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#2 イノベーター達の軌跡 ― 過去の経験を活かして社会変革に挑む

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#2 イノベーター達の軌跡―過去の経験を活かして社会変革に挑む

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谷中:
「経験」というのはキャリア設計の上で重要になるのでしょうか。

渡辺:
はい。絵空事や単なるビジョンだけでは、実際に組織をリードしたり、社会を変えていったりするのは難しいです。
私も様々な領域のソーシャルイノベーターや起業家とお会いしていますが、多くの方が「ビジョナリスト」であると同時に「リアリスト」です。
現実の社会を変えていくため、地に足のついたスキルやご経験をいかしながら、今まで長年取り組んできた領域で改革に取り組んでいる方が多いと思います。

谷中:
過去の経験をいかしながら社会変革に挑む――具体的には、どのような事例があるのでしょうか。

渡辺秀和

渡辺:
本日は、3名のソーシャルイノベーターのキャリア戦略事例をご紹介しようと思います。

まずは、会場にお集まりの皆さんもよくご存じの方だと思いますが、NPO法人クロスフィールズの小沼さんですね。
実は彼、大学のラクロス部の後輩なのです(笑)。
彼は大学を卒業した後、一般の企業には勤めず青年海外協力隊に飛び込んで、新興国支援に携わっていました。
その後、外資系コンサルティングファームであるマッキンゼーに転職をして、経営のスキルを身につけた後にクロスフィールズを立ち上げられました。
クロスフィールズは、企業に勤めるビジネスパーソンの方を研修として新興国の支援活動に派遣し、現地への貢献を通じて成長してもらうという事業を展開しているNPOです。
当団体の活動は「留職」というキーワードで非常に有名になっていますね。

その次は、Voyaginという会社の代表・高橋さんです。
Voyaginは、海外旅行者と現地の方を繋ぎ合わせるネットサービスを展開している会社です。
高橋さんは大学生の時、旅行を通じて海外経験を沢山積んでいらっしゃったようです。
新卒でコンサルティングファームに入って経営のスキルを身につけた後、C2Cの領域におけるネットビジネスの立ち上げに参画されています。
その後、海外の人と現地の人を繋ぐという、彼がずっと関心を持っていたことをVoyaginというネットビジネスによって実現しています。
高橋さんのご経験が見事につなぎ合わされていると思います

谷中:
Voyaginはインバウンドでもかなり注目を浴びていますね。

渡辺:
そうですね。今非常に注目を浴びています。
最後は、石徹白(いとしろ)というところでご活躍されている平野さんです。谷中さんの以前の同僚でもいらっしゃいますね。

谷中:
はい。小水力発電によって全国区でも著名になりましたね。

渡辺:
平野さんは大学時代にまちづくりや都市工学を勉強されていました。
卒業後、商業施設の開発をプロデュースする会社に新卒で入社し、経験を積まれていたところ、「やはり経営のことが分からないとまちおこしは難しい」ということに気づかれたそうです。
そこで谷中さんと同じくブーズという戦略コンサルティングファームに入られて、その後今の石徹白における活動をスタートされています。

#3 キャリアの階段をつくる―イノベーターになるために必要な経験とは?

渡辺 秀和【コンコードエグゼクティブグループ 代表取締役社長 CEO】

渡辺 秀和【コンコードエグゼクティブグループ 代表取締役社長 CEO】

一橋大学商学部卒業。三和総合研究所 戦略コンサルティング部門を経て、2008年、コンコードエグゼクティブグループを設立。日本ヘッドハンター大賞MVP受賞。東京大学「未来をつくるキャリアの授業」コースディレクター。著書『ビジネスエリートへのキャリア戦略』(ダイヤモンド社)など。