リブ・コンサルティングが先進テクノロジーを活用した新規事業の社会実装を目指すプロジェクトを発足
リブ・コンサルティングは2022年12月、テクノロジーを活用した新規事業の社会実装を目指す「BEYOND INCUBATION プロジェクト」を発足し、事業立ち上げからマネタイズまで各種ソリューションを提供する「イノベーション・マネジメント」事業を開始することを発表した。さらに、イノベーションスタジオや研究組織、事業開発DX等の新ソリューションも合わせてローンチする。
このプロジェクトは、日本において新規事業開発が拡大する一方、その後収益化ができている事業は2割程度にとどまり、新規事業の成果創出が出来ていない状況が続いている状況を受けて発足した。今回の発表では、3つのソリューションが掲げられている。1つ目、先進技術研究組織「ACROBAT」。これは技術イノベーション領域において将来市場に与えるインパクトだけでなく、直近の市場における事業化可能性の探索に重きを置いた調査を通じて社会実装を加速する活動であるという点で特徴的だ。2つ目、事業開発DXソリューション。具体的には、事業仮説検証のためのデジタルMVP(ランディングページ、動画、ホワイトペーパー等)を即座に開発し、デジタル広告手法等を活用しながら市場の実顧客に対してアプローチすることで、バリュープロポジションや顧客獲得可能性の検証を行う。3つ目、共創イノベーションスタジオ。日本国内でも大手企業やベンチャー、多様な専門家が共同で新規事業開発を行うオープンイノベーションが一般化してきたが、まだ成果は限定的である。産業の未来を考える大企業や専門化、ベンチャー企業など、多様なプレイヤーたちがそれぞれ描くビジョンを「フラットな立場」で議論し、統合を試みることで蓋然性の高い将来像が描かれ、イノベーション創出、社会実装を促進するため、「ビジョン統合型」の共創イノベーションスタジオを開始する。