クニエ 「メタバース事業化診断サービス」提供開始
クニエはメタバースを用いたビジネスを検討する企業向けに、「メタバース事業化診断サービス」の提供を開始することを発表した。昨今、国内外でメタバース関連事業への参入に関心が集まっている一方、多くの企業がメタバース関連事業にたどり着けていない現状がある。クニエはこれまでの知見をもとに、「メタバース事業化診断サービス」を開発し、それを活用したコンサルティングサービス提供を行う。
2021年にはMeta社やMicrosoft社などの大手企業がメタバースビジネスへの参入・大型投資を発表するなど、メタバースビジネス参入を検討する企業が急激に増加している。日本においても小売りや教育、エンタメなど多様な業界でメタバースを活用したサービスが提供されている。その一方、メタバースという言葉自体が”バズワード化”しており、メタバースビジネスへの参入を試みるもマネタイズできない問題やメタバースならではの価値が見いだせない問題、専門人材不足などにより事業化が進まない現状がある。
「メタバース事業化診断サービス」は自社の事業にメタバースがフィットするかの見極めを行いたい企業に対し、コンサルタントが「メタバース事業化問診ツール」を用いて診断、およびフィット・ギャップ分析を行い、導入ポテンシャルや今後の具体的アクションを整理するコンサルティングサービスだ。「メタバース事業化問診ツール」は、クニエが実施したメタバースビジネスのコンサルティング経験を踏まえ、事業企画、顧客、自社、競合、環境の5つの評価項目から独自に開発したものだ。これにより、事業企画や財務会計、営業などといったメタバースビジネス参入に必要な事項を網羅的に確認することが可能になり、メタバースビジネスへの参入判断や事業化に向けた具体的な検討に役立てることができるようになる。