KPMGコンサルティング、カーボンマネジメント構築支援サービス提供開始
KPMGコンサルティング株式会社(以下、KPMGコンサルティング)は企業におけるカーボンニュートラルの実現に向け、各領域のGHG(温室効果ガス)排出量のデータ収集から分析・開示、削減施策の実行まで、カーボンマネジメントのライフサイクル全体を包括的に管理し、戦略的な意思決定を支援する、カーボンマネジメント構築支援サービス提供を開始したことを発表した。
近年の企業におけるカーボンニュートラル実現に向けた取組が加速するとともに、開示の厳格化も進んでいる。特に、サプライチェーン上における排出を含むGHG排出量削減に関する要求水準は急速に高まり、各企業は今後数十年にわたり長期的にカーボンニュートラルに向けた取組を継続的に行うことが求められる。このような状況の中、KPMGがカーボンニュートラルを実現するためのフレームワークとして考案されたClimate Accounting Infrastructureを最大限活用することでGHG排出量のデータ収集から分析・開示、削減施策の実行までカーボンマネジメントのライフサイクル全体をカバーし、データに基づいた戦略的な意思決定を可能とするオペレーションモデルの構築を支援する。Climate Accounting Infrastructureを支えるデジタルプラットフォームの構築においては、Microsoft「Microsoft Cloud for Sustainability」、Salesforce「Net Zero Cloud」、SINAI Technologies「SINAI Decarbonization Intelligence Platform」、アスエネ「アスゼロ」など、企業のニーズに合わせたソリューションを活用する。これにより、各種データの透明性と信頼性の確保、さらにリスクマネジメントなど多様な領域におけるデータの利活用が可能になる。