アカツキ Akatsuki

 企業について

アカツキは2010年に塩田元規氏と香田哲朗氏が共同創業した、ゲーム事業を中心に展開する企業である。

社名である「アカツキ」は日本語の「暁」を由来としており、「世界に夜明けを」という意味から名付けられている。

またロゴは「太陽の光と、多彩な個性が混ざりあうチームでありたい」という願いが込められており、カラースケールが元となっている。

アカツキは国内向けゲーム事業を急激な速度で順調に成長させてきたが、2020年の創業10年を機に事業の舵を変えようとしており、世界を見据えたコンテンツプロデュース企業への脱皮を図っている段階である。

同社の中期方針は「ゲームを軸としたIPプロデュースカンパニーとしてグローバルに突き抜ける」と掲げられており、ゲーム事業からIP(知的財産)創出および活用によるライティングビジネス事業との両立に移行する計画である。

知的財産を扱うIPビジネスはすでにキッズ向けYouTubeチャンネルである「クマーバチャンネル」が「にほんキャラクター大賞2021」でニューフェイス賞を受賞しているほか、川崎市の「藤子・F・不二雄ミュージアム」への協賛も実施。

さらにアカツキでは戦略的事業投資にも積極的に取り組んでおり、投資事業としてアカツキのビジョン実現を目指した「ハートドリブンファンド」と、エンターテインメント×テクノロジーに特化したベンチャーキャピタルファンド「AET FUND」を進行させている。

投資先は日本、アメリカ、インドなど複数の国が対象となっており、同社では関係会社の設立も含め、グローバルな事業展開にも力を入れている。

<アカツキの主要関係会社>

  • Akatsuki Taiwan inc.:台湾を拠点としたモバイルゲーム事業の展開
  • 株式会社アカツキ福岡:カスタマーサポートとゲームテスターを担当
  • Akatsuki Live Entertainment inc.:AR/VR/MRなどの最先端テクノロジーを活用
  • Akatsui India Private Limited:日本のアニメとキャラクターをインド国内で展開
  • 株式会社CRAYON:エンタメ業界向け公式アプリ開発サービス
  • 株式会社Kumarba:キッズ向けIP創出・プロデュース
株式会社アカツキ
Akatsuki
  • 代表者
    代表取締役CEO 香田 哲朗
  • 設立
    2010年6月
  • 所在地
    東京都品川区上大崎2-13-30 oak meguro 8階

アカツキの理念

MISSION

世界をエンターテインする。
クリエイターと共振する。

Entertain the world.
Resonate with creators.

エンターテインメントは、人の心の原動力になる。
最高の体験を通じて見える世界が広がり、家族や友人、そしてまだ見ぬ仲間とのつながりを作ってくれる。
人生を振り返った時、その体験はかけがえのない時間となる。

私たちは自身の内面から湧き出る表現に加え、世界中のクリエイター、アーティスト達と共鳴し、人々の心を動かすエンターテインメントを創り続けていく。

コアバリュー

ミッションを実現するため、組織で共通化したい原則です。
行動、意識、知識、技能、スタンスにおける「アカツキが求める基準」を支える核となります。

謙虚・尊敬・信頼を大切にする

お客さま、取引先、株主などのステークホルダーとの関係づくり、エンターテインメントを創る仲間とのコラボレーションで、謙虚(Humility)、尊敬(Respect)、信頼(Trust)の「HRT」の精神を大切にする。

