パーソル総合研究所 組織・人事コンサルティング インタビュー

パーソル総合研究所 組織・人事コンサルティング プレミアインタビュー人材業界大手、パーソルグループに属する組織人事コンサルティング部門。経営戦略実現に資する人事・人材戦略設計・人事制度設計・組織開発・チェンジマネジメント等、人事戦略領域におけるコンサルティングサービスを中心としつつ、労働市場に関する調査研究・情報発信というシンクタンク部門、タレントマネジメントシステム部門、ラーニング部門等を併設しています。 今回のインタビューでは、コンサルティング部門を率いる長谷川氏に、事業の特徴、ワークスタイルの特徴、求める人材像やキャリアパスに至るまで広くお話しをお伺いしました。

#1 会社および事業の特徴

パーソル総研長谷川氏

Q.まず、パーソル総合研究所のご紹介をいただけますでしょうか。

A. 2010年にインテリジェンスHITO総合研究所として設立され、2016年よりパーソル総合研究所に商号変更、2017年にテンプスタッフラーニングと統合し、現在に至ります。

パーソルグループのシンクタンク・コンサルティング部門として、陣容を急速に拡大しており、2020年4月時点の社員数は135名となっています。

パーソル総合研究所が属するパーソルグループでは「はたらいて、笑おう。」というグループビジョンのもと、企業や個人のゴールである「成長」にコミットする方針を掲げています。我々パーソル総合研究所は、グループが掲げるビジョン、方針を体現するフラッグシップ的な役割を担うことが期待されています。

Q.次に組織・人事コンサルティング部門の特徴をお聞かせ下さい。

A. パーソルグループの強力な基盤があるが故の特徴があります。その中でも、まずお伝えしたいのが営業基盤の特徴です。

Q.営業基盤の特徴を具体的にお聞かせ下さい。

A.「ドアノック営業」が基本的に求められないことが特徴であり、大きな強みです。国内400拠点、4,000人を超える営業組織を持つパーソルグループのバックボーンが大きく、お客様は東証一部上場の大手一流企業始め、極めて良質な案件の引き合いに恵まれています。

私自身過去に外資コンサルファームでの経験もありますが、「ドアノック営業」の必要がなく提案やデリバリーに集中できる環境は恵まれていると日々実感しています。

Q.具体的にはどのようなルートで引き合いが入るのですか。

A.「大手お客様向けのアカウントマネジメントを担当するホールディングス所属組織であるグループ営業本部」、「パーソルテンプスタッフ、パーソルキャリアなどのグループ企業」、「パーソル総合研究所の他部門」など、多岐に渡るルートから紹介があります。

Q.豊富な営業リードは御社の魅力ですね。直近では、どのようなテーマの案件が増加していますか。

A.直近は人事戦略、組織開発といったいわゆる上流案件の売上高構成比が増えており、今後さらに注力していきたい事業領域と考えています。

Q.上流案件は他の多くの会社にとっても魅力があり、コンペになることが多いと思いますが、そのような中で受注できている秘訣をお聞かせ下さい。

A.確かに複数の他ファームと競合することが多いですが、パーソルグループの「総合力」に基づく提案が他社を上回り受注できるケースが増えています。

パーソル総研長谷川氏私たちはその上で、お客様が、組織人事に関し将来にわたって乗り続けることができる総合的方針やストーリーを紡ぎだすのを、プロフェッショナルとして真摯に、親身にご支援させて頂いています。そうした大きな絵の上で、パーソルグループ全体が、お客様の組織・人事のあらゆる状況に、寄り添い続けていくことができれば、お客様にとっての価値もより大きなものになるのではないか、と考えています。

Q.グループ内でどのような部門と協業しているかを教えて下さい。

A.パーソルグループ内には人材紹介やアウトプレースメント、BPOを扱う部門があり、パーソル総合研究所においてもタレントマネジメントシステム、フィールドHR(サービス業や小売業の現場における課題解決に強みを持つ組織)、ピープルアナリティクス、ラーニングという専門部門があります。

