「30代後半・未経験でも挑戦できる」複数社お見送りの日も伴走いただき、4ヶ月半で納得の転職を実現
はじめに
このたび、コンコード土門様のご支援により、日系コンサルティングファームよりオファーをいただき、入社を決めることができました。2月末に最初にご相談してから7月の内定受諾まで、約4ヶ月半にわたり伴走いただきました。
30代後半・コンサル未経験という、決して有利ではない条件からの挑戦でした。それでも納得感をもって意思決定できたのは、間違いなく土門様のご支援があったからです。同じような経歴からコンサル業界を目指す方の参考になればと思い、体験を書かせていただきます。
転職のきっかけ
私はメーカーで社会人としてのキャリアを始め、その後スポーツ系のスタートアップに移り、約7年間、事業全般に携わってきました。中心的に担っていたのはスポンサーシップ事業で、クライアントである経営者の方々と直接向き合い、一定の成果を出してきた自負もあります。
一方で、次第に二つの限界を感じるようになりました。
ひとつは、自分が解決できる課題の範囲が限定的だということです。目の前の経営者が抱える課題に対して、もっと本質的なところから向き合えるようになりたいという思いが強くなっていきました。
もうひとつは、自分の思考に対する頭打ち感です。2社を経験しましたが、いずれも確立された型があるわけではなく、とにかく事業を前に進めることに注力してきました。自分なりに論理的・構造的に物事を捉えてきたつもりでしたが、それが我流の域を出ていないという感覚がありました。自身の成長に手応えがあった時期を振り返ると、超一流のコンサルタントの方々とご一緒する機会に恵まれた時期でした。こうした環境に常日頃から身を置いて鍛えられたい——それがコンサル業界を志した直接のきっかけです。
エージェント選びで壁にぶつかる
活動の初期は、転職メディア経由での応募や、スタートアップ・メガベンチャーに強いエージェントの方数名とのやり取りが中心でした。その後コンサル業界に的を絞り、コンサル特化を掲げる複数のエージェントにご相談しました。
ここで壁にぶつかります。ある社では書類作成に大変尽力いただいたものの、ご担当が戦略ファームご出身の方ではありませんでした。また別の社では「その年齢とご経歴では戦略ファームは難しい」とはっきり言われ、ご支援をお願いするには至りませんでした。「戦略ファームを狙うなら、そこに強いエージェントにお世話にならないと難しい」という話も耳にしていたため、改めて探し直すことにしました。
そうしてお会いしたのが、コンコードの土門様です。土門様はBCGのご出身で、初回の面談で「もちろん簡単ではない。ただ、30代後半・未経験からの実績もあるし、あなたのキャリアなら十分に挑戦できる」とおっしゃってくださいました。可能性を安易に持ち上げるでもなく、頭ごなしに否定するでもない。その現実的で前向きな評価が、お願いする決め手になりました。活動修了後に土門様にお話を聞くと、「なぜその業界・企業に行きたいのかをしっかりとヒアリングした上で、現実的な解も踏まえてその方に向き合うのがコンコードの方針」と伺いましたが、まさに仰る通りでした。
土門様の支援で印象的だったこと
①戦略の設計と、進め方のリード
まず戦略ファームを中心としたラージリストを作成し、志望度に応じて三つの層に分け、順にエントリーしていく。この進め方を最初に設計していただきました。第一陣が厳しい結果に終わった後も、二の矢、三の矢と段階的に打ち手を広げていく。行き当たりばったりにならず、常に次の一手が用意されている状態で走れたことは、精神面でも非常に大きかったです。
②肯定した上で、別の視点をくださること
最も土門様らしいと感じたのは、フィードバックの返し方でした。
あるファームのパートナーから「あなたはバッサリいけない、強い意思決定ができない」という指摘とともにお見送りを受けたため、次回からはそこを意識しますと土門様にお伝えしたときのことです。土門様は「確かに上位レイヤーになるほどそれは重要だが、一次面接などマネージャークラスが相手であれば、むしろ構造的に捉える力の方が評価される。使い分けた方がよい」と返してくださいました。
私の受け止め方をまず肯定し、その上で一段引いた視点を差し出してくださる。この積み重ねが、選考を通じた自分自身の成長に直結したと感じています。
③折れそうな時に、事実で立て直してくださること
一日のうちに4社からお見送りの連絡が届いた日がありました。さすがに落ち込んでいた私に、土門様は「コンサル転職で全社通過する方など極端に少なく、ほとんどは1〜2社受かるかどうかの勝負です」と、極めて冷静に事実を示してくださいました。慰めではなく事実で立て直していただいたことで、当日からまた前を向くことができました。
意思決定について
結果として、当初志望していた純粋な戦略ファームからオファーをいただくことはできませんでした。それでも今回の意思決定に納得しているのは、次の三点を客観的に整理できたからです。
- 入社するファームの特徴と、自分のこれまでのキャリアとの合致度が高いこと
- 選考過程やいただいたオファーの内容から、先方が私を高く評価してくださっていることが明確だったこと
- まずコンサル業界に一度身を置くことで、その次のステップもまた見えてくること
悔しさがなかったといえば嘘になります。それでも感情ではなく事実に基づいてここまで整理できたのは、活動を通じて土門様と対話を重ねてきたからだと思っています。
これから活動される方へ
落ち続ければ、落ち込みもしますし、やがて慣れもします。ただ大切なのは、そのどちらにも過度に反応しないことだと感じました。一喜一憂せず、自分を客観的に評価し、やるべきことをやれているかを冷静に点検すること。そして何より、エージェントの方に遠慮せず本音で対話し、率直なフィードバックをもらい続けることです。取り繕った関係からは、自分に本当に必要な指摘は返ってきません。
結び
土門様、約4ヶ月半にわたり、本当にありがとうございました。9月から新しい環境でのスタートとなりますが、この活動を通じて得たものを糧に、価値を出せるコンサルタントを目指してまいります。
担当キャリアコンサルタントより

メーカーとスポーツ系スタートアップで培われた事業経験を土台に、より本質的な経営課題に向き合える力を身につけたいという思いから始まった今回の挑戦。 選考では、複数社で厳しい結果が重なるなど、気持ちが折れても不思議ではない局面もありましたが、一つひとつの結果を冷静に振り返り、改善点を次の選考へつなげながら、決して諦めずに挑戦を続けられました。その粘り強さと、常に前を向いて行動し続ける姿勢には、私自身、何度も感銘を受けました。
最終的には、これまでのご経験との親和性、企業からの高い評価、今後のキャリアの可能性を総合的に捉え、ご自身が心から納得できる意思決定をされました。新天地で実践知を体系化し、さらに大きな経営課題に挑まれることを心より応援しております。
プリンシパル
土門 憲史 略歴
東京大学大学院薬学系研究科博士課程修了。新卒でNovartisへ入社し、医薬品・医療機器のPV業務を担当。その後、ボストン・コンサルティング・グループへ入社。官公庁、エネルギー、保険等を対象とするプロジェクトを担当した後、コンコードに参画。