GEジャパンGE Japan Inc.

 企業について

エジソンが設立した企業からスタート

ゼネラル・エレクトリック・カンパニー(以下、GE)は、1878年にトーマス・エジソンが「エジソン電気照明会社」を設立したことを起源とする、世界最大の複合企業(コングロマリット)である。
1892年にトムソン・ヒューストン・カンパニーと合併して現在のゼネラル・エレクトリック・カンパニーが誕生。
1981年から2001年まで、CEOとして同社を率いたジャック・ウェルチは、その経営手腕から「伝説の経営者」として知られている。

ダウ平均株価の構成銘柄には、1896年5月26日の算出開始時から2018年まで指定されていた。2018年当時では、算出開始から唯一残存している企業でもあった。

本社はアメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストン。会社設立以来、事業を拡大し続け、今では世界170か国以上に30万人以上の従業員数を誇る。
インフラストラクチャーと金融の事業を2軸として、広範囲に及ぶビジネス領域により世界が直面するさまざまな問題の解決に貢献している。
GEが手がけるビジネスには、航空機エンジン、医療機器、産業用ソフトウェア、鉱山機械、鉄道機器、原子力、天然ガス採掘機器、水処理機器、化学プロセス、家庭用電化製品、金融事業などがあるが、2017年にCEOに就任したジョン・フラナリーは事業の絞り込みを行うことを言明。今後、電力、航空機、ヘルスケア以外の事業については、売却などが進められるなど転換期を迎えている。

各部門でプロフェッショナルなリーダーを育成

最高の人材とテクノロジーを活用して、各分野での困難な課題の解決に貢献している。世界各地での人口増加や、それに伴って増加するヘルスケア、金融、情報の各サービスへの需要、環境技術などの現代のニーズに沿った強力な各事業におけるポートフォリオを有している。
GEの研究所では、これまでに数千件の特許を取得。ノーベル賞受賞者を2名輩出している。アービング・ラングミュアが1932年にノーベル化学賞を、アイバー・ジェーバーが1973年にノーベル物理学賞を受賞した。

また、グローバルで活躍する真のリーダーを戦略的に育てることに力を入れており、各部門の社員が受講できるリーダーシップ・プログラム(研修制度)が充実している。

シックスシグマとブラックベルト

シックスシグマ(6σ)とは、1980年代にモトローラ社が開発した品質管理のフレームワークで、従来の品質管理方法であるQC/TQCに統計学を取り入れ独自に発展させてたものである。
開発当初は、統計的な品質改善手法であったシックスシグマを、ジャック・ウェルチがサービス業や間接部門の議題解決にまで対象範囲を広げ、全社改革手法として展開し、成功。世界中の注目を集めた。
シックスシグマによる改革の成功と、ジャック・ウェルチによるその有用性の宣伝により、GEはシックスシグマの代名詞的企業となった。

その後、世界中でシックスシグマの導入が進み、2000年以降はISOが規定したグローバルスタンダード手法となっている。
財務的効果を出しつつ人材育成ができる「シックスシグマ」は、さらに即効性の高い業務改善思想「リーン(ムダ取り)」と融合させることで、プロジェクト成果創出の早期化、短期集中を可能にする「リーンシックスシグマ」に拡張するなど、導入目的や対象に合わせて適切な導入方法を選ぶことも可能である。

「シックス・シグマ」の実際の活動は、専門教育機関が認定する「ブラックベルト」の資格保持者によって推進される。「ブラックベルト」は柔道の黒帯を語源とするもので、GEでは更に上位に「マスターブラックベルト」、また下位には「ブラックベルト」を補佐する「グリーンベルト」が制定され、活躍している。

GEジャパン株式会社
GE Japan Inc.
  • 代表取締役兼CEO
    浅井 英里子
  • 設立
    2015年
    (1886年に日本政府の印刷工場用として発電機を納入)
  • 所在地
    〒107-0052
    東京都港区赤坂5丁目2-20
    赤坂パークビル