挑戦し学習する

挑戦と学習を繰り返していくことで、継続的な成長ができる。
エンターテインメントでの挑戦、組織としての挑戦。どちらの挑戦の前後に計画と学習をしっかり行う。

関わる人すべてを驚かせる

エンターテインメントは期待と驚きの連続である。
お客さまの心、エンターテインメントをともに創る仲間の心を動かすことのよろこびを忘れない。

アカツキの沿革

2010年
株式会社アカツキ創業
2012年
東京都目黒区上目黒に本社を移転
2013年
「シンデレラナイン」を韓国で事業展開
「シンデレライレブン」を韓国・台湾で事業展開
2014年
台湾に現地子会社「Akatsuki Taiwan inc.」設立
2016年
東京証券取引所マザーズ市場に上場
「株式会社そとあそび」を子会社化
LX(ライブエクスペリエンス)事業開始
オープンコミュニティインキュベーション「a-Square」開始
東京都品川区上大崎に本社を移転
2017年
福岡オフィスをオープン
「株式会社アカツキ・ヴァーチャルアーティスツ(AVA)」設立
東京証券取引所市場第一部に市場変更
「Akatsuki Entertainment USA」設立
「Akatsuki Entertainment Technology Fund」設立
2018年
株式会社ASOBIBAが「株式会社アカツキライブエンターテイメント」に社名変更
「株式会社アカツキ福岡」設立
「PROFESSIONAL ESPORTS LEAGUE,S.L」を子会社化
「株式会社CRAYON」設立
フォトブック製作サービス「FLIP」提供開始
「Heart Driven Fund」開始
東京ヴェルディの株式取得およびコーポレートパートナー契約を締結
2019年
複合型体験エンターテインメントビル「アソビル」オープン
キッズ向けYouTubeチャンネル「クマーバチャンネル」配信開始
PvP特化型カジュアルゲームスタジオ「Buddy」設立
2020年
「東京アートアクセラレーション」設立を発表
「株式会社Kumarba」設立

アカツキのサービス

  • ゲーム事業
  • IP事業
  • 投資事業

アカツキの求める人物像

アカツキはクリエイティブビジネスのプロフェッショナルとして論理と感性を統合した集団を目指していることから、求める人材像を2つの点から明確にしている。

まず「主体性と行動力」である。これは主体性と当事者意識を持ち、仕事と人生にコミットメントしながら創造的な生き方をする人材を指している。

また「エンターテインメントへの興味と熱意」を求めており、エンターテインメントに日常的に触れるとともに「楽しむ」以上の価値を体感したことがあることが条件となっている。

さらにアカツキではこれら2つの点についてより具体的に「大切にしている資質」として求める人材の定義を説明。

「論理性と課題解決力」「本質思考と学習力」「ハードドリブンなリーダーシップ」「テクノロジーの理解」「クリエイティブへの興味」の5つが示されている。

アカツキでのキャリアパス

アカツキは創造性を発揮し続けることができる組織を目指すとしており、「信頼と自立」「規律と創造」「挑戦と学習」の3つのポイントからスタッフのキャリア形成を促している。

新卒採用は「総合職」「エンジニア職」「プランナー職」の3職種で募集、それぞれについてキャリアパスが示されている。

「総合職」は「資質と成果によって専門性を研ぎ澄ます」ことが重要であり、入社後のキャリアパスとしては「プロデューサー職」「ディレクター職」「マネージャー職」「海外BizDev職」がある。

「エンジニア職」の入社後キャリアパスは本人の適性と志向性を尊重しつつ「スペシャリスト」「アーキテクト」「その他」に分かれていく。

中途採用のキャリアとして上記以外に用意されているのは「デザイナー」「コーポレートIT」「マーケティング」「カスタマーサポート」「テスター」「経営企画」「人事」「広報」などである。

アカツキではまた、「チャレンジできる機会の平等」を謳い、性別や年齢は勿論、ライフステージや民族、文化、宗教等のバックグラウンドや障がいの有無、性的指向・自認などに関わらず挑戦する人を応援し、個性に配慮したサポートを行ってキャリアアップを支援している。

アカツキのトレーニング

アカツキは変化のスピードが速い事業領域でビジネスを拡大している企業であるため、スタッフの能力向上を図るための研修・支援制度が充実している。

社内では各種の勉強会が開催され、技術書輪読会やUI/UX勉強会など複数が自主的に開催されており、会社側も奨励している。

また書籍購入(負担)制度は技術書から漫画本、ゲーム攻略書に至るまで必要な書籍を制限なく会社負担で購入することができる。

他にも業務時間内に社外の勉強会やセミナーに会社負担で参加することが可能で、経営コンサルタントや人材コンサルタントを招いての各種研修会も行われている。

アカツキでは、良いものをつくるためにはスムーズなコミュニケーションが必要不可欠との考えからスタッフ同士のコミュニケーション促進も積極的に行っており、トレーニングの一環になっていると考えられる。

