多数の内定から、納得の1社を選び抜くことができた転職活動
転職を考えたきっかけ
FASで、主にM&A戦略を担当していました。大規模な投資判断支援など、やりがいのある仕事を任せていただいていたと思います。
ただ、仕事を重ねるほど、ある種のもどかしさが大きくなっていきました。どれだけ精緻な戦略を描いても、最終的な実行と結果責任はクライアントのものです。提案書を渡した瞬間に自分の手を離れていく。その繰り返しの中で、「戦略を描く側」ではなく「戦略を実行し、結果に責任を持つ当事者」になりたいという想いが、日に日に強くなっていきました。
コンコードとの出会い
実は、コンコードの宇田さんには、前回の転職でもお世話になっています。当時、業務コンサルティング・IT領域から、戦略の上流にキャリアをシフトしたいという想いを受け止め、M&A戦略を専門とするFASを紹介してくださいました。入社時には「今回のご転職だけでなく、末永くキャリアのご支援をさせていただきたい」とおっしゃっていただき、その言葉通り、今回の転職でも迷わず宇田さんにご相談しました。
今回の面談で印象に残っているのは、「今回の転職で何を実現したいですか」という問いに対して、私自身がうまく言語化できなかったことです。「戦略の上流に関わりたい」「事業会社で当事者になりたい」など、表面的な言葉は出てくるのですが、本当の動機が何なのかを自分でも整理できていませんでした。
宇田さんは、そこを急かさずに一緒に深掘りしてくださいました。結果的に、私が学生時代に教育格差の地域間格差を研究していたこと、その根底にある「社会課題を解決したい」という原点に立ち返ることができたのは、宇田さんとの対話があったからこそです。
戦略コンサルから事業会社まで、幅広い選択肢の中で
宇田さんには、コンサルティングファームから事業会社まで、非常に幅広い選択肢をご紹介いただき、計10社以上の選考を並行して進めました。
各社の面接対策は非常に手厚く、企業ごとの面接傾向や評価ポイントを的確にアドバイスいただきました。特に助かったのは、各社の志望理由を「自分の経験との接続」で差別化する設計です。FASでのM&A戦略経験、前職のIT・業務設計経験をどう組み合わせて語るかを、企業ごとに丁寧に調整していただきました。
結果として、多数の企業から内定をいただくことができました。正直、これだけ多くの選択肢が揃うとは思っておらず、宇田さんの求人紹介力と選考サポートには驚きました。
最も難しかったのは「選ぶ」こと
選考を通過すること以上に、入社する1社を選ぶことが最も難しいプロセスでした。
どの企業もそれぞれに魅力がありました。A社は経営の意思決定に最も近い環境、B社は産業政策という広い視野、C社は当事者としての手触り感。D社、E社・・・それぞれが「社会課題への接続」「当事者として実行に関わる」「今のスキルの延長線上」といった私の転職軸に対して、異なる形で応えてくれるものでした。
「どれが一番いいのか」を考えるほど堂々巡りをし、一度は「本当に行きたい場所は、まだ選考を受けていないどこかにあるのでは」と迷走しかけました。ただ、宇田さんは結論を急かすことなく、私が納得できるまで判断軸の整理に付き合ってくださいました。
「年収が高い方が正解」でもなく、「なんとなくいい雰囲気の会社」でもなく、「3年後に後悔が最も少ない選択は何か」という問いに向き合い続けた結果、最終的にグローバル事業会社の事業開発部門を選びました。
入社を決めた理由
決め手は3つです。
1つ目は、FASで培ったM&A戦略・事業戦略のスキルが最も直結する環境だったことです。事業開発部門では、グループ全体のM&A戦略立案から交渉、実行まで一貫して関与できます。コンサル時代は「提案して終わり」だったものを、「自分の手で最後まで動かせる」。この差は決定的でした。
2つ目は、事業ポートフォリオの多様性です。多岐にわたるサービスを展開する企業グループの中で、複数事業を横断した価値の創出や新規事業への参入といった、「コンサルでは味わえないダイナミズム」に惹かれました。
3つ目は、カルチャーです。面接を通じて、チャレンジを奨励し、お互いをリスペクトする社風を感じることができました。
これから転職を考えている方へ
転職活動を通じて最も大きな学びは、「自分が本当に何を求めているかは、最初からは分からない」ということです。私の場合、活動の初期には「戦略の上流に行きたい」「年収を上げたい」という表面的な動機しかありませんでした。しかし、宇田さんとの対話や、複数社の面接を経験する中で、学生時代から根底にあった「社会課題を解決したい」という本音の軸が見えてきました。
もう一つ、FASや戦略コンサルからの転職を考えている方にお伝えしたいのは、「事業会社での当事者経験」は、コンサルのキャリアの延長線上にある自然な選択肢だということです。戦略を描く力があるからこそ、実行の現場で活きる。コンサルで培った構造化力、論点設計力、合意形成力は、事業会社でこそ真価を発揮します。
コンコードの宇田さんには、2回の転職を通じて、求人紹介や面接対策はもちろんのこと、年収交渉や、最終的に1社を選び抜く意思決定プロセスまで、文字通り伴走していただきました。宇田さんのサポートなくしては、たくさんの企業から内定をいただき、その中で納得のいく選択ができたということは実現できなかったと確信しています。
転職は人生の大きな意思決定です。だからこそ、信頼できるパートナーと一緒に走ることが大切だと、この転職活動を通じて実感しました。宇田さん、本当にありがとうございました。
担当キャリアコンサルタントより

改めて、第一志望での内定獲得、本当におめでとうございます!
FASで磨かれたM&A・事業戦略の知見に、今後は事業会社での「実行」と「結果責任」という強固なピースが加わりますね。
M様なら、複雑な事業ポートフォリオの中でダイナミックな価値を生み出し、社会に大きなインパクトを与えていかれることと確信しております。
「末永くキャリアのご支援を」というかつてのお約束通り、これからもM様のパートナーであり続けたいと思っております。
新しい環境で壁にぶつかった際や、数年後にまた次の景色が見えてきた時には、いつでもお気軽にご連絡ください。
M様の新しいステージでのご活躍を、心より応援しております!
マネージングディレクター
宇田 陽香 略歴
デロイトトーマツコンサルティングに新卒で入社。主に広告代理店、金融機関を対象に戦略立案やFintechプロジェクトを担当。また、採用やセミナー等の活動貢献から全社員より選出される第1回HeartWarming賞を受賞。コンコード参画後は、ご相談者の気持ちに寄り添うキャリア支援で信頼を得ている。