三菱総合研究所、衛星データを活用したインテリジェンス・サービスを開発、提供へ
株式会社三菱総合研究所（MRI）は、株式会社New Space Intelligence（NSI）に出資し、事業連携に着手した。
地球低軌道には多くの人工衛星があり、それらから得られる観測画像の活用が注目を集めている。衛星から得られるデータには様々な用途があり、例えば災害の予兆把握等を通して安全な社会の構築・維持のために利用可能である。一方で、データの取得および解析には、専門知識を含む大きなコストがかかる。
MRIはこれまで衛星データ活用の社会実装に向けた調査研究に取り組んできた。同社は、衛星データを活用したサービス提供のため、データの統合、解析から提供までのプロセスを自動化する技術を持つNSIとの連携を決定した。
事業連携を通して、MRIとNSIは国内外のインフラ監視サービスや海外情勢の分析等に取り組んでいく。両社は事業開発に加え、新たなパートナーとの事業連携も進めていく。