理念

GEの理念を以下に引く。

この世界が直面する、困難な課題を解決するために。

先進国における高齢化、新興国における急激な人口増や都市化、国際情勢や経済の変動・・・。刻々と変化する今日の世界で、私たちは、世界が直面する困難な課題の解決に貢献することを目指しています。
GEの企業文化は社員の成長を促すものであり、優れた人材が揃ったチームは個々の能力を合わせた以上のパフォーマンスを発揮することをよく知っています。
私たちは「より良い方法が必ずある」という信念をもち、同僚やパートナー、お客さまや競合企業から、常に学び続けます。そして、世界中で事業を行う広大なスケールや各産業分野の専門性、高度な技術力、さらに社員一人ひとりの創造力を活かしてソリューション開発に取り組むと同時に、全員が結果に対する説明責任を負っています。この企業文化こそが、世界に価値をお届けするための礎です。

私たちが取り組むのは、コミュニティやインフラを築き(BUILD)、発電技術を作り(POWER)、人々や大切なものを運び(MOVE)、人々の健康的な生活のためにより優れた医療を届けること(CURE)。
地域が抱える課題を鋭くとらえて真っ向からその解決に臨み、最大限の効果をもたらすことを目指します。それはすなわち、お客さまのビジネスの発展に貢献すること。
これが“GE Works”の考え方であり、私たちが未来のために全力で挑み続けている理由です。

Our Company

At GE, we base everything we do around four ways we can change the world.

BUILDING

GE is building the world by providing capital, expertise and infrastructure for a global economy. GE Capital has provided billions in financing so businesses can build and grow their operations and consumers can build their financial futures. We build appliances, lighting, power systems and other products that help millions of homes, offices, factories and retail facilities around the world work better.

CURING

GE is constantly working to make the world a healthier place by supplying the healthcare technology that saves nearly 3,000 lives every day. Our focus is on helping medical professionals make an earlier, more accurate diagnosis of disease and then better equipping them to treat it. We’re also designing the tools that make healthcare available in even the most remote parts of the world. Anywhere there is a need for better healthcare tools, we are there.

MOVING

GE moves the world in the safest, fastest and most efficient ways possible. We’re moving airlines on the world’s largest and most efficient jet engine. We move freight using the most advanced locomotives and signaling systems. We even make the helicopter engines that perform life-saving rescue missions. If there is a better way to move people and goods, GE is behind it.

POWERING

GE powers the world with the cleanest, most advanced technologies and energy solutions. From FlexEfficiency Combined Cycle power, to smart grids that help utilities manage electricity demand, to gas engines that run on organic waste, our technology currently helps to deliver a quarter of the world’s electricity. GE Oil & Gas is currently operating in more than 120 countries working on the safest, most reliable and cost-efficient innovations in the field.

沿革

1878年にトーマス・エジソンがエジソン電気照明会社を設立。1889年にはその会社を吸収してエジソン総合電気(Edison General Electric Company)を設立した。その後、1892年にトムソン・ヒューストン・カンパニーと合併したことで、ゼネラル・エレクトリック・カンパニーが誕生した。
1886年に日本政府の印刷工場に発電機を納入したことがきっかけとなり、1960年に日本ゼネラル・エレクトリックを設立。
現在では世界各国に進出し、世界に約170の拠点を構え、30万人以上の従業員数を誇っている。

日本でのGEの歴史

1886年
日本政府の印刷工場への発電機納入
1895年
日本初の電車への電動機納入
1903年
販売事務所を開設(東京)
1923年
日本初の電気による街灯を設置(名古屋)
1960年
日本ゼネラル・エレクトリック設立
1963年
GEの動力原子炉を使用し、日本初の原子力発電開始
1971年
三井化学と長瀬産業の3社合弁で日本ジーイープラスチックスを設立
1994年
米国GEキャピタルの子会社ゲートファイナンスが、日本のミネベア信販を買収し、日本で信販事業に参入
1998年
GEエジソン生命保険設立により、日本国内の生命保険事業へ参入
コーエーローンをゼネラル・エレクトリック・コンシューマーローン(GEキャピタル子会社)が買収
日本で消費者金融事業に参入
新旧分離した消費者金融大手のレイクをゼネラル・エレクトリック・コンシューマーローンが吸収合併
日本リースを買収、GEキャピタルリーシングを設立
2000年
日本GEエンジンサービス、ニッセンGEクレジット設立
日本GE・エンジンサービス設立
2004年
GEキャピタルがGEエジソン生命保険の株式をAIGに売却
日本での保険事業から撤退
2005年
日本の個人向け金融サービス事業をリブランドし「GE Money」へ変更
2006年
日立製作所とGE双方の原子力部門を統合、日立GEニュークリア・エナジーを設立
2007年
プラスチックス部門を売却。これに伴い日本ジーイープラスチックスの合弁解消
2008年
GEコンシューマー・ファイナンスと同社の全事業(レイク・GEカード・GE Moneyなど)を新生銀行へ売却
2009年
GE横河メディカルシステムがGEヘルスケアバイオサイエンスと合併し、GEヘルスケア・ジャパンに改称
2010年
日本GEとGEフィナンシャルサービスが合併
2015年
日本における法人向けのリースおよび融資事業を三井住友ファイナンス&リース株式会社に売却
2016年
GE株式会社からGEジャパン株式会社へ社名変更