社内交流会やチームメンバーとのランチ・ディナー補助、役員ランチの設定に社員旅行・合宿、そして委員会・サークル制度と盛りだくさんである。

アカツキの社員の声

アカツキはゲームを中心とするエンターテインメントビジネスを領域とした企業であるため、「エンタメの仕事」について述べるスタッフが多い。

実際にエンタメの仕事をするようになって思うのは、チームとして非常に高い総合力が求められる、ということです。

https://recruit.aktsk.jp/business-interview/33/より引用

エンタメを作るときにすごく大事なのが「世の中のヒミツを見つける」ということ。

https://recruit.aktsk.jp/business-interview/38/より引用

走ってみてようやくわかる市場なので、そこは常に苦労してますね。取りあえず見よう見まねで何かやってみる。

https://recruit.aktsk.jp/business-interview/94/より引用

またエンターテインメント企業であるため、入社の理由に会社と事業への期待感を挙げるケースも多い。

スピードと裁量権、この2つがアカツキにはあるのに加え、メンバーの一生懸命さ、よい意味での青臭いカルチャーに惹かれて入社しました。

https://recruit.aktsk.jp/business-interview/52/より引用

当事者として組織を作っていけるところで、自分がやりたいエンタメの会社であることからアカツキに入社することを決めました。

https://recruit.aktsk.jp/business-interview/115/より引用

ただ会社を大きくすることだけに頑張ってるんじゃなくて、その先のこと見据えていて、そのために会社がある、みたいなことを感じ、すごくいいなと思った記憶があります。

https://recruit.aktsk.jp/engineer-interview/147/より引用

僕、アカツキを選んだ最終的な理由は「何か面白そうなことができそうな気がしたから」なんです。

https://recruit.aktsk.jp/engineer-interview/25/より引用

一般のビジネスとは異なる領域の事業らしく、エンターテインメントビジネスを遂行するために必要な人材要件に触れるスタッフも目立つ。

エンタメに必要なセンスといったものを強く感じます。ですが、センスの良い人は総じて狂気的なまでにものづくりに向き合っているし、当然のように努力量も多いです。

https://recruit.aktsk.jp/business-interview/33/より引用

ビジネスとして成功させるための課題解決的な思考力が高いのは大前提で、その上で人としての感受性、感動する力がとても大事な仕事なんです。

https://recruit.aktsk.jp/business-interview/38/より引用

エンタメを仕事にする上ではどんな職種であっても、既存の価値観に囚われない広い視点、豊富な知識、強い意志が必要だと思っています。

https://recruit.aktsk.jp/business-interview/49/より引用

10年たっても20年たっても変化を楽しみ、成長していける人ならば、あらゆる領域への成長が可能です。それが資質だと考えています。

https://aktsk.jp/recruit/career/designer/interview-1/より引用

アカツキの社風や文化について紹介するスタッフの声。

アカツキにおいて「Whyを大事にする」というのは当たり前になっていますが、常に根本や本質に立ち返る癖がついているのは、アカツキの良いところだと思います。

https://recruit.aktsk.jp/engineer-interview/25/より引用

忙しい中でも相手への思いやりが深く、常にコミュニケーションを大切にして感謝の言葉を忘れない。メンバーのお誕生日を祝ったりなど・・・とても温かい環境だなと思っています。

https://aktsk.jp/recruit/career/designer/interview-2/より引用

互いに刺激とリスペクトをし合い、上下ではなく相互に成長を考える文化があります。

https://aktsk.jp/recruit/career/designer/interview-4/より引用

今後のキャリアプランなど自分の将来について言及するスタッフも多く、社員が夢を持って業務を遂行していることが窺える。

今後3~5年で自分がやりたいことが具体的に見えてきたんです。それは、僕と同世代のクリエイターと一緒に、これからの時代を代表するような作品を創って、世界で勝負すること。

https://recruit.aktsk.jp/business-interview/38/より引用

私たちが全力で向き合い生み出している「エンタメ」は、きっと誰かの毎日を救うものだと信じていますし、私はこれからもそれを生み出す作り手の想いを支えていきたいと思っています。

https://recruit.aktsk.jp/business-interview/57/より引用

今後も様々な先端技術と向き合って、世の中に無いものを生み出していきたいですね。

https://recruit.aktsk.jp/engineer-interview/22/より引用

抽象的ではありますが、技術×デザインを通して人々の心を動かすクリエイティブを作れるようになりたいです。

https://aktsk.jp/recruit/career/designer/interview-2/より引用

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