求人検索
Concord Executive Group コンサル&ポストコンサル転職

注目企業情報

#1 教師志望だった小沼代表がNPOを創業した理由

Index

#1 教師志望だった小沼代表がNPOを創業した理由

渡辺:
まずは、小沼君のキャリアについてお話してもらえればと思います。

小沼:
学生時代は渡辺さんと同じく、一橋大でラクロスをやって、4年時は主将をやっていました。
ポジションも渡辺さんと同じゴーリー(ゴールキーパー)をしていました。
ラクロス部20周年の行事の関係で渡辺さんとお会いしてお付き合いさせていただくようになりました。

渡辺:
大学を卒業した後は何をしたの?

小沼:
就職活動をほとんどせずに、青年海外協力隊にいきました。
中東のシリアに行き、現地の小学校向けに環境教育のプログラムを起ち上げる活動を2年間したのが、社会人としての最初のキャリアでした。

渡辺:
それって一橋大では、ものすごく珍しいよね(笑)。

小沼:
そうですね(笑)。

渡辺:
なぜ就活しないで、いきなりそういう世界に行こうと思ったの?

小沼:
もともと、学校の先生になるつもりで、教員免許も取っていました。
ただ、社会を見ずに教師になるのが嫌で、何かしら社会経験を積みたいと考えていました。
折角であれば、「おもしろいオッサンになったな」と自分が思える経験をしたくて、会社員になるよりもちょっと変わったことをやりたいと考えていました。
そのようなときに、電車のつり革広告に青年海外協力隊の募集を見つけて、「これだ!」と感じて、思い切ったキャリアを選びました。

渡辺:
そうだったんだ。面白いねえ。
もともと、海外の活動に関心あったの?

小沼:
はい。大学時代は、部活のオフはバッグパッカーをしていて、東南アジアに旅行していました。
でも、部活のオフは一ヶ月しかないので、現地の人と仲良くはなれるんですけど、ケンカをできるほどは親しくなれません。
もう少し海外の人と、ガツガツやりあうような経験をしてみたいと思ったこともあり、それが協力隊という進路につながりました。

渡辺:
それは思い切ったね!協力隊にいったときは、教員になろうと思っていたんだね。

小沼:
中高の部活の顧問をやりたいなと考えていました。

渡辺:
協力隊に行ってみてどうでした?

小沼:
社会貢献の世界で2年間を過ごしてみて、その世界とビジネスの世界が繋がるんじゃないのか…ということを考えるようになりました。
僕が現地で所属していたNPOに、2名のローランドベルガーのコンサルタントが、ドイツから一年間出向してきていました。
「そんなエリートのコンサルタントが来て、何をやるんだ?」と思っていたら、彼らがビジネスで培った力を使って問題解決することで、NPOの状況がどんどんよくなっていきました。
問題解決する力は、とても価値があるんだと感じました。
また、そのビジネスエリートたちは、すごく楽しそうに仕事をしていました。
「自分が今までのキャリアで培ったスキルや経験が現地の人たちの役に立ち、『ありがとう』と言ってもらえて、とても嬉しい」と。
そのとき、輝かしいビジネスエリートの世界と社会貢献の世界とがオーバーラップした気がしました。

渡辺:
なるほどなぁ。そこが原点だったんだね。

小沼:
そんな経験をした後、日本に帰ってきました。
ところが、日本に帰ってくると、同世代の友人たちがゴルフと合コンの話しかしていない(一同笑)。
もともと熱かった大学時代の友人たちが、魂を抜かれた遊び人のように僕の目には映ってしまいました。
「お前ら目を覚ませ!」っていう気持ちが、僕の起業に対する熱い想いへとつながっていきました。
学校教育よりも、僕が目の前で見ている同世代の人たちに働きかける教育をやりたいと思うようになったのです。

渡辺:
大人向けの教育が必要だと。

小沼:
その大人の教育で何をやるかと言うと、あのドイツ人コンサルタントみたいにNPOの世界にどっぷり浸かって、そこで社会に対してガツンと貢献すれば、その経験で人は変わるだろうと。
それが今やっている事業に繋がっています。

渡辺:
日本に戻ってきてから、マッキンゼーに行こうと思ったのは、やはりローランドベルガーの人と出会ったからなの?

小沼:
そうです。ローランドベルガーの方に、社会貢献の世界とビジネスをつなぐ仕事がしたいと話しました。
社会貢献の世界にいたので、次はビジネス界でのキャリアを積みたいと。
「何をしたら、ビジネススキルが身につくんですか?」と聞いたら、「コンサルタントになれば、すごいスピードでビジネスの道を進んでいける」と言われました。
その教えに従って、帰国してすぐにマッキンゼーに応募して、無事受かることができて入ることになりました。
ですので、まさにシリアのときの経験が、その後の自分のキャリアを作っていったということになります。

→#2 小沼代表が描いたキャリア戦略とは?

小沼大地 | Daichi Konuma【共同創業者・代表理事】

小沼大地 | Daichi Konuma【共同創業者・代表理事】

一橋大学社会学部・同大学院社会学研究科修了。青年海外協力隊(中東シリア・環境教育)に参加後、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。同社では人材育成領域を専門とし、国内外の小売・製薬業界を中心とした全社改革プロジェクトなどに携わる。2011年3月、NPO法人クロスフィールズ設立のため独立。世界経済フォーラム(ダボス会議)のGlobal Shapers Community(GSC)に2011年より選出。


照沼かおり | Kaori Terunuma【事務局(広報・バックオフィス)】

照沼かおり | Kaori Terunuma【事務局(広報・バックオフィス)】

慶應義塾大学総合政策学部卒業。三井物産株式会社に約7年間勤務し、南米(ペルー・チリ)での駐在を含め、経理や内部統制など管理業務、及び南米向け金属資源投資案件のプロジェクト推進に従事。2013年8月よりクロスフィールズに参画し、広報・バックオフィスを担当。


渡辺 秀和|Hidekazu Watanabe【代表取締役社長 CEO】

渡辺 秀和|Hidekazu Watanabe【代表取締役社長 CEO】

一橋大学商学部卒業。三和総研(現:三菱UFJリサーチ&コンサルティング)戦略コンサル部門にて同社最年少マネージャーとして活躍。株式会社ムービン・ストラテジック・キャリアで5年連続No.1キャリアコンサルタントとして活躍後、2008年にコンコードエグゼクティブグループを設立。2014年著書「ビジネスエリートへのキャリア戦略」を出版。コンサル業界、ファンド、事業会社幹部、起業家などへ1000人を越える相談者の転身を支援。