KPMGコンサルティングが企業戦略と財務・オペレーション・ESGの統合業績管理高度化に向けテンプレート刷新
KPMGコンサルティング株式会社(以下、KPMGコンサルティング)は、2023年7月、事業計画やオペレーション計画、財務予測等を統合して業績管理を行うことにより、より最適な意思決定を支援する「次世代企業業績管理テンプレート」を刷新したことを発表した。
刷新した次世代企業業績管理テンプレートは、既存のEPM(エンタープライズパフォーマンスマネジメント)ツールとKPMGが独自に構築した予測エンジンを組み合わせることにより、直感的操作が可能なダッシュボード上で、ROIC(投下資本利益率)や財務KPIヒートマップをはじめとする複数の事業ポートフォリオにおけるシナリオ分析等、ビジネスインテリジェンスをマルチスクリーンで可視化することにより戦略とオペレーションを融合させた統合業績管理を実現するものである。KPMGコンサルティングでは、企業におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)の加速に加え、ESG(環境・社会・ガバナンス)課題やSDGs(持続可能な開発目標)への対応等、経営者が急速な事業環境の変化への対応が求められる中、これまでの機能に加え、業績予測や予実管理の着地見込みのほか、投資評価管理やESG関連指標等の機能拡充を行った。さらに、ユーザーエクスペリエンスの観点から画面デザインの統一化を図り、ユーザビリティを向上させた。実務担当者等が現場レベルで発生した問題・課題をテンプレートに反映させやすくすることにより経営層が現状を即時に把握し、分析することが可能になる。また、計画の見直しサイクルの短縮化や財務KPIと非財務KPIのバランスを取りながら事業継続が可能になることから、サステナブルサプライチェーンの構築等にも寄与する。