PwC、「世界CEO意識調査」の結果を発表
PwCは、世界105ヵ国のCEO4,702名を対象に「第27回世界CEO意識調査」を実施した。
調査によると、今後の経済成長について回復を見込むCEOの割合は1年前から倍増した。また、従業員数については、CEOの39%がこの1年で従業員を5%以上増やすと回答した。
上記のような前向きな情勢の傍ら、自社ビジネスに対するCEOの自信は揺らいでいるという。技術革新や気候変動などのトレンドのなかで、半数近くのCEOは自社のビジネスを10年後に存続できないと回答した。
このような危機感のもと、ほぼすべてのCEOが複数の措置を講じている。しかしながら、規制環境や従業員のスキル不足など、彼らは多くの課題に直面している。PwCは、大きな課題として非効率性を指摘している。
PwCグローバル会長は、企業の持続的な繁栄のためには、変革のペースの加速が必要であると締めくくった。