これらの専門部門と協業するケースが増えていますが、それぞれの専門性の融合がもたらすトータルソリューションは他コンサルファームには成し得ない「独自性」としてお客様から評価されています。

例えば、ある小売業のお客様には店舗現場での課題解決に強い「フィールドHR」部門と連携しご支援をしています。他にも、「BPO」の部門と協業している案件、「人材紹介」の部門と協業している案件などがあります。

Q.御社はシンクタンク部門も併設されていますが、コンサルティング部門と協業することはあるのですか。

A.おっしゃる通りパーソル総合研究所には、シンクタンク部門があり多種多様な調査研究が行われています。「労働市場の未来推計」や「副業・兼業調査」、「就業実態・成長意識調査」など社会的に注目度の高いテーマを扱い、機関誌やWEBサイトにて発信されるため、シンクタンク部門の調査研究結果を、コンサル部門のお客様に提供することができています。

現在進行中の具体的な活動例としては、日本的ジョブ型雇用について、部門横断で調査・研究するチームを立ち上げ、有識者を含めた形での新たなコンセプトづくりや発信、具体的なソリューション開発を進めています。

なお調査テーマは公募されるため、我々コンサル部門が日々のお客様との対話の中から関心の高いテーマをシンクタンク部門に提案することができる仕組みになっています。

#2 ワークスタイル

Q.コンサルティング部に所属する社員構成について教えて下さい。

A.コンサルティング部には2020年5月現在16名のコンサルタントが所属しており、男女比は4:6と女性の方が多いのが特徴です。所属社員全員が中途入社者で、年齢構成は30代が50%と一番多いです。ワーキングマザー、ワーキングファザーも多数在籍し、生活と両立しながら働いています。

Q.コンサルティングの仕事はハードワークだと思いますが、生活との両立ができる秘訣を教えて下さい。

A. おっしゃる通りハードワークであることは間違いありません。直近では人事戦略や組織開発など上流の案件が増えており、お客様からの高い期待値に応えることが求められています。

そのような中でも生活との両立ができているのはいくつかの理由があります。第一に我々はパーソルグループという恵まれたバックボーンがあるため、営業効率が非常に高い状況です。ドアノック的な営業活動にかける時間を大幅に短縮できるため、提案活動やデリバリーに時間を集中投下できる点は大きいです。加えて、グローバル案件が主軸の外資系コンサルティング会社とは異なり、海外との時差を前提にしたやりとりが基本存在しないことも、オン・オフのメリハリをつけやすい一因です。

また働く場所を自身で選べる在宅勤務(テレワーク)や、フレックスタイム制により、自分が集中できる時間・場所で業務を行うことで生産性を高めています。打ち合わせや会議はFace to Faceを大切にしながら、個人の働き方を尊重し、オンラインを活用した会議参加も推進しています。18時以降、一般的な業務時間を超えた会議がほとんどないため、育児や自己啓発など、プライベートとの両立が可能です。

#3 組織風土

Q.組織風土の特徴をお聞かせ下さい。

A. パーソル総合研究所において、知と知の結合を「ケミストリー」と呼び、多彩なプロが集い、相互に刺激しあい、コラボレーションすることが奨励されています。コンサルティング部門においても過剰な個人目標の追求はせず、風通しが良くフラットな組織で、ワンチームとして共通の目的・目標に向けて協業する世界観を大切にしています。

またパーソルグループ全体においても「ONE PERSOL(ワンパーソル)プロジェクト」という名称で、グループ会社や商材の垣根を越え、ひとつになって価値発揮をしていこうという取り組みが推進されています。

#4 求める人材像、キャリアパス

Q.積極採用の背景を教えて下さい。

A.企業の人材投資は活発で、組織・人事コンサルへの需要は増しており、供給が追いつかない状況が続いています。お客様やグループ内から人事のプロフェッショナルとして大いなる期待を寄せられているのに、人手不足で応えられていない現状を変える必要があります。我々コンサルティング部門を、パーソルグループの基盤に見合ったビジネスサイズへ大きく成長させるために、積極採用が急務です。

