DIと出雲市、社会課題解決のための新たな官民連携の仕組みであるソーシャルインパクトに関する覚書を締結
株式会社ドリームインキュベータ(以下、DI)は2022年12月、社会課題解決のための新たな官民連携の仕組みであるソーシャルインパクトボンド(以下、SIB)の活用に向けた調査・研究に関する覚書を島根県出雲市(以下、出雲市)、株式会社山陰合同銀行(以下、山陰合銀)、株式会社日本政策投資銀行(以下、DBJ)と締結したことを発表した。SIBとは、行政が民間資金を活用して行う成果連動型の事業で、社会課題解決のための新たな官民連携の手法として注目されているものだ。日本においては医療・健康の分野で行政コスト削減と社会課題解決を両立するSIBの活用・導入が進んでいる。
DIは出雲市・DBJ・山陰合銀と健康、都市基盤などの分野でSIB活用に向けた共同調査・研究を行う。そのなかでDI・DBJ・山陰合銀が有する知見やネットワークを共用・活用しながら出雲市の抱える社会課題を解決し、より大きな社会的インパクトを創出する取り組みにしていくことを目指しているとしている。