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#1 我が国の経済、産業、企業が勝ち残るために必要なことは?

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#1 我が国の経済、産業、企業が勝ち残るために必要なことは?

DTC プレミア インタビュー

CEG佐藤本日はどうぞよろしくお願い致します。最初に、お二方のご経歴をお伺いできればと思います。

DTC藤井私は新卒でデロイト トーマツ コンサルティング(DTC)に入社し、計十数年に渡り、戦略領域を中心としたコンサルティングをしてきました。本業の傍ら、NPOのパートナーとして社会起業家の支援に数年間従事していた時期もあります。
現在私は、デロイトグローバルのストラテジー部門の日本リーダーとして日本における戦略コンサルティングサービスの展開を担当しているほか、デロイトのビジネスモデル自体のイノベーションをグローバルに扱う活動にも日本リーダーとして従事しています。
いわゆる戦略コンサルティングサービスの中で、私が特に専門的に担当している領域には2つの軸があります。1つはCSV(クリエイティング・シェアード・バリュー)戦略に括られますが、社会課題解決を軸としたビジネスモデルのイノベーションや、NPO/NGOなどのソーシャルセクターとの連携を通した新たな競争優位の構築という軸です。もう1つは、イノベーション戦略という軸であり、AI、IoTに代表されるExponential Technologyを活用した新規事業戦略や、第2のシリコンバレーと言われるイスラエルとのオープンイノベーション支援、大企業のイノベーションマネジメント改革などが該当します。

DTC プレミア インタビュー

CEG渡辺ありがとうございます。ソーシャルセクターの巻き込みやテクノロジーを用いたイノベーション戦略など、戦略コンサルティングの中に従来にはなかった領域を組み込んでいらっしゃるということですね。たいへん面白そうなテーマで、詳しくお伺いするのが楽しみです。それでは、羽生田さんにもお願いできればと思います。

DTC羽生田私は新卒でまずキヤノン株式会社に入社しました。経営企画部門に5年ほど所属し、中期経営計画や新規事業開発に携わりました。その後、一旦退職して経済産業省に入省し、当時の甘利大臣のもと通商政策や貿易交渉の仕事をしていました。主に担当したのは日本とASEANのFTA交渉です。3年ほど担当した後に、再入社というかたちで1年間だけキヤノンに戻り、ここではM&Aのディールを担当しました。事業会社と省庁の両方で働きましたが、私としては広く世の中に役立つ選択肢を探し、官僚に戻る道とコンサルティングの業界に入る二つの選択肢を手にしました。結果、コンサルティングファームに入ることにしたのです。

CEG渡辺「広く世の中に役立つ」という観点だと、国家公務員、コンサルティングファームでのキャリアはどちらも非常に魅力的ですよね。コンサルティングファームでのキャリアを選択された決め手は何だったのでしょうか。

DTC プレミア インタビュー

DTC羽生田国や社会に貢献したい気持ちが強かったからこそ、順序として、再現可能な問題解決力や戦略的思考を身に着けたあとで国の仕事をしたいと考えました。30代前半の若い時期に思う存分働く環境として、コンサルティング業界に魅力を感じました。転職活動の結果、米国系の戦略ファームに入社しました。通信ハイテク分野の担当マネジャーを務め、約5年間、新規事業や海外展開支援などの戦略プロジェクトやM&Aデューディリジェンスなどの幅広いプロジェクトを経験することができました。

CEG渡辺なるほど。成長できる環境という観点で、戦略ファームはとても魅力的ですよね。今までは異業種間のご転職をされてきた羽生田さんですが、戦略ファームからDTCへとコンサル業界内でご転職されたのは、何故なのでしょうか。

DTC羽生田日本のリーディング企業の一つであるキヤノンと戦略コンサルタントの両方の仕事を経験しました。その経験から出た結論は、「ピュアな事業戦略やマーケティング、コスト削減を積み重ねても、我が国の経済、産業、企業は勝ちきれない」というものだったんです。現在の日本に残されている時間を考えると、後ほどお話させていただくもっと新しいツール、旧来型のストラテジーコンサルティングではないツールが日本の経営には必要だと強く思うようになりました。
その点、DTCはフルカバレッジでツールの幅が圧倒的に広い。そして、社長の近藤をはじめとして、国や社会への貢献に対するアスピレーションがある経営陣と巡り会えたのでDTCへの入社を決めました。

CEG渡辺それはとても興味深いお話ですね。この後、DTCでの事業展開について、ぜひ詳しくお伺いできればと思います。よろしくお願いします。

#2 社会課題を解決しながら、ビジネスに勝つ――DTC流のストラテジーコンサルティングとは?

藤井 剛 | Takeshi Fujii 【ストラテジー リーダー】

藤井 剛 | Takeshi Fujii 【ストラテジー リーダー】

電機、自動車、航空、消費財、ヘルスケアなど幅広い業種の日本企業において、「成長創出」「イノベーション」を基軸に、成長戦略の策定や新規事業開発、海外市場展開、組織・オペレーション改革等のコンサルティングに従事。社会課題を起点にした新事業創造や、地方自治体・複数企業を核とした地域産業創造に多くの経験を有する。 主な著書に「Creating Shared Value : CSV時代のイノベーション戦略」。その他著書、メディアへの寄稿、セミナー講演多数。


​​羽生田 慶介 | Keisuke Hanyuda 【レギュラトリーストラテジーリーダー】

​​羽生田 慶介 | Keisuke Hanyuda 【レギュラトリーストラテジーリーダー】

経済産業省にてアジア各国との経済連携(FTA・EPA)交渉に従事したのち、米国系戦略コンサルティングファームにて経営戦略、事業戦略、新規事業開発、M&Aデューデリジェンスのプロジェクトを数多くリード。企業競争力や収益力に直結するルール(規制・標準)を梃子にする戦略策定、渉外支援に取り組んでいる。共著にて「最強のシナリオプランニング」執筆、その他メディアへの寄稿、識者コメント、セミナー講演多数。