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#3 ADLの今後の方向性と採用ニーズ

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#3 ADLの今後の方向性と採用ニーズ

ADLの今後の方向性

CEG 大野:
赤峰さんは、エネルギープラクティスの責任者に加えて、パートナーの一員としてこれからのADLを作るというミッションも担っていると仰っていましたが、「テクノロジー&イノベーション」に強いファームとして、そのターゲットを製造業に限定されているわけではないということですね。

ADL 赤峰:
製造業に限定されたものではないですね。
我々の大きなミッションは、イノベーションの形態が刻々と変わる世の中に対し、テクノロジー&イノベーションという強みを活かして、イノベーションとビジネスの橋渡しをしながら未来を創っていくことだと考えています。
これらは前述の通り、製造業以外でもテレコム業界やエネルギー・インフラ業界などあらゆる業界で必要となっていますので、今後様々な業界の案件が増えていくと思われます。

CEG 大野:
なるほど。取り組んでいる領域が、技術屋さんのみの世界から、ぐっとCEOの世界に近づいてきているイメージですね。

ADL 赤峰:
はい。これはグローバルのADLの方針でもありますが、これまで以上にCEOアジェンダにフォーカスしていくという話になります。
ファームの成長戦略の一つとして、日本経済の成長とともに多様化・大型化するクライアントニーズに対し、戦略からITインフラ含めた機能・組織組成等、実行支援まで一貫してサービスしていくというものがありますが、ADLは”side by side”の言葉に表れるように、クライアントに寄り添い、「クライアントの腹に落ちる言葉」を使い、クライアントに伝わる戦略でイノベーションを起こし、この差別化した領域で、クライアントのトランスフォーメーション(変革)まで支援するというスタンスが他ファームとの違いになります。

ADLの今後の採用ニーズ

CEG 大野:
そうするとプロジェクトの難度もより上がっていくと思われますが、その中でこれからの採用ターゲットについてお聞かせください。
従来は技術の分かる方へのニーズが強いイメージを持っておりましたが、赤峰さんのようにエネルギーを担当し、かつADLの未来を担う採用を担当している立場からご覧になるといかがでしょうか。
例えば、エネルギーのこういう固有の技術を持っている、自由化に対して特別な知見を持っているなど、具体的な採用ニーズはありますでしょうか?

ADL 赤峰:
現在の採用ターゲットは、イノベイティブな人材、すなわちリスク面も考慮しつつ新たなビジネスモデルを構築できるような人です。
これは非常に難しい課題であるため、頭の柔らかさや切り口の鋭さ、あとは色々な人にインタビューしたり、ディスカッションしたりなどのコミュニケーション能力といった面に優れた方、要は知的でタフな方が重要なターゲットであると考えています。

CEG 大野:
エネルギーの特別な技術・知見がコモディティ化の流れにあることなども踏まえると、地頭やビジネスセンスのほうが重要だということですね。

ADL 赤峰:
そうですね。
最先端の技術そのものも必要な部分ではありますが、それが今後進化し得る技術なのか、どう進化していくモノなのか、未来までを見た中でその技術をどう捉えていくのか、というところが重要です。
幸いにしてADLは世界的にもイノベーションとテクノロジーが強いので、色々な専門家がいます。
その彼らと連携しながらビジネスを作っていけるところが強みなので、彼らと連携してイノベーションにつなげていくコミュニケーション能力も必要ですね。

CEG 大野:
ADLが有する高い技術知見とCEOアジェンダを掛け合わせて、非常に高度な『あるべき姿』を考え、ビジネスにしていくことのできる方が必要なのですね。
従来ですと、理系でなく技術も分からないということでADLを諦める方がいたと思いますが、諦めずにどんどん積極的にチャレンジしてくださいということですね。

ADL 赤峰:
その通りですね。

ADL 赤山:
先ほどコミュニケーション力が挙がりましたが、個人としての意見を求められますので、プレッシャーに耐えて自らの意見を論理的に説明できる能力は重要です。

また、技術的知見とビジネスセンスのどちらをより欲するかという点の参考としてですが、例えば私は今、人工知能についての事業戦略を策定する中、スタンフォード大の先生などと議論しながらプロジェクトを推進していますが、ADL側のメンバーの半分近くは文系出身なのですよ。

