ロジレス LOGILESS inc.
ロジレス HPより
企業について
EC自動出荷に対応したシステム「LOGILESS」の企画・開発・運営・販売を行っている。
LOGILESSは、受発注管理を行うEC事業者と、物流倉庫から購入者への発送を行う倉庫事業者が1つのシステムを利用していることが最大の特徴。
EC事業者は受注管理システム(OMS:Order Management System)、倉庫事業者は倉庫管理システム(WMS:Warehouse Management System)と、それぞれが異なるシステムを使うのが業界の常識だったが、LOGILESSはOMSとWMSを一体型のシステムにした。
LOGILESS は、2012年に立ち上げた当社の前身となる会社のEC事業を効率化する社内ツールとして開発されたもので、LOGILESSの運用により、生産性を大きく向上させることができた。
LOGILESSによってより多くのEC事業者の課題を解決したいと考え、2017年にロジレスを創業し、SaaS(※1)プロダクトとしてLOGILESSの提供を開始した。
EC業界を支えるロジスティクス領域では、多くの企業がオペレーションの属人化という課題に直面している。
EC事業者と倉庫事業者の双方がLOGILESSを利用することで、受注から出荷までの手作業が不要になり、ミスなくスピーディな出荷が実現できる(LOGILESSの利用企業での自動出荷率は90%以上)。倉庫の外部委託や、複数拠点からの自動出荷にも標準対応しており、配送や倉庫コストの最適化も実現できる。
2024年1月末時点で1,000社以上のEC事業者がLOGILESSを利用。年間3,000万件以上の出荷をサポートしている。
当社は、メンバーの圧倒的な現場解像度に基づき、ECバックヤードプロセス全体を改革するプロダクトを提供している。将来的には、既存プロダクトのアップデートに加え、在庫問題の解決や最終拠点からエンドユーザーへの配送の最適化など、受注・出荷以外の工程への事業の拡張を目指している。
SaaS(Software as a Service)(※1):サービス提供事業者(サーバー)側で稼働しているソフトウェアを、インターネットなどのネットワークを経由して、ユーザーが利用できるサービス。インターネット経由で利用するクラウドサービスの代表的なもの。インターネットに接続できる環境があれば、ユーザーはどこからでもそのサービスを利用することができる。
-
代表者代表取締役 CEO 足立 直之
-
設立2017年2月21日
-
所在地東京都品川区西五反田3-11-6 サンウエスト山手ビル3F
ロジレスの理念
私たちの使命 MISSION
ECロジスティクスを変革し、日本の未来をスケールする
世界一のスピードで少子高齢化が進む日本。
生産年齢人口が減っていく中で、日本経済を維持し、さらに発展させていくには、革新的な手立てが必要不可欠です。とりわけ、私たちロジレスが取り組むEC業界は、 今後さらなる成長が見込まれる領域。
しかしながら、それを支えるロジスティクス領域では、 多くの企業が、オペレーションの属人化という課題に直面しており、発展の余地が大きく残されています。ロジレスはEC事業者、倉庫事業者にECロジスティクスのベストプラクティスを提供し、 生産性を大きく向上させていくことを目指しています。
そして、高度なロジスティクスを民主化し、日本全体の物流の最適化を実現します。ECロジスティクスを変革し、企業の成長を支援し続ける。
そして、日本の未来をスケールする。
私たちの挑戦に、終わりはありません。価値観 VALUES
01未来から逆算する
今の常識が最適解とは限らない。
ユーザー・プロダクト・マーケットの未来を描くことから始めよう。圧倒的な解像度をベースに、本質をとらえて、柔軟に挑もう。02フェアに共創する
ステークホルダーとの関係は中立・公正に。
だけど心の距離はすぐそばに。ともに理想のECロジスティクスをつくり出そう。03チームで価値を築く
変革は一人じゃできない。異なる考え方を受け入れ、フラットに話そう。
情報をオープンにし、周りに働きかけ、連携プレーで価値を生み出そう。
ロジレスの沿革
- 2017年
- 創業、サービス開始
- 2019年
- 500 Startups Japan より5,000万円のシード資金調達を実施
- 2020年
- シリーズAラウンドで5億円の資金調達を実施
- 2021年
- API自動連携を簡単に実現できるShopify公式アプリをリリース
- 2023年
- 「Shopify Partner of the Year 2023 – Japan」における 「Shopify Plus App Developer of the Year」受賞
- 2024年
- 航空便とDXを組み合わせた「ロジレス便」の試験運転開始
ロジレスのサービス
EC自動出荷システム「LOGILESS」
「LOGILESS」は、ECビジネスにおける物流業務の効率化を支える、受注管理システム(OMS)と倉庫管理システム(WMS)が統合された一体型システム。EC事業者と倉庫事業者が一つのシステムを利用することで、日々発生する受注から出荷までの手作業を削減し、ミスのない迅速な出荷を実現している。
複数輸送モードを活用した配送サービス「ロジレス便」
「ロジレス便」は、従来のトラック輸送に加え、飛行機を活用した空輸を組み合わせることで、迅速かつ低コストで無理なく消費者に商品を届けることを可能にするサービス。OMSとWMSが一体化したロジレスだからこそ実現できるこの仕組みは、EC物流の常識を大きく変革する取り組みである。
ロジレスの求める人物像
「ECロジスティクスから日本をスケールする」という同社の目指す未来に共感し、既存産業に変革を起こすというチャレンジングな業務にやりがいを感じる人物が求められている。
また、経営方針に基づき、課題設定から達成までリードできる自走力のある人物が歓迎される。
スキルや経験としては事業戦略立案やチームビルディング~マネジメント経験、IT関連のコンサルティング経験の他、ECの物流という事業領域から、EC業界での経験などのある人物が活躍しやすい。
ロジレスのトレーニング
同社に新しく参画したメンバーには、ピッキングや梱包といったロジスティクスの現場を経験し、「LOGILESSが物流事業にどのように関わっていくか」を体感する機会が用意される。
フルフレックスタイム制や出社とリモートのハイブリット勤務を導入しており、それらのデメリット解消のために毎日30分の朝会・夕会やバーチャルオフィスを導入している。
これにより、柔軟な勤務体系でありながらもチームメンバーと顔を合わせながら疑問点を解消したり、より気軽メンバー間での相談ができる環境を整えている。