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#2 スピーディーに事業を立ち上げる、スカイライト流の“動く”コンサルティング

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#2 スピーディーに事業を立ち上げる、スカイライト流の“動く”コンサルティング

CEG 渡辺:
次に、御社のコンサルティングサービスについてお聞きしたいと思います。
現在はどのようなテーマのプロジェクトを行なっているのでしょうか。

スカイライト 羽物:
コンサルティングのテーマとしては、多種多様なものがあります。
例えば、マーケティングを改善したい、営業活動を改善したい、といった営業的なこともあれば、ものづくりのプロセス改善、さまざまな業務の効率化といったテーマもあります。
PMI(企業合併後の統合プロセス)でのシステム統合や工場の新設に伴う対応まで、実に多種多様です。

CEG 渡辺:
御社は、新規事業の立ち上げのコンサルティングでも有名ですよね。

スカイライト 羽物:
ありがとうございます。今、新規事業に取り組まないといけないと考えている大企業は増えていますね。
たとえば、これまでモノ作りに専念しているようなメーカーさんも、直接EC(イーコマース)で売れないかと考えていたりする。
メーカーさんから見れば、ネットで売ることは、全く別の事業をつくるようなものです。
サイトで商品をどう見せるのか、どうプロモーションするのか、在庫管理はどうするのか、発送をどうするのか、などなど一気通貫で新しくきちんとつくりこまなければいけません。
このように新しい事業をプランして、その実現に向けて関係者を動かすというプロセスを踏んでいくことを考えると、大企業内にスタッフが足りていないと感じています。

CEG 渡辺:
興味深いお話ですね。
どのようなスタッフが不足しているのでしょうか。

スカイライト 羽物:
アイデアを実現させるには、まず実行計画に落としこむ必要があるわけです。
検討事項は自社内にとどまらず、他社との提携、決済、物流、サイトをどことシンジケーションして見せていくかというように山ほどあります。かなりのパワーがかかります。

アイデアを思いついた人は、素晴らしいアイデアマンですが、ではその人が実行に移すための検討をすべて一人でできるかというとそれは難しい。
アイデアマンは、たくさんアイデアを抱えていたり、社内で重要なポジションに就いていたりして、時間を割けないのですよね。

CEG 渡辺:
分かります。

スカイライト 羽物:
そうすると、アイデアを出した人の意向を汲みながら、計画を練っていく人が必要ですが、そこを担える人材が圧倒的に不足しています。
さらに、計画に落とすだけでなく、実現しなければいけません。
複数部署を巻き込んでいく力も必要です。

CEG 渡辺:
大企業にはたくさんの社員がいますが、そういったことができる人材は少ないですよね。

スカイライト 羽物:
決められた業務をきちっとやれば良いという訳ではありませんので。
アイデアを発案した方から、そもそものところを上手に聞き出して骨子を整理した上で、アライアンス先や影響のある部門との交渉、進捗管理に至るまで推進していく必要があります。

CEG 渡辺:
まさに、コンサルタントの仕事ですね。

スカイライト 羽物:
そうなんですよ。スカイライトでは、このようなプロジェクトをたくさん行なっています。

CEG 渡辺:
「クライアント企業の人材もMBAの知識を身に付けてきているから、コンサルタントは要らなくなる」と10年以上前からずっと言われています。
しかし実際には、コンサルティング業界はますます拡大しています(笑)。
このような事業推進は、知識があれば出来るというものではありませんからね。

スカイライト 羽物:
MBAで分析手法をたくさん学ぶということは、もちろん素晴らしいことなのですが、それだけでやっていける訳ではないです。
現代は事業サイクルがものすごく短くなっています。ある事業がうまくいったとしても、半年後にはもう駄目になっているかもしれません。
ある事業がうまく立ち上がっても、どんどんブラッシュアップしたり、その周辺で新事業を立ち上げたりしないと、どんどん廃れていってしまうのです。常に走り続けなければいけません。

しかも、事業レベルで新しいものをつくり続けられる考えや動きが必要です。
事業の本質が分かって、設計もできて、リスクも分かって、分析的に考えられる人が、さらに動くというパワーを持ってなければなりません。
MBAの知識だけでは難しく、実際に動かすというスキルが必要だと思います。

