NTTデータ経営研究所が街づくりを支援/地域・住民の幸せを軸にした価値最大化実現のためのツールの提供を開始
NTTデータ経営研究所は2022年11月、Sustainable Smart City Partner Program(以下、「SSPP」)推進取り組みの一環としてまちの「いま」を映す鏡となる「SUGATAMI」の提供を開始したことを発表した。
SUGATAMIはまちづくりにおいて近年求められる、地域・住民の幸せを軸にした価値最大化実現のためのツールである。これによりまちの魅力を可視化し、自分のまちの理想形と現状を客観的に把握、自認することが可能になる。他都市との比較ではなく、幸せ(Well-Being)、サステナビリティ、Society5.0の3つのキーファクターに応えるものとなる点が特徴的だ。省庁や自治体が公開するオープンデータに加え、位置情報や衛星データ等の先進的なデータを使うことで客観性と透明性の保持にとどまらず、新たな切り口での発見、価値創造が可能なる。また、スマートシティ国際標準規格(ISO37120シリーズ)やSDGsの考え方に代表される、経済、教育、環境などグローバル基準にも対応したまちを構成する幅広い領域をカバーした指標を採択している。オープンデータや住民アンケートの収集、レポート作成までを一連でサポートし、自治体の負担軽減に貢献するだけでなく、レポート分析、それに基づく今後のまちづくりの方向性、ビジョン検討、その実現、実行を包括的に支援する。