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#5 今後の展望

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#5 今後の展望

藤原

藤原:
ありがとうございます。
そろそろまとめに入っていきたいお時間になりました。
これからまちづくりに実際に関わっていきたいと思っていらっしゃる方が、今日もこの中にいらっしゃるかと思います。
そのような方にメッセージをお一人ずついただきたいと思います。
また、今後どのような活動を展開していくのか、展望を併せてお聞かせ下さい。

平野:
地方でこういった地域づくりをすることは、とてもエキサイティングでやりがいがあって面白い仕事だと思います。
当然、東京でも色々な仕事があり、それもクリエイティブで面白い仕事がたくさんあるでしょう。
一方、地方にいくと、人材が少ないということもありますが、僕が住んでいる岐阜県郡上市でも、色々な人たちが外からやってきて新しい活動をしています。
しかも、新しい活動をやりにきた人たちが多く、みんなすごく魅力的な人たちです。
僕は地方から東京に出てきたときは、東京はクリエイティブで面白い人たちがいる面白いところだと思っていました。
しかし、地方に行ってみると、地に足がついた意義のある仕事に取り組み、面白いことをやっている人がたくさんいました。
是非、どんどんそういった世界へ皆さんに入ってきていただきたいと思います。
収入の面とか、家族を説得するとか色々難しい面はあると思いますが(笑)、とてもやりがいがある仕事だと思います。

平野

私自身は、郡上市の石徹白というところにいますが、どんどん新しいことにチャレンジしたいという方を受け入れていきたいと思っていますし、それは私のいる石徹白集落だけではなくて、郡上市全体としてもそういった方を受け入れていこうということをやっています。

私は、実はもう一つ「HUB GUJO」という、郡上市全体の移住者の仲間たちと作っているNPOをやっています。
古い紡績工場を丸ごと借り受けて、コワーキングスペースにしたりだとか、サテライトオフィスやフリーのITの方の入っていただいて、郡上市でITビジネスをつくり出そうということもやっています。
郡上市内には、ソーシャルイノベータ―の方々がとても多いのです。
そのような方を私は受け入れていきたいと思っていますし、関心のある方は是非お越しいただければと思います。

藤原:
石徹白は良いところですか?

平野:
良いところですよ。水はきれいだし、空気もいいし、人も面白いです!

藤原:
地方に戻られて一番良かったと思われるのはどういうところですか?

平野:
よく聞かれるのですが、東京にいたときとは、まったく別の人生を歩んでいる感じがします。
仕事が変わることで別の人生になったというここともありますが、住む場所が変わって、周りの人たちが変わって、全然違う世界が広がってすごく刺激的です。
毎日退屈することのない世界が広がっていると思います。

藤原:
「刺激的」って、都会に出てくるときに使う言葉かなと思うんですけど、そうではないんですね。
地方だからこそ広がっている新たな可能性が刺激的だということですね!

平野:
はい。また、SNSもありますし、世の中すごく便利になっているので、東京なのか地方なのかというのは肌感覚としてはそれほど関係ありません。
都会とすごく離れてしまうかというと決してそんなことはありません。
より身近になっているし、よりチャレンジしやすくなっていると思いますね。

藤原:
 ありがとうございます。渡辺さんはいかがでしょうか?

渡辺

渡辺:
弊社へキャリアの相談に来られる方は、将来は経営幹部になりたい、あるいは、社会的に意義のある事業を立ち上げたいというご要望を持っている方が、たくさんいらっしゃいます。

 皆さんが共通して悩まれているのは――人生は一回しかない。
一回しかない人生なので意義があることに自分の人生を使っていきたい。使命へ捧げていきたい。
しかし、一回しかないからこそ失敗はしたくない――ということです。
この2つの気持ちの狭間で葛藤を抱えていらっしゃる方が多いのです。
こういう気持ちは、正直誰でもありますよね。

それに対して、「兎に角やっちゃえ!」と言ってしまうのではなく、先ほどお話したキャリアの階段をはじめとする、「キャリア戦略をしっかり作りましょう」という話なのです。
ちゃんと経験を積んで、ちゃんと準備してからやれば、そんな大変じゃないのです。
一回しかない人生だからこそ、着実に準備してからチャレンジしていく。そのためのキャリア設計なのです。
ぜひ、ご自身の夢のためにしっかりとキャリア設計をして頂きたいと思います。
キャリア設計をするプロセスが楽しいです。
自分の夢を自分でプロデュースする感じですので、そこを楽しみながらやっていただきたいと思います。

今まで弊社では、キャリアコンサルティングを通じて、次世代リーダーの皆さん一人一人のキャリアの設計を支援してきました。
しかしそれだけでは、キャリア設計のノウハウが日本全体にはなかなか広まっていきません。
そこで、昨年は本を出版してキャリア設計のノウハウをお伝えし、今年は大学でキャリア関連の授業に登壇して学生の方にお伝えしてきました。
このような形で、広くお伝えしていく活動を今後は強化していきたいと思います。

藤原:
ちなみに、こういったイベントに参加されるのは、渡辺さんは初めてだという話なのですが、参加されてみていかがでしたか?

渡辺:
我々も社会起業家の方とたくさん接点がありましたが、「まちづくり」という切り口で特化してたくさんの方にお会いさせていただくのは初めてでした。
私も昨日から色々なカンファレンスを見させていただきましたが、皆さんが創意工夫をしながら様々な課題に向き合い、非常に面白い取り組みをされていらっしゃることが分かり、とても楽しかったです。

また面白いのは、「まちてん」に来ると、以前のご相談者の方が結構来てらっしゃるのです。
志を持たれた皆さんが色々な世界に行かれた後、また今こういった世界に戻ってきていらっしゃるというのが、とても嬉しいですね!

藤原:
ありがとうございます。
まだまだお二人に話を聞きたい方、沢山いらっしゃると思います。
具体的なキャリアプランについてなど実際にお聞きになりたい方は、ぜひこの後直接お話になってみてください。
以上を持ちまして、トークセッション、「まちづくりイノベーターへのキャリア戦略」を終了とさせていただきます。

平野 彰秀【石徹白農業用水農業協同組合参事】

平野 彰秀【石徹白農業用水農業協同組合参事】

岐阜市出身。東京大学工学部都市工学科卒、同大学院環境学修士。 北山創造研究所、ブーズ・アレン・ハミルトンを経て、2008年春、岐阜へUターン。 2011年秋、人口約250人の集落・岐阜県郡上市白鳥町石徹白(いとしろ)に移住。 NPO法人地域再生機構副理事長、石徹白地区地域づくり協議会事務局。同年、人間力大賞(公益社団法人 日本青年会議所)受賞。


渡辺 秀和【コンコードエグゼクティブグループ 代表取締役社長 CEO】

渡辺 秀和【コンコードエグゼクティブグループ 代表取締役社長 CEO】

一橋大学卒。三和総合研究所(現:MURC)戦略コンサル部門にて最年少マネージャーとして活躍。ムービン・ストラテジック・キャリアで5年連続No.1キャリアコンサルタントとして活躍後、2008年に当社を設立。2014年著書「ビジネスエリートへのキャリア戦略」を出版。コンサル業界・ファンド・事業会社幹部・起業家などへ1000人を越える相談者の転身を支援。