その他、これまでに経営状況に応じて柔軟に事業の買収や売却を行ってきたことで、現在のGEがある。

サービス

以下のような製品・サービスの開発、製造、販売等

  • アプライアンス&ライティング
  • アビエーション(航空)
  • エナジー
  • 金融サービス
  • ヘルスケア
  • オイル&ガス
  • レール(鉄道)
  • 不動産事業
  • 計測・検査ソリューション
  • ウォーター(水処理)

求める人物像

GEが求めるのは、同社が世界のリーディング・カンパニーであることを自覚し、日本だけではなく、どこの国でもどのビジネスにおいても、GEのリーダーとしてグローバルに活躍できる人材となることを目指す人である。

具体的には、

  • 目の前の仕事だけでなく、GE全体を見渡す広い視野を持つ人
  • 自分で考え、行動を起こせる人
  • 社員同士で切磋琢磨したり、周囲の人たちを巻き込み、リードするコミュニケーション能力を持つ人
  • 前向きに問題解決や変化に立ち向かっていくチャレンジ精神を持つ人

などがあげられる。

キャリアパス

「自分のキャリアは自分で創る」という文化がGEにおけるキャリアパスの特徴。

例えば、財務・経理部門においては入社時より2年間、FMP(ファイナンシャル・マネジメント・プログラム)と称する、ファイナンスのキャリアを目指す人のための研修プログラムに参加する。
同プログラムは、異なる事業部門にて6ヶ月ごとに、4クラスを受講するという内容で構成されており、プログラム修了後に、それぞれキャリアを形成していくシステムとなっている。
プログラム期間中に上司やプログラムマネジャーとの相談によって、自分の能力や興味そして実績を考慮し、どのようなキャリアを築いて行きたいか、どういう仕事をしていきたいかなどを決定する。
また、さまざまな視点からのアドバイスを得ることにより、自分の「Will(やりたい事)」と「Can(できる事)」を明確にすることで、次のキャリアだけでなく、GEでの今後の長期に渡るキャリア形成についても検討する。

FMP修了後のキャリアプランは人それぞれで、その選択肢には例えば以下のようなものがある。

・CAS(Corporate Audit Staff:社内監査のプログラム)に進む
社内監査のプログラム。グローバルに組織されたチームに加わり、世界中のGEの社内監査を担当する重要なミッションを遂行する。より大きなキャリアの加速を目指す人向けに設置されている。

・事業部の財務・経理系プロフェッショナルに進む
財務と経理の専門性を磨く人のために用意されているキャリアパス。

その他、財務・経理部門では、ビジネス・ファイナンス・プロフェッショナル、ビジネス・ファイナンス・マネージャー、ビジネス・ファイナンス・シニア・マネージャー、ファイナンス・リーダーなど、自らの希望と実力に見合ったポジションへ進んでいく。

トレーニング

GEでは人材育成に注力し、年間およそ10億ドル以上を教育研修に投資している。
GEが独自開発した各分野における未来のリーダーを養成するリーダーシップ・プログラムは、専門スキルやビジネススキルに関するトレーニングとOJTを組み合わせた内容となっている。

各部門におけるリーダーシップ・プログラムの内容は以下。

財務・経理部門

Financial Management Program (FMP)
経営の「サポーター」としてだけでなく、「リーダー」としての役割を果たすことが求められる財務・経理部門におけるプロフェッショナル育成を目的とした2年間のプログラム。

