マッキンゼー、エネルギー小売事業に関するレポートを公開
マッキンゼー・アンド・カンパニーは、レポート『エネルギー小売事業における旧プラットフォームからの決別(リプラットフォーミング)』を公開した。
日本のエネルギー小売業界は変動期を迎えており、多くの事業者が様々な課題への対応を迫られているという。電力価格高騰や調達ポートフォリオの見直し等に加えて日本で特に注目されているトピックとして、「顧客とのデジタル接点」を支えるITシステムの再構築がある。
再構築が求められる背景には、現行のシステムには柔軟性が無く、AIやロボティクスという先端技術を活用できないことや、経営計画に掲げられるDX戦略とは乖離していることなどが挙げられる。
日本のシステム基盤が課題を抱える一方で、西欧諸国では小売業界におけるDX化が活発化しているという。
本レポートでは先行市場におけるトレンドが分析されており、日本の小売業の変革および事業者の経営課題解決の支援を目的としている。