Q.今回の募集職位を教えて下さい。

A.現在人事戦略、組織開発等の上流案件が増えており、今後さらに対応を強化していく方針です。
このような案件においてご活躍いただけるプロジェクトマネジャー(シニアマネジャー、マネジャー)および、プロジェクトマネジャーの下で一定領域をリードできるアシスタントマネジャー、シニアコンサルタントを募集します。

Q.求める人物像を教えてください。

A.基本的な資質として確かな経験と実力を備えていながらも、お客様に対してはもちろん、ともに働くグループのメンバー、そして自らに対し常に謙虚であることが非常に大切と考えます。

その上で、我々の部門の重点テーマである人事戦略や組織開発などの上流案件は、山積する問題の中から本質を見出し、複合的な施策を組み合わせて解決に導くソリューション力と、経営幹部からの信頼を獲得するリレーション力を備えている方を求めています。

Q.御社のコンサルタントの育成方針を教えて下さい。

A.職階はアソシエイト、シニアコンサルタント、アシスタントマネジャー、マネジャー、シニアマネジャー、ディレクターの6階層あります。

シニアコンサルタントクラスまでは、多様な業界、幅広いテーマでのコンサルティングに従事し、基礎的なコンサルティング能力と、幅広い経験を積めるようにしています。他ファームではソリューションやインダストリー別に組織が分かれている場合もありますが、弊社ではそのような区切りはなく、同じ領域の経験に偏ることはありません。

またマネジャーの手前の段階であるアシスタントマネジャークラスになると、確固たる得意領域を持つことが自立する上で大切になるため、本人の志向や適性に応じて、強みを磨くためのアサインを意識することが必要と考えています。

パーソル総研長谷川氏マネジャークラスになると、お客様との中長期的な関係構築に対する責任を持つことが多くなるため、上流の案件で包括的な提案・デリバリーをリードできる総合力を身に付けるためにアサインを工夫しています。具体的にはディレクター、シニアマネジャークラスがリードする大規模案件に、マネジャーをアサインし、OJTにより幅広い経験と知見をトランスファーできるようにしています。

Q.御社でコンサルタントの経験を積んだ方のネクストキャリアとして、どのようなパターンがありますか。

A.中長期的にご活躍いただくことを前提として考えていますが、コンサル部門での経験を活かしてネクストキャリアを選ぶ社員ももちろんいます。

ネクストキャリアの実績としては、事業会社(人事・経営企画・事業統括など)、パーソル総合研究所のシンクタンク部への異動、独立などがあります。特に事業会社での人事統括クラスをネクストキャリアとして射程に入れている方にとって、弊社はお勧めです。

なぜならば先ほども述べたように組織がソリューションカットやインダストリーカットにはなっておらず、1人のコンサルタントが関われる範囲が広く、「採用」「教育」など特定の機能に偏ることなく、経営戦略から人材戦略への連携、全ての人事機能を俯瞰して見る視野・視座が身につくためです。加えて、パーソルグループやパーソル総合研究所の他部門との連携により、理論だけでない「実践的」なコンサルティングソリューション提供に携われる機会も充実しているため、組織・人事のキャリアを目指す方にとって恵まれた環境であると確信しています。

Q.最後に、御社のコンサルティング部門を志望される候補者の方々に向けてメッセージをいただけますか。

A.パーソル総合研究所には、多彩なプロが集い、お互いを刺激し合い、皆で新たな成長創造を成し遂げたいという強い想いがあります。パーソルグループのコンサル部門であるが故の大きなポテンシャルを秘めた環境で、ともに成長し、進化することを楽しめる方とご一緒できることを楽しみにしています。

長谷川 直紀 | Naoki Hasegawa【ディレクター】長谷川 直紀 | Naoki Hasegawa【ディレクター】

マーサージャパン株式会社においてプリンシパルを歴任、人事戦略策定・制度設計・人材開発、再生・M&Aに伴う組織・人事変革等、多数のプロジェクトをリード。
その後、日系企業2社の人事部長として、人事全般の立ち上げ・変革、労務、役員指名・報酬関係等を担当。2019年9月より現職。

関連するインタビューInterview

求人情報Recruit

セミナー情報Seminar