KPMGコンサルティングが企業のサステナビリティ経営実装に向けた専門チームを組成

KPMGコンサルティングは2022年10月、企業が持続可能な社会の実現に貢献し、中長期的な企業価値の向上を実現するため、「SX（サステナビリティ・トランスフォーメーション）ユニット」を組成した。SXユニットはサステナビリティ方針や戦略策定、ガバナンスの刷新や組織改革、事業開発支援、テクノロジーを活用したオペレーションの刷新に至るまで、幅広い支援を行う専門組織。これに伴い、サステナビリティ課題解決に向けたサービス提供を本格的に開始したことを発表した。

以前までの個々のビジネスユニットが提供してきたサービスを集約するとともに2021年7月にKPMGジャパン内に組成された「KPMGサステナブルバリューサービス・ジャパン」とも連携する。これによりKPMGコンサルティングがこれまで蓄積してきた知見とKPMG各社の高い専門性を活用し、企業が抱える複雑かつ多面的な課題解決に向け、包括的支援を可能となる。

企業は、気候変動や脱炭素、サーキュラーエコノミーや省資源、人権やその他の社会課題解決への対応といったサステナビリティに係るテーマについて、抜本的な対策を講じる必要がある。これらのサステナビリティに関する課題を事業戦略と一体化させ、サプライチェーンやエンジニアリングチェーンの変革、新規事業の創出、ガバナンスやリスク管理、組織風土変革などに強固につなげていくことが支援の主軸となる。また、経済安全保障や大規模災害、品質偽装などの重大なコンプライアンス不祥事等の企業経営のサステナビリティの足元を脅かす事象への対応も支援するとしている。

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