実行まで担うグローバルコンサルタント[041082]
会社概要
グローバルなプロフェッショナルファームグループに属し、スタートアップ支援や新規事業創出、官民連携によるイノベーション支援を手がける専門企業です。 企業の成長支援に加え、多様な組織が連携する仕組みづくりにも取り組んでいます。 ・スタートアップ支援:事業成長に向けた経営・資金調達・事業開発などの支援 ・企業向けイノベーション支援:新規事業創出に向けた仕組みづくりや事業立ち上げ、スタートアップとの連携を支援 ・公共セクター向け支援:官公庁・自治体によるスタートアップ支援やイノベーション促進に関する政策の立案・実行を支援
年収
600万円〜2,000万円程度
社会に貢献できる グローバルに活躍 起業に役立つ
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