CEG 渡辺:
そうですよね。現在のコンサルタントは、一昔前のようなレポートをつくれば終わりという仕事とはだいぶ変化してきています。
実際に動けることや組織を動かせることこそが、価値になっています。

スカイライト 羽物:
そうですね。お客様の企業も、成果を求めるという面が強くなっています。
また特にネット系の事業は、スピーディーに立ち上げて、ブラッシュアップしながらユーザーを飽きさせないように引きつけるといったアプローチが必要です。
動き続けられることが大切なポイントになりますね。

CEG 渡辺:
御社では ITコンサルのプロジェクトも多いのでしょうか。

スカイライト 羽物:
ITやシステム領域のコンサルは、数ある領域のうちのひとつですね。

CEG 渡辺:
システムの開発は行なうのでしょうか。

スカイライト 羽物:
スカイライトでは開発はやっていません。
経営者とベンダーさんの橋渡しをしているようなケースが多いです。

ITコンサルティングというと、SAPを導入するとか、あるいは、スクラッチから開発するという、開発ベンダーに近いイメージを持たれる方が多いですが、弊社の場合はこれとは異なります。
現代の企業は、業務にはシステムが必ず絡んでいます。業務を変えるためには、システムの変更も当然必要となります。
そこで、我々がユーザーさんの要望をベンダーさんにお伝えして、直してもらうところを担当しています。
もしくはそれに合わせて、パッケージを導入することやクラウドサービスを使うことを検討する場合に、効果的な使い方を解きほぐしてユーザーさんに伝える仲立ちのような役回りをしています。

CEG 渡辺:
そのようなIT領域のプロジェクトでは、具体的にはどのようなことをするのでしょうか。

スカイライト 羽物:
ベンダーさんが開発するケースでは、要件を取りまとめてベンダーさんに渡して、その後、ベンダーさんのプロマネとは別に要件どおりできているかをチェックすることもあります。

もちろん、完成後はユーザーさんが新しいシステムを受け取りますが、それも実は容易ではないのです。
例えば、新しいシステムの受け入れのためには、しっかりとデータ移行や業務移行をしなければいけません。
そのために必要な関係者への周知や研修も必要です。
在庫の棚卸しはいつまでにやるのか等々、多くのことを考えて実行しなければなりません。
我々が、全体の段取りを踏んだ上で、ベンダー側と業務側を取りまとめて、経営側に計画や予算、進捗状況、効果予測に至るまでレポートしていきます。
まさに経営層、現場、IT部門を仲立ちするイメージですね。

CEG 渡辺:
それらの全体像を考えて、自社内でとりまとめていくのはかなり大変ですよね。
経営層、現場、IT部門が分断され、それぞれの思惑で動いている会社が多いです。

スカイライト 羽物:
そうなのです。こういったことをIT部門だけに押しつけるのは無理があります。
IT部門を見ていると可哀想なことが多いです。

現場が言っていることを解きほぐしてIT部門に伝えて、IT部門に技術的なリスクを指摘して、経営層に対しては、それが経営にどう影響を与えるのかを伝え、対応策を伝えるということを弊社がやっています。
ですので、自分たちでシステムをつくることは全く無いですし、先端の先端の技術まで知っている必要はありません。
技術的には大要を理解して、ベンダーさんと会話をできて、それを解釈してお客様の企業へ伝えることができればいいという役回りなのです。
そういう意味では、ITコンサルという言葉から想起されるものよりも、ビジネスコンサルにかなり寄っているイメージだと思います。

#3 スポーツ業界にも進出!好きな領域でのコンサルに挑戦できる環境

羽物 俊樹 |Toshiki Habutsu【代表取締役】

羽物 俊樹 |Toshiki Habutsu【代表取締役】

慶應義塾大学理工学研究科修士課程を修了。アンダーセン・コンサルティング(現・アクセンチュア)に入社し、金融業界を専門にマネジャーとして数々のプロジェクトを手がける。2000年、同志数名と共に、徹底したクライアント志向のビジネスコンサルティングを実現すべく、スカイライト コンサルティングを設立。代表取締役に就任。一部上場の大企業からベンチャー企業まで、数多くのクライアントを持つ。
現在では100名以上のコンサルタントが在籍し、事業領域を拡大している。同社でプロフェッショナル人材の育成に尽力し、訳書には『選ばれるプロフェッショナル』(2009年、英治出版)がある。週末には、地元小学校のサッカーチームの監督としても活躍。