コーン・フェリーが高校生・大学生向けキャリア開発支援を開始
コーン・フェリーは2022年12月、社会貢献活動の一環として、つながるキャンパスと提携し、高校生・大学生向けキャリア開発支援プログラム「Power of Choice!10代から考える自分のキャリア」を開始する事を発表した。このプログラムでは、全国の高校生・大学生を対象に、これからの時代に求められるリーダー像やキャリアデザインの考え方を現役人事組織コンサルタントとともに学ぶゼミが開講される。グループセッション・個人メンタリングを通じて参加者一人一人に合わせた継続的な能力開発支援を行うこと、長期キャリア形成への理解を深めることを狙いとしている。
経済のグローバル化やテクノロジーの進化、終身雇用や年功序列の崩壊、働き方の多様化など若者を取り巻く就業環境には大きな変化が生じている。このような状況に対応すべく、「高校生・大学生のキャリア開発支援」を主眼に置いたプログラムを提供する。
このプログラムでは以下の社会的課題意識や考え方に基づき、プログラム開発が行われる。
①「企業・組織を変革できるリーダー」のニーズの高まりに対し、依然として人材供給に対する社会的な仕組みづくりが不十分
②ジョブ型雇用や人的資本経営の浸透により「主体的なキャリアデザイン・形成」が重要であるにもかかわらず職業選択のタイミングまでに当該テーマについて学ぶ機会が乏しいこと
③「目的地のイメージ(これからの時代に要求されるリーダー像)」や「到達の仕方(キャリアデザインの重要性や要諦)」に対する若者の早期理解が人財の成長を長期的な視点で見たときのインパクトが大きい
④コロナ禍での生活スタイルの変化により職業観形成に関わるインターンやアルバイト、課外活動、留学を通じた社会人との出会いや学びの機会に制限がある
世界最高峰の組織コンサルティングファームであるコーン・フェリーならではの実証研究結果に基づく有効なプログラムを提供するとしている。