CEG 大野:
文系なのですか!?
人工知能というと、すごく理系な感じがしますが。

ADL 赤山:
結局我々が人工知能を作るわけではないので、人工知能が社会にどのようなインパクトを与えるか、あるいは競争軸はどうなっていくのかなどを考えるのは、別にテクノロジーの知見という問題ではないのですよね。
むしろ、「ヒトの知性の有り方」「そこにおけるテクノロジーの貢献余地」といった観点で「問いを設定できる」ことが重要です。
つまるところ、技術の進展がビジネスの構造をどう変えていくのかに対して仮説を作っていくことであり、それはビジネスの構想力の問題になります。

CEG 大野:
なるほど、今まで我々がADLについて勝手なイメージを持っていた部分はあるかもしれませんね。

ADL 赤峰:
イノベーションが扱えるのであれば、理系文系を問いません。
採用の際に面接させて頂くメンバーは、イノベーション親和性を丁寧に見ています。

CEG 大野:
どういう人ならイノベーションに親和するのでしょうか?

ADL 赤峰:
数字が全然好きじゃないとか、技術に全く興味がないとなると厳しいかと思いますが、そうではない前提ですと、例えば「あるべき姿」といったモノゴトや概念を捉え、フレームワーク等で整理する能力、またそれを伝えるコミュニケーション能力の高さということかと思います。

ADL 赤山:
そして、個別のインダストリーについて、定義なしでは話せないという人は難しいと思います。産業を横断的に理解できる人の方が求められています。
例えば、私は半導体関連のプロジェクトを数多く担当してきましたが、半導体企業がプロセスオリエンテッドな伝統的な製造業としての位置づけから、知的資本の集約とエコシステムによるレバレッジが求められるソフトウェア産業としての位置づけに変容していったため、同じ「半導体産業」のプロジェクトであっても、従来のビジネスの枠やルールを超えて、産業を横断的に見る視点が問われるようになりました。

CEG 大野:
日本人には今まで中々いなかったタイプの人材が求められているのかなという印象ですね。

ADL 赤山:
メーカーの名経営者は必ずしも技術者出身でない場合も多いかと思います。
彼らは別にテクノロジーそのものが分かっているのではなくて、我々の業界を支配するのはこういう力学だ、ということをスパッと言い切りますよね。
そういうセンスがあるかどうかだと思います。

ADL 赤峰:
ADLは理系が多い印象かと思いますが、実は社長の原田がマネージャーだった頃は、文系が多かったようです。
あまり理文を意識していなかったとのこと。
この時はインターネットが爆発的に普及し始めた80~90年代でしたが、ADLは理系が多いというステレオタイプではなく、「頭脳の使い方」で差別化されたコンサルタントが集まってきていると考えるほうがよろしいかと思います。

CEG 大野:
分かりました。理系文系問わず幅広く優秀な方を待っているということですね。

#4 ADLのカルチャー

赤峰 陽太郎 | Yotaro Akamine【パートナー】

赤峰 陽太郎 | Yotaro Akamine【パートナー】

大学院博士課程修了後、電力会社にて主に企画部門を経験。指名制留学制度にて米国留学後コンサルティング業界へ。米国系戦略コンサルティングファーム、欧州系ロボティクス・電力機器メーカー(スマートグリッド事業部長)、監査法人系コンサルティングファーム(パートナー)を経てADLに参画。幅広い業界のTier1顧客に対し、エネルギー関連ビジネスを中心に事業環境の変化に応じた最新のニーズに対応、戦略策定から実行支援まで提供している。


赤山 真一 | Shinichi Akayama【プリンシパル】

赤山 真一 | Shinichi Akayama【プリンシパル】

大学院卒業後、大手移動体通信企業において各種新規サービスの企画・立ち上げなどに携わった後、ADLに参画。主な担当領域は、エレキ・機械・ヘルスケア等の製造業およびICT関連企業における事業戦略策定及び企業再編に係る戦略策定・実行支援。特に近年は、日本におけるマクロな産業構造の変化とICT産業の進化を前提とした、ICT産業と製造業の融合を含む多様な産業における新たな事業モデルの創出・実現に注力している。