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#7 宇宙開発、DNA情報、クローン…驚異の科学技術で社会の枠組みが変わる

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#7 宇宙開発、DNA情報、クローン… 驚異の科学技術で社会の枠組みが変わる

渡辺:
津村君は今後どのような活動をしていくつもりなのかな?

津村議員:
僕自身は日銀出身ということもあり、まずはマクロ経済、日本の景気を良くしていきたい。
そして、一つの仕事を一人の人間がやれるのは30年位が一つの単位だと思っているので、自分が残すあとの20年間で、消費税15%、年金受給平均70歳といった、なかなか受け入れてもらえない事も含めて、時間をかけて取り組んでいきたいと思っている。

たとえば党首クラスのトップリーダーの政治家たちは、次の選挙の責任者にあたる人たちだから、どうしてもすぐに成果が出ることに力を入れがちだよね。
僕達は今のトップリーダーより一世代若い世代なので、時間のかかる政策にも取り組みたい。
科学技術であるとか、宇宙開発だとか。あとは人の生き方の問題。安楽死尊厳死の問題だとか。
あとはDNA情報を人間はどこまで、自分が知るようにするのか、管理するのかとか。
そうすることで将来の予防医学というのはすごく読めてくるけれども、でも自分の系図も分かってしまうわけでしょう。
そうするとそりゃあ、三代四代遡ると本当のお父さんとお母さんが違ったりするということが出てくる可能性があるから、世の中としてそういうものにどう耐えていくのかとか。個人情報の管理とか。
でもそのDNA情報の良い部分だけをうまく使えば、医療費の削減だとか、健康長寿につながっていくわけで、そういうちょっと未来的なテーマにも関わっていきたいなと思っているんだ。

渡辺:
人工知能の登場もまさにそうだけど、人の生き方が劇的に変わる科学技術が登場してきているもんね。
そうか、今後はそういうテーマを政治家として扱っていくんだね。

津村議員:
フランスの例などもあるけれど、これからは婚姻制度とか家族のあり方というもの自体がLGBTも含めて多様化してくる。
例えば、シングルマザーの方が、既に亡くなっている方の保存されている精子で子供を作りたいということを考えたとする。
それは故人の意志と合致をしているというケースにそれを認めてよいかどうかとか、あるいは故人の意志が確認できないときにはどうするのかとか。
今の常識としてはありえないと思うけれども。
あとは自分のクローンを作ることについてどう思うかというのもある。
子供が作れないのであれば、せめて自分のクローンをつくる権利はあるんじゃないかとかね。
そんなモヤモヤしちゃうようなテーマが続々と起きてくることだってありうる。
そういう近未来のことを常に意識をして仕事をしたいと思っているんだ。

渡辺:
いま、人間とは何か、死あるいは生とは何か、といった哲学的なテーマについて、人類が向き合わなければならない驚異的な科学技術が登場してきている。
僕は経営者、あるいはキャリアコンサルタントという立場から、こういう科学技術の影響を考えているけど、津村君は政治家として、こういったテーマを扱っていくんだね。とても興味深い。
これも、この時代に生きている意味なのかもね。

津村議員:
あと、僕の事務所では、スタッフを募集中です。
政治家自体を目指さなかったとしても、やはり政治家の事務所で働くのに向いている人というのは、人を好きになるのが得意な方だと思う。
「民主党は嘘つきだ」とか、スタッフからみれば自分のせいじゃないことでお叱りを受けることも多いからね。
そういう意味では心身ともにタフじゃないといけない。
そして、日本のため、世界のために自分の仕事がつながっているんだということを意識できて、誇りに思える方にぜひ応募して頂きたいですね。

渡辺:
津村君の事務所で経験を積んで、将来、政治家になるという道もあるんだよね?

津村議員:
もちろん。既にそういう人が2、3人います。
これからもそういう人は増えて欲しいと思っているので、政治家見習いとして働いてもらえる方がいたら大歓迎です。
それと、政治家志望でない方も歓迎です。
僕の事務所の10年続いているメンバーはみんな政治家志望ではないので、どちらのタイプもいてくれたらいいなと思っています。

渡辺:
本日は、長時間ありがとうございました。

津村議員:
こちらこそ、ありがとうございました。

編集後記

津村啓介【衆議院議員(当選5回、岡山2区)】

津村啓介【衆議院議員(当選5回、岡山2区)】

1971年、岡山県生まれ。東京大学法学部(政治コース)卒。1994年、日本銀行入行。在職中にオックスフォード大学経営学修士(MBA)取得。2003年、初当選。2007年、世界経済フォーラムより「世界の若手リーダー250人」に選出。民主党政権時代には、内閣府大臣政務官として、新設の国家戦略室を担当。現在、国会では衆議院国土交通委員会、科学技術・イノベーション推進特別委員会に所属。


渡辺 秀和【コンコードエグゼクティブグループ 代表取締役社長 CEO】

渡辺 秀和【コンコードエグゼクティブグループ 代表取締役社長 CEO】

一橋大学卒。三和総合研究所(現:MURC)戦略コンサル部門にて最年少マネージャーとして活躍。ムービン・ストラテジック・キャリアで5年連続No.1キャリアコンサルタントとして活躍後、2008年に当社を設立。2014年著書「ビジネスエリートへのキャリア戦略」を出版。コンサル業界・ファンド・事業会社幹部・起業家などへ1000人を越える相談者の転身を支援。