KPMGジャパン、Robust Intelligence社との協業契約を締結

KPMGのメンバーファーム、有限責任あずさ監査法人は、企業の健全なAIモデル運用支援を行うRobust Intelligence Inc.（以下、ロバストインテリジェンス）と協業契約を締結したことを発表。生成AIを含むAIリスク評価、AIガバナンス評価サービスの提供を開始した。

生成AIの急速な進展等、企業におけるAIの活用が進むと同時に関連リスクへの懸念が高まり、EUのAI規制法、総務省・経産省によるAI事業者ガイドライン等のフレームワーク整備が進んでいる。これはAIの開発や利活用を積極的に行う企業がAIリスク管理・AIガバナンスへの取組を通じ、アカウンタビリティと透明性の確保に努めることが社会的要請となりつつあることの反映と言える。

あずさ監査法人では、包括的なAIのビジネス活用のための評価（KPMG「Trusted AI framework」）により社会的影響の大きい金融機関、教育機関等を対象にAIリスク評価、AIガバナンス評価の提供を行ってきた。今回の協業により、ロバストインテリジェンスが世界をリードするAIリスク評価やモニタリグ領域におけるテクノロジーソリューションに関する知見を取り入れることが可能となり、今後はAIモデルの安全性・信頼性を含む包括的かつ最先端のAIリスク評価、AIガバナンス評価サービスを提供するとしている。

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