コマーシャル(セールス・マーケティング)部門

Experienced Commercial Leadership Program (ECLP)
ECLPは、将来、営業・マーケティング分野でリーダーとなりうる人材を育成するためのリーダーシップトレーニングプログラム。顧客にとっての成功を最優先に考え、実現するために着実にできることを実行していく力を育成する。

エントリーレベル:コマーシャル部門

Commercial Leadership Program (CLP)
トレーニングを通してサービスやプロダクトを理解し、マーケットや顧客について熟知したコマーシャルリーダーを育てるプログラム。

人事部門

Human Resource Leadership Program (HRLP)
強い組織を支えて牽引していく人事部門のリーダーを育成する2年間のプログラム。GEでは、経営戦略と人材戦略が密接に関わっているため、人事部門にはビジネス・パートナーとしての機能が必要とされる。

インフォメーションテクノロジー部門

Information Technology Leadership Program (ITLP)
情報技術部門においてトップレベルのプロフェッショナルを目指す人に用意されたプログラム。GEでは、IT部門においてもITインフラの安定運用や、情報技術の支援にとどまらず、オペレーション・プロセスの改善や、事業の成長機会に自発的に関わり、貢献する能力が求められる。

オペレーションマネジメント部門

Operations Management Leadership Program (OMLP)
GEヘルスケアのグローバルサプライチェーン部門において、グローバルに活躍できるリーダーを育成するプログラム。

リスク部門

Risk Management Program(RMP)
GEキャピタル(金融部門)におけるリスク部門で、次世代のリーダーを育てるためのプログラム。

技術開発部門

Edison Engineering Development Program(EEDP)
GEヘルスケアで求められる、困難な医療問題を解決できる、医療機器開発のトップエンジニアを育成する2年間のプログラム。GEでは、技術力とリーダーシップを兼ね備えたエンジニアになることが期待される。

社員の声

GEで活躍する女性

GEでは、営業職や技術職を含め、多くの女性たちがイキイキと働いています。
たとえば、日本GE株式会社において管理職の女性比率は18%、役員相当職における女性比率は25%(ともに2014年)。
組織のあらゆる層で活躍するGEの女性社員たち。結婚や出産や子育てといったライフイベントを楽しみながらしっかりとキャリアを築く彼女たちの声をご紹介します。

【GEで活躍する女性達: Eriko A.|GEジャパン代表取締役社長兼CEO】

プロボノ

GEでは、事業活動を超えた価値を社会へ届けるため、イノベーションの精神とインテグリティの追求に挑戦し続けており、GEが事業を行なっている地域や、GEと接点を持つコミュニティや人々に関わる課題解決にも、積極的に取り組んでいる。事業に対する姿勢と同じように、規律・戦略・説明責任を持って、業務で培った経験や技能を社会に還元することを目標とし、さまざまな取り組みを行っている。

国内の活動事例

ウィメンズ・ネットワーク

プロフェッショナルな女性社員の開発・育成を目的とした、ボランティア組織で、GEで働き続け、プロフェッショナルとして成長したい女性社員に対して、情報提供や教育・研修、ネットワーキング・イベントなどを提供している。

バリアフリー・ネットワーク

2004年に日本GEが立ち上げた、障がいの有無を意識しない心のバリアフリーの実現のためのコミュニティ。障がいと障がい者に関する知識を深める活動を通して、GEで働く全ての人へよりよい職場環境を提供し、共に成長していくことを目的としている。

GEボランティア

35か国以上で140以上の「GEボランティア委員会」が存在。日本でも積極的な社会貢献活動を行っている。

Pink Ribbon

乳がんから女性の命を守り、女性の健やかな人生を応援するため、2000年にherSource活動を立ち上げた。この活動は、乳がん死亡率低下の実現にむけて啓発運動を行うものである。

グローバルでの活動事例

水問題への取り組み

GEでは水問題の解決に取り組むというコミットメントを掲げている。英国機関「Global Water Sustainability Center」や主要企業とともに討議へ参加したり、人権と水に関する課題調査を行っている。

公共政策

2009年には、市場安定や世界経済の強化を支援する公共政策の働きかけや、エネルギー問題やヘルスケア事業などについて、経済改革を目指すべく世界の投資家と討議を行った。

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