アクセンチュアが「ダイバーシティ&インクルージョン・インデックス」で世界第一位獲得
アクセンチュアは2022年10月、多様性と受容性に富んだ職場環境を持つ上場企業100社を認定するリフィニティブの「ダイバーシティ&インクルージョン・インデックス」(以下、D&I指標)で世界第1位を獲得したことを発表した。
このD&I指標は職場における多様性や受容性に関する指標に対し、企業の相対的な実績を透明かつ客観的に評価するもので、アクセンチュアがトップ100に選出されたのは今回で7年連続となった。アクセンチュアが推進する多数の活動や取り組みの中で今回リフィニティブのD&I指標で取り上げられた項目は以下の5つである。
在宅勤務や短日短時間勤務等の柔軟な勤務制度の整備や空間、場所を超えたメタバース空間「Nth Floor」等を使用した新たなコラボレーション導入を行っている。
22年度には社員の学習・開発機会に11億ドルを投資。
事業展開を行うすべての国に12万人のLGBTQプライド・アライ(Ally・支援者)がおり、全世界で90以上のプライド・ネットワーク構築。世界の全従業員の47%(日本:37.5%)、採用者の47%(日本の新卒入社:52.5%)が女性である。
世界32か所に障がい者を支援するアクセシビリティ・センターを設置し、各々の職務で活躍するためのツール、テクノロジー、サポートの提供を行っている。
女性の最高経営責任者(CEO)をはじめとするジェンダーバランスの取れたメンバー、また4大陸からの多様なメンバーで構成されている。
アクセンチュアは、2022年の「働きがいのある会社®」トップ10に9カ国(全従業員の76%)で選出され、日本でも第9位に選出された。
日本においては、2021年に日経WOMAN「女性が活躍する会社BEST100」総合第1位、日経DUAL「共働き子育てしやすい企業ランキング」第3位に選出されている。そのほか、性的マイノリティに対する取り組みを評価する「PRIDE指標2021」において6年連続で「ゴールド」を受賞している。
グローバルにおいてはフォーチュン誌の「世界で最も賞賛される企業」で業界第1位、ブルームバーグ社の「Gender-Equality Index(男女平等指数)」で最高得点を取得するなど、人材への取り組みと関心が高いことが高く多方面から評価されている。ダイバーシティインク社の「Top 50 Companies for Diversity(多様性のある企業トップ50)」でも第1位に選出され、2023年に殿堂入りが決定した。